事故が起きる。
プールの事故。
前職では、プールの管理の仕事もしてきた。
その中で、「これだけは・・避けなければいけない」という事故が今年も
起きています。
開場前には、監視員アルバイトを集めて、業務研修を行った。
安全とは・・・ そのためには何をしなくてはならないか・・・。
こんな猛暑の中の監視業務は確かに大変だ。
特に、構造上、コンクリートの照り返しもあり、想像以上の熱さになります。
そんな中で、監視台にずっと座っているのは、暑さと眠気との戦いを
自ら招いていると同じです。
よって、監視員には、監視台、プールサイド、さらには、プールの中にも入って
監視するように指示をしていました。
監視台に監視員がいないと「監視していない・・」と言われた時がありましたね。
だから、監視台から離れないようにしています・・。
んな・・? ばかな。
そんなこと、きちんとお客さんにもわかるように、監視員の配置もお客様への
連絡事項として周知すりゃいいことでしょ!!。
そのくらい場内をリードできなくては、1000人を超える人の安全を
確保できませんね。と。
混雑時は、人と人が重なり、構造上死角がなくても、人と人の陰が、動く死角となって
発見を遅らせてしまうことが多いので。
簡易滑り台のところにもまめに足を運び、こどもたちに声をかけながら、
監視をしてもらった。
一方、保護者の方にも強く協力を呼びかけた。
「お父さん、お母さん、周りをみてください、お子さんは今どこにいますか?」
「顔色をみてますか・・ トイレの心配もしていただけてますか??」
そんな呼びかけをマメに場内放送で促しました。
ありきたりなアナウンス・・ 特に録音で放送。
ダメですね。誰も聞いてません。
お客さんの動きを見て、つぶさに情報提供に変化をつけていく。
監視員は動き回り、本部はDJさながらで。
プールサイドを走れば転んで怪我をするのは当然のこと。
だから、走らないように。それは、親御さんにも協力を呼びかけ、
さらには、監視員が直接そのお子さんにも言い聞かせておりました。
おかげさまで、とにかくうるさいプール・・と。アンケートに書かれる始末。
研修の中で、「保護者の方も遊びにきている感覚。これは当然。がしかし、
子の行動をしっかり見てあげる当然の務めもある。これが出来ない保護者が
最近増えてきている。大人を子供扱いするつもりもないが、親の務めである
ことについては、しっかり果たしていただけるように何度も伝えよう」
そのことで、逆切れされて、怒鳴り込まれても結構だから・・と。
実際、生意気な監視員がいるとか、注意事項が放送で多すぎるとか・・。
責任者出て来い!! まで。
でも、このプールで痛ましい事故が起きるよりましですから。
ちょっとした怪我があると、「監視員は何してたんだぁ!!」とか。
そして、そんな親に限って、目を離していることが多い。
よく話を聞いてみれば、やはり。
「プールは託児所じゃありませんと」。
あまりの放漫さに、言わなきゃいいことまで言ってしまって。
でも、最悪の事態だけは避ける。この一念でした。
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