トリ・・・

ライブ、コンサートでいえば、その日・・　または、一イベントの一番最後の演奏者ということでしょうか。

話の由来は、「寄席」からみたいですね。
「取り」つまり、最後の演者が、その日の木戸銭を手にして、
それを、その日の主演者に配分する「親方」的な役割も担っていたとのこと。
「入り」悪いと、トリが足して配分したりと・・・
「顔」であり「責任者」なんですね。もちろん経営のこともしっかり
切り盛りして・・と。

もちろん、力量も言うまでもないことなのでしょうけど、
１日の仕事を終える、ひとつの仕事にけりをつける・・・
その締めくくり役を担う役目は、中にも外にも、
責任者としての所在を知らしめる大切な役割なんですね。

私はその役割の方が「トリ」としての仕事は大きいと思ってます。
無論「演」も大切にしなくてはならないですが、
素人の世界であれば、「できる限りの一生懸命」が、
お客様に対しての礼儀と報いになると自負しております。

来場いただいた方には、できるかぎりの「演」で応え、
できるかぎりの「礼」をつくすことが大切かと。

最近、当ジムでもコンサートが増えてきましたので、
ちょっとそんなことも私なりに調べ・・考えてみました。

森