星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

リベンジ(笑)の週末がやってくる。

2010-06-04 | 映画「宮城野」
いよいよマイ「宮城野」の週末がやってくる。
山崎監督のブログによれば、土曜日の舞台挨拶が面白そう!
(舞台挨拶は5日10:30の回終了後)
撮影でのエピソードや矢太郎の左利きの理由なんかも聞けるらしい。
質問にも答えてくださるそうなので楽し・・いだろうな、行ける人は。

けっきょくその日は仕事になり、勅使川原さんの公演にも名古屋にも
まったく行けやしない・・・グスン。
その舞台挨拶の様子がきっとネット上のどこかで読めますように!
どなたかブログでつぶやいてくださ~~~い。
とにかく私は日曜日に映画だけ見に参りまする。

そのINFORMATIONページに、映画『宮城野』2つのヴァージョンに
ついてのコメントがアップされているのだけど、全方位的になんて
行き届いた説明なんだろうと思いました。
これなら私もリベンジなどと意気込まず(笑)、企画意図の違う別の
映画と割り切って楽しめそう♪

【スタンダード版】(デジタルハイビジョン上映・77分)
【ディレクターズカット版】(35mmフィルム上映・113分)

それと。
監督によれば、今回の御園座の『夏祭浪花鑑』は愛之助さん自身は
通しでやりたかったのだとか・・・。
私たちもそれを望んでいますから~♪ いつかきっと。
『女殺油地獄』の通しもね!

●映画『宮城野』フィレンツェ凱旋上映スケジュール
【ディレクターズカット版】(35mmフィルム上映・113分)
2010年5月29日(土)~6月4日(金) 10:30~
6月5日(土)~11日(金) 10:30~/15:00~
名古屋シネマテーク TEL: 052-733-3959
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7 コメント

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リベンジ遂行祈願(笑) (puspitasari)
2010-06-04 18:46:18
私は結局、日曜と月曜は名古屋を通り過ぎて、東京へ、「鳴神」に行ってしまいます。
監督さんのコメントを読んで、「違いを楽しまなあかんのんちゃう?」と、やはり観たくなったのですが・・・。
もう他力本願(笑)
待望の「ディレクターズカット版」の感想を楽しみにしております。
返信する
puspitasariさま♪ (ムンパリ)
2010-06-04 22:44:18
はーい!
もう邪推はするまいと心に誓い(笑)、気持ち新たに
楽しんできますね~♪
宮城野はおまかせくださいまし。
puspitasariさんには『鳴神』を託しました、です♪
鳴神上人がどこまで・・・・・・か、しっかり見届けてくださいね!
ええなあ~、ナマ♪(ビールかい!)
返信する
「宮城野」山崎監督挨拶1 (来夢)
2010-06-05 23:03:35
今晩は、お邪魔な来夢です。
昔は年200本くらい劇場で観ていた映画も今年は今日3本見て、やっと40本。その分歌舞伎(+交通費)に流れて行っている。

さて、すでに記憶からこぼれてしまっている去年10・27の赤坂RED初日とのヴァージョンの違いは他の人にお任せしましょ。
あさ10:30スタート、終映後監督登場、お若いのに和服です。

監督のお話の要点とQ&Aの再録。(  )内は来夢
開口一番、朝から見る映画じゃないですね(爆)
宮城野を撮ろうとしたきっかけは04年毬谷友子の舞台「宮城野」を観て、すでに毬谷友子さんとは友達だったが彼女が「これ、映画にしようよ」と言われたから。4年かけて完成。撮影は2007年11月の1カ月間。当時愛之助さんは国立劇場出演中(昼の部だけ)16時にはけてから化粧落として東映撮影所へ移動、メークして19時ころから時には朝5時まで撮影。ホテルへ戻り2時間程度の仮眠で国立へ。この繰り返しという超ハードでした。目のくまはメークでなく本物です(笑)。こんな日々でも愛之助さんは「疲れた、眠い、しんどい」とは一度も行ったことがない。またもどるときもスタッフ一人一人に「お疲れさまでした」と必ず声かけをしていった。
<to be continued>
返信する
「宮城野」山崎監督挨拶2 (来夢)
2010-06-05 23:14:48
以下、質問に答えて。
①リアリティについて=楢山節考について、木下監督はそのまま写実的にはとても撮れないので歌舞伎様式を取り入れた、今平さん(今村昌平)はそのリアルさをそのまま生かした。小汚い話でもあり、木下式にした。
一番撮りたかったシーンは、宮城野の部屋のふすまを開けると写楽の部屋になるところ。
②上方歌舞伎役者を選んだ理由=写楽の絵は歌舞伎役者ばかり、よって歌舞伎役者から選びたかった、年齢的には30代の人、(候補は何人かあった)浅草歌舞伎で瞬間瞬間で涼しい目をする役者がいた、それが愛之助、これが矢太郎の眼だと思った。上方ではあるが江戸言葉も大丈夫と思ってOFFER、快諾してくれた。
③描きたかったのは、宮城野の自己犠牲、矢太郎の狂気、写楽のミステリーさ。説明的な映画が多くなっている中あえてこの三つをそのまま描き、わからなくする手法にした。(ごめん、ちょっと意味が分かりにくいね)
最後の質問④左利きの理由=楽しい質問をありがとう。写楽左利き説は撮影後で知った。イケメンの浮世絵師喜多川なんtか??(聞き取れず)さんに吹き替えを頼んだ、彼は左利きだった。これが理由(爆)愛之助さんに話し、おしっこも左手でと(爆)頼んだが気楽に受けてくれ、左で何でもやれるよう練習してくれた。宮城野に着物を投げつけるシーン(最後のほう)で右で投げてしまったが監督もスタッフも気づかずOK出したが愛之助さんから撮り直しを言い出してくれた。

最後の質問は来夢でした。やっぱ質問が低俗だね。すでに次の開映時間に食い込んでいたみたいでしたが、司会は顔なじみの支配人、にらんでやったら「これで最後です」。監督から「楽しい質問をありがとう」って返されました。

ロビーに愛之助さんのサイン色紙ありました、写真ありますよ。(ケータイなので画質は。。。)

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来夢さま♪ (ムンパリ)
2010-06-06 01:33:02
舞台挨拶に行かれたのですね。
さっそくのご報告どうもありがとうございます!
映画の撮影エピソードらしいお話ですね。そうでなくては。
愛之助さんにオファー決定の理由→「矢太郎の眼」のくだりが
私たちにはグッときます。

矢太郎の左利きについては、私も3月に初めて見たときから
気になってましたから。こちらにコメントをいただいた
アキラ様からその理由を聞かされたときはうれしかったです。
それにまつわる愛之助さんのエピソードはファンとしても
聞きたかったし、ありがたいことですね~。
詳細恐れ入ります。感謝いたします。
それでは私は映画だけ見てまいります。

浮世絵の六代目歌川国政さんの公式サイトはこちらです。
http://www.kunimasa.jp/index.html
歌川さんが描かれた宮城野の絵も見られます。
返信する
秘密の追加情報 (来夢)
2010-06-06 22:41:27
浮世絵情報ありがとう、歌川か喜多川かも定かでなかったので。

監督は名古屋人、終了後もロビーに高校時代の友人数人と談笑。上映中隣の席だった関西女性3人組(ラブリンファンでしょう)がいろいろ質問をしていたのを一緒になって聞いていて、「次の上映は決まっていない、関西で企画中」と(こんなとこにばらしていいのか??もうすこし具体的なことも聞きました。けど言っていいのかな?????)
後ほど何らかの方法で。
返信する
来夢さま♪ (ムンパリ)
2010-06-07 00:03:25
追加情報ありがとうございます。
もうそれだけでじゅうぶんでございます。
未発表のものはここに書けませんし、正式発表になれば
山崎監督の公式サイトにアップされると思いますので。
くれぐれもご心配なく。ありがとうございました。
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