森吉山ブナ林再生応援隊

秋田県中央部に位置する森吉山の東側で自然再生に取り組む有志の会です。

会則

2011年05月09日 | 会則
森吉山ブナ林再生応援隊会則

(名称)
第1条 この会は、森吉山ブナ林再生応援隊(以下「森援隊(しんえんたい)」という。)と称する。

(目的)
第2条 森援隊は、森吉山麓高原における自然再生の取組みを広く周知しながら進めると共に、これらの取組みを通して森吉山麓一帯の地域資源の育成・保護及び利用を図ることを目的とする。

(事業)
第3条 森援隊は、前条の目的を達成するために関係機関と協同して、次の事業を行う。
(1)秋田県が作成する森吉山麓高原自然再生実施計画書に基づく自然再生のうち、住民等の参加型の取組みの推進に関すること
(2)参加者間の情報交換と情報共有に関すること
(3)関係機関等との連絡調整に関すること
(4)その他、森援隊の目的を達成するために必要な事項に関すること。

(会員)
第4条 森援隊の会員は第2条の目的に賛同する個人及び団体とする。

(役員)
第5条 森援隊に次の役員を置く。
(1)代表1名
(2)副代表2名
(3)事務局長1名
(4)監事1名
(4)会計1名
2 代表は、会員の互選により選出する。
3 その他役員は会員の中から代表が指名する。

(役員の職務)
第6条 代表は森援隊を代表し、会務を総括する。
2 副代表は、代表を補佐するとともに代表に事故あるときは、その職務を代行する。
3 事務局長は、森援隊の事務全体を掌握する。
4 監事は、森援隊の財務を監査する。
5 会計は、森援隊の財務を掌握及び処理する。

(任期)
第7条 役員の任期は2年とする。ただし、再任を妨げないものとする。

(総会)
第8条 総会は、代表が召集し、事務局長が会議の議長を務める。
2 総会では次の事項を審議する。
(1)会則の制定及び改廃に関すること
(2)森援隊の運営の基本事項に関すること
(3)事業計画及び予算に関すること
(4)事業報告及び決算に関すること
(5)その他必要な事項

(経費)
第9条 森援隊の事業に必要な経費は会費、負担金、支援金及びその他の収入をもって充てる。
2 会費は年会費とし、個人1,000円(家族会員は500円)、団体5,000円とする。なお、支援金については限度を定めないものとし、学生等にあっては会費を免除するものとする。

(会計年度)
第10 条 森援隊の会計年度は、毎年5月1日から翌年4月31日までとする。

(残余財産)
第11 条 森援隊が解散したときに有する残余財産の処分については、総会の議決によるものとする。

(事務局)
第12 条 森援隊の事務局は、秋田市に置く。

(補則)
第13 条 この会則に定めるもののほか、必要な事項は総会において別に定める。

附則
この会則は、平成22年3月6日から施行する。
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この会について

2011年05月09日 | お知らせ
 森吉山ブナ林再生応援隊(略称:森援隊「しんえんたい」)とは、秋田県中央部に位置する森吉山の東側で自然再生に取り組む有志の会です。

 わたし達が活動していこうとする森吉山麓は、森吉山麓高原(通称:奥森吉)と呼ばれ、緩やかな地形にブナなどの天然林が広く残っていて、天然記念物のクマゲラが本州で最初に確認された場所です。
 また、ノロ川沿いに桃洞渓谷や赤水渓谷へのトレッキングや、ヒバクラ岳登山への拠点にもなっていて、すぐ入り口まで自動車で行くことができるため、気軽に豊かな自然に触れ合うことの出来る場所でもあります。

 この一帯は、ノロ川牧場として放牧利用するため広大な天然林が開発されましたが、今では大半が使われなくなっているため、秋田県が自然再生を進めている場所でもあります。

 私たちは、この一帯のブナ林のファンとして、この地域に関心を持っていただける方々と自然の再生にむけて活動をしていきたいと考えています。
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設立趣意書

2011年05月09日 | 設立趣意書
設立趣意書

秋田県の中央に位置する森吉山、その東側に広がるブナ林は天然記念物クマゲラが棲む深く豊かな森です。

また、この一角は森吉山麓高原と呼ばれ、昭和50年頃から赤ベコ(短角和種)の放牧場として利用されてきました。

しかし、いまはその大部分が使われなくなり、放置された原野となっていることから、この森が好きな人たちで「豊かな森」に戻す取り組みを行う「森吉山ブナ林再生応援隊(仮称)」を設立します。

この会は原野を森に戻す活動を主に行い、様々な人がそれに関わることで奥森吉のすばらしさを多くの人々に伝えていくことを目指します。

森の再生のため種子から育てた苗木の植樹なども行います。しかし、森の木々は年によって種子をつけなかったりしますし、木を植える草原に住んでいる先住人(動物たち)もいます。たとえば、ブナは約5年に一回しか実をつけませんし、草原に植えた苗木の芽はウサギやノネズミの格好のえさにもなります。

そのようなこともあるので、森の再生は時間のかかる活動でしょう。でも、私たちはその活動と自然の営みから、森の木々やそこに住む生き物たちと見えない会話をしていきたいと考えます。

加えて、豊かな森に囲まれた森吉山麓高原は高低差の少ない高原で、その懐まで車で行くことができます。エリア内には車いすでも利用できる歩道が整備され、老若男女問わずクマゲラの棲む森に触れることができる森でもあります。

この豊かなブナ林、そして、みんなに優しい森とそれを目指して進める森づくり。この両方が楽しめる森吉で、私たちと一緒に森の木々、そこに住む生き物たちと語り合ってみませんか。



平成21年10月吉日

森吉山ブナ再生応援隊(略称「森援隊(しんえんたい)」)設立発起人

 蒔田明史、村田君子、吉川將祥、佐々木正光、福森卓(順不同)
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