マリア像はなぜかプロテスタントにはありません。
カトリック系の教会にだけあるみたいです。そこには幼稚園が大体あるので、その園庭にルルドの洞窟を模して置いてあります。
三篠教会のマリア像はあたかも神さまからの光を受け感謝の祈りをささげているマリア様に見えます。
一方、廿日市教会のマリア像は、母の慈愛から子たちに幸せを祈っているように見えます。
どちらも姿をお見せになったルルドの洞窟の再現ですが、この像を作られた方の思いによるのでしょう。
わたしは、それぞれの教会にある違う存在のマリア像、そのわたしが感じた空気を素直に表したいと願っています。
人に対しても、その何とも言えぬそこはかとなく現れてくる空気感が好きなのです。
でも難しい、見た目でうまく描こうとする自分がいる!
そのまなざしや素直に受けたこころが画から伝わってこない!
うまく描こうとする邪念を取り払わなくては?
その方法が必ずあるはずだ!