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特発性大腿骨頭壊死症(IONもしくはONFH)

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 特発性大腿骨頭壊死症 Idiopathic osteonecrosis of the femoral head; IONもしくはONFH)とは、 大腿骨頭の一部が、血流の低下により壊死(骨が腐った状態ではなく、血が通わなくなって骨組織が死んだ状態)に陥った状態です。骨壊死が起こること(発生)と、痛みが出現すること(発症)、には時間的に差があることに注意が必要です。つまり、骨壊死があるだけでは痛みはありません。骨壊死に陥った部分が潰れることにより、痛みが出現します。したがって、骨壊死はあっても、壊死の範囲が小さい場合などでは生涯にわたり痛みをきたさないこともあります。

 特発性大腿骨頭壊死症は、危険因子として、SLEなどの免疫異常の疾患(膠原病)や臓器移植などによるステロイド投与、アルコール、喫煙が関連していることがわかってきています。

【症状】
 骨壊死が発生しただけの時点では自覚症状はありません。症状は骨壊死に陥った部分が潰れて大腿骨頭に圧潰が生じたときに出現します。大腿骨頭壊死症の発生から症状が出現するまでの間には数ヵ月から数年の時間差があります。自覚症状としては、比較的急に生じる股関節部痛が特徴的ですが、腰痛、膝痛、殿部痛などで初発する場合もあります。初期の痛みは安静によって2~3週で軽減することもありますが、大腿骨頭の圧潰の進行に伴って再び増強します。

【治療法】
 治療法は年齢、内科的合併症、職業、活動性、片側性か両側性か、壊死の大きさや位置などを考慮して決定します。

<出典:難病情報センター>

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コメント一覧

morinosatoh
taul_nakataneyさん、コメントありがとうございます。
コロナワクチンを射っていますか?
もしかすると、血栓により、大腿骨頭の一部の血流が悪くなった可能性もありますね。お大事になさってください。
taul_nakataney
私も右脚の骨頭壊死症で回転骨切り手術をして、再発はないと言われたのに1年後に再発して、結局人工関節にしました。
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