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森の里ホームズのブログ

ワクチン接種後に亡くなった方で20人中3人の心筋からmRNAが検出された

現在9月27日に公開されたnatureの記事がとても話題になっているので紹介します。

コロナワクチン接種後に30日以内に普通に亡くなった方で、20人中3人の心筋からmRNAが検出され、マクロファージが集まっていたという内容です。

Duration of SARS-CoV-2 mRNA vaccine persistence and factors associated with cardiac involvement in recently vaccinated patients
Aram J. Krauson,ら(Massachusetts General Hospital, Boston, MA, USA)

【BNT162b2(BioNTech-Pfizer)とmRNA-1273(Moderna)のmRNAワクチンが迅速に設計され、大量生産された。
SARS-CoV-2 mRNAワクチンのヒト組織における分布と持続期間は不明である。ここでは、各mRNAワクチンを検出する特異的なRT-qPCRベースのアッセイを開発し、最近ワクチンを接種した死亡患者のリンパ節、肝臓、脾臓、心筋をスクリーニングした。ワクチン接種後30日以内に死亡した患者の大部分では腋窩リンパ節からワクチンが検出されたが、ワクチン接種後30日以上経過した患者では検出されなかった。縦隔リンパ節、脾臓、肝臓ではワクチンは検出されなかった。死亡30日以内にワクチン接種を受けた患者のサブセットでは、心筋でワクチンが検出された。ワクチンが検出された心室では、ワクチン接種時に心筋障害は治癒しており、ワクチンが検出されなかった心室よりも心筋マクロファージが多かった。これらの結果から、SARS-CoV-2 mRNAワクチンは、ワクチン接種から30日まで日常的に持続し、心臓で検出されることが示唆された。】

心臓にワクチンが検出された3人の患者と、心臓にワクチンが検出されずにワクチン接種後30日以内に死亡した9人の患者を比較した(表1)。年齢、性別、体格指数(BMI)、ワクチン接種からの期間、基本的な心臓危険因子に有意差はなかった。心臓にワクチンが検出されたした3人の患者全員がBNT162b2の投与を受けていたが、これは統計的に有意ではなかった。組織学的スライドを評価したところ、どの患者にも心筋炎は認められなかった。しかし、心臓にワクチンが検出された3人の患者全員(100%)が、心臓にワクチンが検出されていない9人の患者のうち2人(22%)だけと比較して、ワクチン接種前または直近のワクチン接種時に始まった治癒性心筋傷害を有していた(図3a)。
これらの患者における心筋傷害の特異的部位(左心室と右心室)を考慮すると、ワクチン接種時に心筋傷害のあった7心室中4心室(57%)でワクチンが検出されたのに対し、ワクチン接種時に心筋傷害のなかった17心室中では1心室も検出されなかった(0%)(P=0.003、Fisher exact検定、図3b)。心筋傷害の治癒は心筋へのマクロファージの浸潤と関連している。ワクチンが心臓にある患者は、ワクチンが心臓にないワクチン接種後30日以内に死亡した患者よりも心筋にマクロファージが多かった(図3c、d、補足図1、P = 0.0003、t検定)。

普通に亡くなった方でも、20人中3人の心筋からmRNAが検出されており、心筋損傷が治癒した所見も見られています。mRNAが心臓に到達してそこでスパイク作られており、決して心筋炎は稀ではなかったことが明らかになっています。


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