兵馬俑坑の出口を出ると目の前には路上市場のようなテントがいくつもあって、兵場傭抗にちなんだお土産品がところ狭しと並んでいます。するといきなり何人かの女性が手にお土産品を持って近づいてきます。しきりに中国語でしゃべってきますがさっぱり分かりません、でもきっとこのお土産を買ってほしいと言っていることは想像がつきます。何も言わず無視するしか方法がなかったです。気の聞いたジョークでも言えればいいのですがね。しかし中には手ごわい相手もいました。年配の小柄なおばちゃんです。見るからに土産売り何十年という経験がありそうです。ただまくしたててうるさいだけならいいのですが、私の腕を最初は軽くたたきながらしゃべっていたのに、だんだんとそのたたき方が強くなってくるのです。おばさんたちが話しに夢中になると手加減もせず腕のスナップを利かせて叩いてくるあのおばちゃんパンチです。もう少しで負けそうになりましたが、私も女です。負けませんでした。