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2020年前半に観た邦画

 9月に入ってしまったが、今年前半にプライム・ビデオで観た邦画の簡単な感想のメモ。



 出所:アマゾン・プライム・ビデオのサムネイル画像


羊の木

 2018年。基本のストーリーが分かりにくい訳ではないが、サブの登場人物の登場理由がよく分からないし、この映画で何を伝えたかったのかも分からないという印象。祭りと最後の方のシーンに関係した変な像も意味不明な感じ。プライムで流れた宣伝につられてつい見てしまったが、評価の低い理由はよく分かった。


羊と鋼の森

 2018年。者の成長を描いた地味目の映画で、よくある展開とも言えるが、観ていて不快な気分にならず、調律の世界の奥深さが分かり、映像もきれいで、いい映画だったと思う。

 我が家のピアノは、猫の運動場の一部になっていて、長い間、調律もされてない。


感染列島

 2009年。新型コロナウイルス感染拡大の状況とそっくりだという評判だったので観てみた。現実的にはありえないような主人公の行動もあるが、政府の対応など確かに似ているところも多く、それなりに考えさせられ、面白かった。


空飛ぶタイヤ

 2018年。原作名と扱っている題材は知っていた。運送会社の社長はギリギリのところまで追い詰めながらもよく戦ったと思う。内部告発とかもあってどうにか不正が暴かれ、正義が勝った形で終わった。現実は違うらしいが。2時間の範囲でうまくまとまっていてよかった。

 ドラマ販の方がよかったという感想があったので、しばらく時間をおいてから観た。感想はドラマの方で書く。


マスカレード・ホテル

 2019年。サスペンスとしてはまずまず楽しめるし、ホテルマンの仕事とか姿勢も分かる。ただ、色んな客に関するなんか無駄なストーリーが少し多いと感じる一方、メインの犯人に係るストーリーの部分がさらっとし過ぎている感じがした。事件解決後の話/シーンも余計かなとも思った。


関ケ原

 2017年。基本的な成り行きは知っているのであるが、関ケ原までの家康と三成の思惑、読み合いのところは楽しめた。ただ、リアリティはあってもセリフが方言、早口で聞き取りにくいのは難点だ。また、伊賀者がいろいろ出てきて諜報するところはいいが、映画の尺の中では密やかな恋の話は詰め込み過ぎかなと思った。死亡フラグを立てるセリフもあるし。


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