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2020年後半に観た邦画

 昨年後半にプライム・ビデオで観た邦画の簡単な感想のメモ。 


 出所:アマゾン・プライム・ビデオのサムネイル画像


万能鑑定士Q ーナ・リザの瞳ー

 2014年。原作の万能鑑定士Qのシリーズは全部読んでいたので、基本ストーリーや結末が分かっている上、原作のエピソードの使い方とか原作との設定の違いなど細かいところに気が行ってしまって、素直に楽しめなかった。映画として、それなりにお金をかけているのは分かったが、出来としては今一つだったと思う。


日日是好日

 2018年。映画の中の経過時間が20年以上と長くて主人公の人生にも色々起きるが、あえてそこは最小限にして茶道の稽古を通して日常的な幸せを考えさせ、さりげない四季の移り変わりの映像を美しく見せていく映画だった。茶道を知らない人間には茶道ってそうなのと教えてくれる面もあるが、それを除いてもいかにも日本映画という感じがして、なかなかの秀作だと思った。


その夜の侍

 2012年。東洋経済の何かの記事で演技として堺雅人の代表作だというような評価を目にしたので観てみた。確かに演技はいいし、妻をひき逃げで突然亡くした男の心理状態としてはあるのかもしれないという感じも分かる。しかし、どう展開していくのだろうと思いながら観ていたが、話の展開等でつまらない感の方が大きかった。さらに、何人かの登場人物の心理が私にはあまりにも理解不能で、とてもお勧めできない。


七つの会議

 2019年。原作は池井戸潤、登場する役者は主役以外はドラマの半沢直樹と結構ダブっている。企業犯罪・告発を扱っていてサスペンス的展開はそれなりに面白い。しかし、いかにもありそうなだと思う反面、ちょっと演出過剰ぽい感じも目立つ。映画としてはそれでいいのだろう。


記憶にございません!

 2019年。いかにも三谷幸喜作品という感じ。 総理がxxxで突然いい政治をするというよくあるパターンの映画。俳優陣は豪華だし、予定調和的な面白さはあるが、気楽に観て終わりという感じだった。


のみとり侍

 2018年。時代劇を利用したコメディで、どう展開するのかと思ったら、最後の方は割とシリアスになり、ハッピーエンドで終わった。R15指定で、それなりのシーンも何回かあるのだが、そんなにエロく感じないのが不思議だ。元々、そっちを狙ってないからだろう。俳優陣もいいし、エンターテイメント作品としてはなかなか良かったと思う。


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