そろそろ桜前線が北上してくる季節になりました(作品は今年3月分です)。
しかしながらこのコロナ禍三密でお花見中止の声も聞こえてきたりします。
くいしんぼのタニシくん、お花見を楽しみにしていたようですが…… はたして!
このタニシくんは、介護福祉の文具マーケット「CAPS」でおなじみの株式会社タニシ企画印刷のキャラクターです。
月一回お客様にお届けする定期広報誌「インフォメーション」に2008年12月4コマ漫画に初登場して12年150回を数えました。
プロットとネームを担当していたよしGは許可をいただいてこのチャンネルに登壇させていただくことに了承をいただきました。
(No59)4コマ紙芝居タニシくん『第7話 なみだの花見弁当』プラス逆立ち
昨年のゴールデンウィークに津和野に「御所の花」展を見に行った。
むかし、娘に旅の絵本を買い求めたことを思いだした。
馬に乗った旅人が、いろいろなところを巡る絵本だ。
もちろん「御所の花」が目当てであったのだが、旅の絵本の違う画風に驚いたのも事実だ。
ピカソのすごいところは、違う画風を何十何百もある、そこがすごいところだと聞いたことがある。
安野光雅の花の水彩画もいいが、自然の山川の風景も好きです。
でも、この「旅の絵本」は、ひとつ次元の違うところに存在するイメージです。
おりしも、津和野は乙女峠まつりの準備の最中だった。
もちろん、この乙女峠の教会はカソリック系ですので、マリア像はあります。
私も、洗礼は広島市の三篠教会でミドルネームがヨゼフです。
なにせ幼稚園のころですから、カソリックに入信したという感じはほとんどなく現在に至っています。
津和野の教会は
荘厳な建物です。
マリア像はなぜかプロテスタントにはありません。
カトリック系の教会にだけあるみたいです。そこには幼稚園が大体あるので、その園庭にルルドの洞窟を模して置いてあります。
三篠教会のマリア像はあたかも神さまからの光を受け感謝の祈りをささげているマリア様に見えます。
一方、廿日市教会のマリア像は、母の慈愛から子たちに幸せを祈っているように見えます。
どちらも姿をお見せになったルルドの洞窟の再現ですが、この像を作られた方の思いによるのでしょう。
わたしは、それぞれの教会にある違う存在のマリア像、そのわたしが感じた空気を素直に表したいと願っています。
人に対しても、その何とも言えぬそこはかとなく現れてくる空気感が好きなのです。
でも難しい、見た目でうまく描こうとする自分がいる!
そのまなざしや素直に受けたこころが画から伝わってこない!
うまく描こうとする邪念を取り払わなくては?
その方法が必ずあるはずだ!
あ~、難しい。
卓上イーゼルでアウトラインでのデッサンは狂ってないはずだったのに……?
着彩し仕上がりに近くなると、目のバランス、ほほのふっくら感の違和感!
要するに顔の配置ができていない!
輪郭線を今回思い切って消して、パステル画の優しいボケ足の輪郭を狙っていたはずなのに。
そして、その優しさからの感情と空気感を目指していたはずなのに。
うまく描こうとする自分の意識が勝ちこころのイビツさがそののま現れた。
もっとこころに素直にならなければ!
孫の笑顔とその目線先にある笑顔の原因(娘夫婦の声援かもしれない何か?)が空気として表現したい!
その空気感が「よ」のはずだったのに!
うまく描きたいの邪念がイビツ感を描き出してしまった。
あ~あ、悔しいなあ。
三篠教会のマリア像は、外と中にあります。
外がルルドの洞窟を模したマリア像で彩色がしてあります。
と最初の作品
ですが、これらは外のマリア像で同一のものです。
その時感じた「よ」です。(表現がまだまだですが・・・・・・!)
今回は教会内のマリア像です。
これは白い彩色が施されていない像ですので、白いという感じが出ているかどうかが疑問ですが?
目線とマリア像を見ている私との空間、マリア像の目線の下に行きたい自分の感情が表現できたかな?
それと、50年ぶりのデッサンです、描く姿勢にミスを発見しました。
机に画用紙を置いて描いているのですが、どうもデッサンが間延びしているなあと何回描き直してもしっくりこなかった原因がココにありました。
画用紙を石膏デッサンと同じようにイーゼルか何かで起こして描く姿勢でなくてはいけなことを発見したのです。
あ~、そうだったんだ。
天使の笑顔と心の中でそう呼んでいます。
でも、幼児のくったくのない笑顔表現がまだまだです。
目の位置、耳の位置、手や腕のふっくら具合はまずまずですが……
ニコッとしたあの笑顔が表現できない!
やっぱり枚数勝負かな?
これもリメイクです。
で、イラレで作ったものですが、
手描きに比べて、孫に対する細やかな愛情が平坦になっているのでリメイクに至った理由です。
まだまだ!
前作はいろいろ問題がありました。
今回は、石膏デッサンをさぼった酬いにと思い鉛筆画でアウトラインと影を綿密に仕上げ
その上からパステルで描いてみた。
パステルの重ね塗りのために薄くなった影を紫の色鉛筆で薄く塗画。
ちょっと、濃く塗りすぎた感が否めない。影が汚れと見える!まだまだだ。
カトリック教会の外にあるマリア像は
岩の中に入っているマリア像が多い、
今回、各カトリック教会のマリア像を描こうと思い調べた結果。三篠教会、観音町教会、翠町教会、廿日市教会は岩の中に入っているイメージのマリア像だった。
聖母マリアは1858年にフランスのルルドで聖母出現がありました。特に聖母に言われたところを掘ってみると泉が湧いたそうです。その泉を飲んだり浸した病人が奇跡的に治ることが続発したそうです。その出現した洞窟(マッサビエルの洞窟)を模倣したのではと思う次第です。
幟町教会の外にあるマリア像はマッサビエル洞窟に出現されたマリア様でなく、洞窟の囲いのないマリア像だけのものであった。
もちろん顔の表情も違うのでチャレンジする価値はあると思った次第です。
朝の散歩のできごとです。
人好き、犬好き、動物好きのすべてに興味持つ愛犬チョコです。
尻尾ふりふりが好き好きの証拠。
自由な猫ちゃんにも尻尾ふりふり!
猫ちゃんは尻尾下げ、こちらを睨んで威嚇です。
尻尾が立っていないので、本格的に怒っていないのでしょうね?
この距離感1mが微妙です。それ以上に近づこうとしません。
この空気感も好きなんです。
どんなことでも尻尾ふりふりのチョコちゃんも大好きです。
ひょっとして、この小さなチョコちゃんに分け隔てなく愛することを教わっているのかな!
これも喜びです。