2021年前半に観た日本ドラマの簡単な感想のメモ。 TVerで二本観ただけで、どちらも日曜劇場だった。
天国と地獄〜サイコな2人〜
TVerで毎週、楽しく観ていた。TBS日曜劇場。放送開始前からの宣伝で気になったので観始め、階段から一緒に転げ落ちて入れ替わったときは、またこのパターンかとも思った。しかし、入れ替わりを活かしつつなかなか興味深い展開で、謎を含んで先が読めない状態が結構長く続いた。途中から一気に謎が解け、なかなか熱い展開になり、最後には入れ替わりの意味づけまでしてうまく終わった。主人公の二人をはじめ、各登場人物の設定や演技もよかった。
視聴率も高かったようで、最終回が終わった時点で「今年の全ドラマ1位に輝く大ヒットとなった」というニュースが流れていた。
ドラゴン桜(2021)
ドラゴン桜(2021)
これもTVerで毎週観ていた。TBS日曜劇場。ゴールと概ねうまくいくことは分かっているので、どう展開していくのかを思い描きながら見るのが面白かった。対立していた理事長が味方になっていく経緯や東大専科の生徒が増えていく経緯は予想通りのシナリオという感じも多いが、思いがけない展開もあった。さわやかな感じで裏切った教頭は最後はまた味方に戻るどんでん返しかと思っていたら敵側のままだったのは予想外。悪意の登場人物もさほど不快な気分になるような描き方をしていないのもよかった。娯楽作品を観ていて嫌な気分にはなりたくない。
前作も観ていたので、最後に前作の生徒メンバーが全員出演したのも懐かしかった。一人は声だけだったが。ドラゴン桜の英語指導のモデルになった著者の本を退職後に読んだ話を2020年4月にブログに書いた際、ドラゴン桜2の今夏のドラマ化も発表されたと書いたが、コロナ禍の影響で2021年に伸びたようだ。
動画視聴はアマゾンプライムでまとめて観る派なので、日本ドラマを観る機会が少なくなっている。ただ、文化的、宗教的背景に違いがあるので、日本のドラマは海外ドラマより見やすいなと改めて思った。