最近は知らないが、昔は婚約指輪は立て爪のダイヤモンドというのが定番だったし、買うべきものだと思っていた。宝飾業界が流布したであろう給料の3か月分が目安とかいう話のうさん臭さとか、一般個人が買うような指輪は売っても基本的に二束三文の価値しかないということは当時でも知っていた。しかし、婚約指輪ということで金額、真の価値には代えられない意味をもっているのも理解していた。特に相手にとっては。
結婚前に今の妻と一緒に繁華街の宝飾店を幾つか見て回って、妻の好みとダイヤモンドの基礎知識(4C:カラット、カラー、クラリティ、カットの話など)と相場観を得た後、宝石店が多く、少しは割安だろう御徒町に買いに行った。そこで最終的に〇〇万円の指輪を買うことにした。現金払いにすると値引きしてくれるというので、その日は手付だけ払い、後日残りの現金を払って現物を受け取った。
その後、どのように妻に渡したかは記憶がない。。。
手元に鑑定書は残っていた。何十年ぶりかに見た。
結婚前に今の妻と一緒に繁華街の宝飾店を幾つか見て回って、妻の好みとダイヤモンドの基礎知識(4C:カラット、カラー、クラリティ、カットの話など)と相場観を得た後、宝石店が多く、少しは割安だろう御徒町に買いに行った。そこで最終的に〇〇万円の指輪を買うことにした。現金払いにすると値引きしてくれるというので、その日は手付だけ払い、後日残りの現金を払って現物を受け取った。
その後、どのように妻に渡したかは記憶がない。。。
手元に鑑定書は残っていた。何十年ぶりかに見た。
婚約指輪を購入してほどなく、同額を銀行の一年定期預金(元利継続)にした。婚約指輪を買わずに貯金したら幾らに増えいくのだろうという興味がわいてきて、実践してみたのだった。1980年代後半の当時、金利は数%ぐらいはあって毎年少しずつ増えたが、やがて低金利時代になってほとんど増えなくなった。今でもその定期預金は継続中で、30年以上継続しても元利合計は1.29倍にしかなっていない。
指輪の価値は、果たして幾らになっているのだろうか。