少し遅くなったが、今年前半にプライム・ビデオで観たアニメの簡単な感想のメモ。2回に分けた内の2回目。
出所:アマゾン・プライム・ビデオのサムネイル画像
Re:ゼロから始める異世界生活 シーズン2
2020~2021年。異世界転生した上で死に戻りという特性をもった主人公が周りの人たちを助けようと奮闘する話でラノベ系人気作の一つだと思う。以前観ていた2016年のシーズン1からだいぶ間が開いた。プライムでは、シーズン1の新編集版も観ることができた。
シーズン1に比べて展開が遅い感じがしたが、色んな謎がだいぶ繋がった。主人公のキャラがちょっと微妙な感じはあり、見ている方が恥ずかしくなるような告白シーンもある。しかし、そういうキャラ設定のアニメだし、まずまず楽しめた。またまだ話は終わらない。
なお、ヒロインのエミリヤの過去や精霊のパックとの絆を知りたいなら、2019年の劇場版『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』もプライムで無料で観られる。物語全体を知るためには観ておいた方がいいとは思うが、調停者の四大精霊メラクェラがうざったいし、それほど面白くはなかった。
約束のネバーランド シーズン2
2021年。人間が鬼の食料として飼育されている世界という設定で、それに気づいた子供達がその農場から脱げ出したところまでがシーズン1(2019年)だった。その後の展開は当然気になるので、放送終了まで我慢した上で、まとめて観た。
逃げ出した後、追手に追われているところでタイミングよくいい者の鬼に助けられ、最後の方では農場に残してきた仲間を助けに戻ろうとした時に必要な情報をタイミングよく別ないい者の鬼から受け取ることになるという点があまりにも都合よ過ぎだった。また、ラストの方はいい話にし過ぎだし、ラスト数分の超スビード展開も気になった。それなりに楽しめはしたが、シーズン1ほどではなかった。アマゾンでの評価は、原作からの逸脱とは端折すぎでかなり低くなっているようだ。
なお、2020年に実写化されているので、プライムで無料になったら観てみたいと思っている。
Dr. STONE
シーズン1が2019年、シーズン2が2021年。ぶっ飛んだ設定に始まり、突っ込み所も多々あるが、武力の司帝国と科学王国の戦いになっていく話の進み方とか過去と未来を繋げるところとか無理は承知で感心できる展開だった。元は少年ジャンプのコミックなので、難しいところはなく、余計なことは考えずに楽しめばいいかなと思った。
Dr. STONE
シーズン1が2019年、シーズン2が2021年。ぶっ飛んだ設定に始まり、突っ込み所も多々あるが、武力の司帝国と科学王国の戦いになっていく話の進み方とか過去と未来を繋げるところとか無理は承知で感心できる展開だった。元は少年ジャンプのコミックなので、難しいところはなく、余計なことは考えずに楽しめばいいかなと思った。
シーズン2は、シーズン1ほど展開の面白さはなかったが、司帝国と科学王国の戦いに決着が付き、さらに一展開あって、To be continuedとなった。Ⅲ期もあるのかな?期待したい。
呪術廻戦
2020~2021年。主人公が呪術を使う呪術師となり、仲間たちと共に呪霊と戦うバトルもの。見始めてすぐは展開が無理やりっぽくて今一つの感じだったが、だんだんと面白くなった。基本のところは呪術による派手なバトルだか、仲間同士も戦ったり、敵側も色々背景があってなかなか複雑なストーリー展開だ。2クール分でもまだ序盤の感じ。
さらに劇場版が予定されているが、TVシリーズの前日譚らしい。
はたらく細胞BLACK
はたらく細胞BLACK
2021年。体内の細胞や病気を擬人化して描いたはたらく細胞の大人向け版。ブラック労働を強いられているらしい不健康な人の体内で働く各細胞の仕事をブラック労働に例えて描いており、よくできているし、面白さがレベルアップしていた。生殖行為に関わる3話はシュールで笑えるが、その後の病気に関わる4話はなかなか悲劇的な展開だ。
各話で扱っているテーマは健康に直結する話が多いし、下手な啓蒙活動よりこのアニメの方が役立つのではないかと思った。
かくしごと
かくしごと
2020年。漫画家の父子家庭を題材にしたギャクアニメで、漫画家の生活とかもよく分かる。一方で、冒頭からお父さんに将来なにか起きることを伝え、お母さんはどうなったのか、祖父母の関係とかが少しずつ明らかになっていく展開でなかなかうまい作り。最終回は泣かせる話になっていて、きれいに終わった。良作だった。
あと、観始めてすぐ、声優と語り口で『化物語』シリーズを思い出してしまった。このシリーズは西尾維新が原作のアニメでお勧めできるシリーズだ。また、エンディングが大瀧詠一の『君は天然色』で懐かしかったが、古びた感じはしないし、雰囲気がアニメとよく合っていた。