♪音の広場♪ サウンドジムあしかがはアマチュアプレイヤーのプラットホームです。

各楽器のスクール、貸スタジオ、コンサートホールの運営を通して、音楽を楽しむ方のための交流スペースとなってます。

あえて作る聴く時間・・。

2018年11月18日 22時45分38秒 | オーナーのひとりごと

いざ、演奏に入ってしまうと、弾くことのみに集中してしまって、
なかなか、「聴く」ことができないのでは・・・。

聴く余裕が無い・・・
聴くタイミングが無い・・・

曲中のブレイク時に1~2小節音を出しておく場面もありますが、
自然に音が消え入るまでの長い時間はありません。

よって、演奏する前に、チューニングをして、
ひとつコードをジャラーンと鳴らしてみます。

そして、できれば、自然消音となるまで、
しっかり聞いてみます。

結構長い時間響き続けるのがわかります。

チューニングの確認のために、音を出して聴いてみるわけですが、
こんな音の聞き方はあえてそういう時間を作らないとできないものです。

Live前に気持ちを静めるにもいいですし、
なんせ、自分の出した音を充分に聞き入れることがとてもうれしい。

だから、レッスンの時は、なるべく、ひとつコードをきめて、
生徒さんと私の音を同時に出して、重ね合わせ、
一致感・・ またまた、ズレを聞き取ったりもします。

演奏前のチューニングという作業の中に、
音を聞き分ける大切な時間があります。

そして、さらに、チューニングはこまめにすること・・
よって、それは習慣となって、ゆっくりと時間をかけて
音感の醸成に反映されていくものかと・・・。

このほかにも、習慣で身につく技術や感性はまだまだありますね。
時間をかけなければ手に出来ないものはたくさんあります。

しかし、生徒さんも上達してくると、
私もついついそれをとばしてしまう傾向にありますね。

自警しなければならないことです。




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