森の里ホームズのブログ

インテグリン

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 インテグリンは細胞の中と細胞外基質を結合し、ヘミデスモソームや接着斑の形で血管などの基底膜と細胞の接着に関与しています。 インテグリンはαとβタンパク質から成るヘテロ二量体を形成する細胞膜タンパク質であり、細胞外基質の受容体として機能している。 α(17種)とβ(8種)の組み合わせにより多種の二量体、すなわちインテグリンファミリー(現在22種確認済み)を成す。 白血球の組織内への遊走は、白血球細胞膜上のインテグリン(LFA-1,CR3,VLA-4等)が細胞外基質ICAM-1(intercellular adhesion molecule-1)を介して 血管内皮細胞と接着することで、 リンパ球のホーミングは、リンパ球上のインテグリン(LFA-1,CR3,VLA-4等)が細胞外基質VCAM-1(vascular cell adhesion molecule-1)を介して内皮細胞と 接着することで起こる。 血管内皮細胞のVCAM-1発現はTNF-αやIL-4により誘導される(皮膚微小血管内皮細胞の場合はTNF-αのみ)。 血液凝固反応の初期にでてくるコラーゲンやvWF(フォンビルブランド因子)も浮遊しているのではなく、インテグリンを介して細胞内の アクチン繊維と結合した状態で存在する。

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