独学について・・

独学はある時・・・　独創性ともなることがあります。

その人しかできない・・　ある意味オリジナルです。
個性ですね。

独学でできないものがある・・・・
独学により他人に出来ないことがある・・

これは大きな違いです。
そして、境目が必要です。

境目・・　あきらめが開き直りを生み出し、
今の自分に気付くことなのかもしれません。

または、今は無理。だから、自分の出来る範囲でやっておく。
そんなとりあえずの回避、代替・・・　柔軟性とも。

それを目標にすること。励みとして、また、あこがれとして大切な
ことです。しかし、いつまでも、できない部分で足踏みしていては、
ギターを弾けるようになりたいという初期的なエネルギーは
費えてしまいます。

大局で何が大切なのか・・　そんな判断が必要となります。
彷徨える旅人には、道案内が必要なのかもしれません。

さて、個性となるのか・・・　それとも、挫折となるのか・・・
個人判断の自由です。でも、前者を選びたい人がほとんどでしょうね。

では、その決め手は・・・?

「とことんやる」ことです。

アメリカのように国が広大で、情報も乏しく「知らずそうしてた」ことにより
育まれる個性もありますが・・・。

基本であっても、基本を逸脱していても・・・　
とことんやることです。

そして、気付き・・思い直したら、迷わず、潔く、スタートライン、もしくは、
分岐点に戻るべきです。ここで、面倒だな・・・と思い、ショックを受け
立ち上がれなかったら、「そこまで」のことです。

むろん・・・　あきらめたら終わりです・・・。
時間かけてもあきらめなかったら「勝機」は必ずあります。

なんだか・・・・　独学をリスペクトしてしまい、
私の生業の墓穴を掘ってしまう話になりました。

私がレッスンで生徒さんをお世話させていただいている中で
とても大切にしている経験です。

ギターに関わらず、どんなことにも、あてはまることです。
人には、一人でやっていかなくてはならないことが必ずあります。

あまりにも時間が必要な・・・　やり直し、繰り返しの世界でのこと。
やもすると「無駄足」ともとれる時間を過ごします。

しかし、ギターという趣味だからできることでもあります。
もし、ひとつのことを追い求めるならば、ぜひ、とことん拘っていただければ
幸いです。　その粘りと頑張りが、実は、実生活にも大きく役に立つことも
間違いではありませんね。

森