発売当初のKobo Touch
電子書籍は楽天Koboを利用している。通勤の時には便利だった。利用していたリーダーは、KOBOのサービス開始当初のKobo Touchだった。モノクロで解像度も低かったが、テキストベースの本を読むにはこと足りた。しかし、システム分を入れて2GBしかないせいか、いつしか起動が遅くなり、途中で固まったり、同期に失敗して本棚が壊れたりするようになった。
8GBに換装
当初のKobo Touchは2GBのマイクロSDにLinuxベースでアプリケーションがインストールされていた。ネットで調べたやり方でカラ割して、8GBマイクロSDにシステムをコピーして換装した。コピーはDD for Windowsというフリーソフトで簡単にできた。起動は早くなり、その他の問題もめったに起きなくなった。
XP専用KOBO Desktop
テキストベースでない本は全体を拡大しないと読みづらい。そういう本やカラーの本はパソコンの方が読みやすい。普段使っているパソコンでも読むが、古いWindows XPの12インチのモバイルノートにXP専用KOBO Desktopをインストールし、それを持ち運んで読んでいる(Windows XP等のパソコンの活用 ー Ubuntu)。
楽天ポイントを有効活用
電子書籍の購入で楽天ポイントがプラスになる。プラスの条件は当初に比べて悪くなっていて、最近では特別メリットがあるほどではなくなっている。それもあって最近は購入頻度は減った。以前は期間限定ポイントの消化のためにもよく購入していた。そのため未読の本も溜まっている。
小説主体に購入
電子書籍では経済関係の本や自然科学関係も割と買ったが、気軽に読める小説関係を一番多く買った。電子書籍でよく読んだ作家では、池井戸潤『半沢直樹シリーズ』等、冲方丁『天地明察』、『光圀伝』等の歴史物、『黒い季節』等のサスペンス物、『マルドゥック・スクランブル』等のSF物、有川浩『自衛隊三部作』等だいぶ読んだ。吉川英治『宮本武蔵』や『三国志』のような古い大長編も合本版で安くなっていたのを買って読んだ。吉川英治の本は文庫本だと絶対買わなかったと思う。
コミックも少しは買ったが、継続的に購入しているのはナガテユカの『ギフト±』という臓器売買を扱ったコミックだけだ。だいぶ前、5巻まで安かったので買ったのを契機に買い続けている。既刊は17巻まで、18巻待ちだ。
退職したら読書時間が増えるかと思ったら、案外そうでもなかった。その気になれば時間は作れるし、何か早めに読みたい時は優先するが、普段はパソコンで色々やっている時間が長い。そういう意味では、通勤時間は読書に最適だった。寝てしまったり、考え事をすることもあったが、平均週一冊は読めていた。