生徒さんへのアドバイスから・・・⑤

とかく、失敗しないように・・・　ミスしないに・・・と、考えていませんか・・。

これは、自ら演奏して音楽を楽しむことへの大障害です。

極論・・・　人間だから失敗はあります。

ということです。

ただ、プロは、成功率は高い。ということ。
となれば・・・　Ｂａｎｄ内でも「お互い様」ですね。

ただし・・・
「やることがわかってない」
これでは、いけません。なので、すべきことをしっかり確認することです。
それと、わかっていてもできないこと。
それはそれで仕方ないことです。ですから、「できません」と明言、もしくは、
「できない」という演奏ほそのまますべきです。
つまり・・　音が出なかったり、ミストーンがでたり・・・と。

もし、ひらめくならば、「簡単・・　簡略・・バージョンでもいいですか?」とか・・
はっきり公言すべきですね。

別に、恥ずかしいことではないでしょう。そこを恥ずかしがる理由は?
ではなぜ・・　その歌い方で、友達とカラオケにいけるのか・・?。
と・・なりますけど・・・。いかがなものでしょうか。

「すべきことに集中していない」のもダメです。
これは、姿勢を問われます。一度までも、２度、３度・・・。
やる気があんのか・・・!!。と。
姿勢というか、「人」までも問われてしまいますから。

やると決めたら、一生懸命やりましょうね。
そのうえでの失敗やミス・・・　これは私、大好きです。
一番、その人らしい。
そんな時に、個性も器の大きさも、そして、経験値も出ます。

失敗で人をはかることなんてあまり考えたくないですが、
世の中なんて、「逆」で見えてることが多いでしょ・・。

だから、人の失敗で笑ってしまうなんて言語道断ですね。
もちろん、同情もあるかもしれませんが・・・
「微笑ましさ」ならばとても良いコミュニケーションでしょう。

そんな「笑み」を、「笑われた!!」なんて誤解しないように・・。
場の流れと人の表情を汲み取れるように・・・。
一生懸命に・・・　ですね。

森