昨年後半にプライム・ビデオ（一部ＴＶｅｒ）で観たものの内、アニメ関連でツイートしたものについてまとめる。この歳になって何だが、プライムで一番よくみるジャンルは実はアニメだ。
出典：アマゾン・プライム・ビデオのサムネイル画像
異世界かるてっと
Ⅰ期 2019年。まとめて見る派なのだか、プライムでつい途中から観始めてしまってからは毎週観た。『幼女戦記』 『オーバーロード』 『この素晴らしい世界に祝福を！』 『Re:ゼロから始める異世界生活』の4つの異世界物のぷちキャラが登場するショートアニメだ。引き込まれるようなストーリーはないが、元の4つとも観ていた（それぞれ面白いと思う）ので、それなりに楽しめた。
2020年に入ってⅡ期が開始されたが、まだ観ていない。
僕だけがいない街
2016年。最近は軽くて気楽に見られるアニメが多いが、タイムリープ能力という特殊設定を除けば、わりと重めのサスペンスで続きが気になる展開だった。真犯人はかなり早く推測できるのだが、なかなかそうは描かれない。ハッピーエンドで終わるので後味もよい。
ワンピース ワノ国編
昨年7月からが始まった。これは毎週、TVerで観ている。波の描き方が北斎風だったり、鯉の滝登りが出てきたりとか、和のテイスト十分だ。子供が小さかった頃に一緒に観ていて、以降長年、惰性で見ている感じでもあるが、どんな描き方、展開になるかちょっと楽しみではある。
このアニメを観ていて思うのは、主人公が強くなっても次から次へと新キャラの強敵が現れ続け、"悪魔の実の能力"で何でもありになってはいるが、これだけ長く話を展開していけるのはすごいということだ。それにしても、生きている内に結末を見られるだろうか。激突してない敵の多さを考えても、全然終わりそうにないんだが。
キノの旅
2017年。不思議なテイストを持った寓話だ。キノという少女（見た目は少年）が色んな制度、考え方をもつ国を旅して回る話で、各国の独自性か強調されることによって寓話性が出ている。各話の独立性は高いがキノの過去とか少しずつ明かされていくので連続性もある。観る価値はあるアニメだ。
彼方のアストラ
2019年。ワームホールで飛ばされた先に使える宇宙船があるところに始まり、各惑星での状況、長い後日談に至るまでうまく行き過ぎ感は否めないが、個々のキャラクターにまつわる話や背景となる設定もよく、全体としてよくまとまっていて面白かった。
ハイキュー!! 1～3
2014～2016年。バレーのアニメと言えば子供の頃の『アタックNo.1』を思い出す世代だが、1～3を続けて観た。主人公や回りのメンバの成長を描く典型的なスポ根物で、個々の人物像もしっかり描かれて楽しめる。悪意の人間が出てこないので、不愉快になることもない。主人公とか登場人物を見ていて、なんとなく『ダイヤのA』を思い出した。
2020年から4期が始まった。ＴＶｅｒで観ている。
昭和元禄落語心中1～2
2016～2017年。評価が★5つのアニメなので観てみたらとてもよかった。まず落語家を演じる声優陣のすごさに驚かされる。若い時から老成するまで、調子のよい時悪い時を違和感なく演じている。1話から引き込まれるが、シーズン2になるとストーリの深みが増して出来の良さに感心させられた。
ボールルームへようこそ
2017年。社交ダンスをテーマにしたアニメで、競技タンスとはこういうものだったのかと教えてくれる。例によって、主人公が特別な才能を持っていて、苦悩しつつも急成長していくのはよしとしよう。
社会人になった頃、クリスマスパーティーに向けて社交ダンスを少し教えてもらったことがあったが、全く身に付かなかった。
はたらく細胞
2018年。体内の細胞の働きを擬人化したアニメで、勉強になるし、そういう風に描くのかとなかなか感心させられる。侵入した細菌やウイルス、擦り傷、花粉症、熱中症、出血性ショック等の表現の仕方も面白い。内容の正確性と子供がどこまで正しく理解できるのかは分からないけど。
BEATLESS
2018年。後ろの3話が3か月離れてい放映されたので、その分を見損ねており、一部前の話を確認しつつ最後まで観た。基本は高度に発達したAIのある世界を描いた本格的なSFで、話の展開もいい。しかも高度AIによって作られた自立型高度AIが美少女で、主人公のちょろい少年が拾って話が進むというラノベ要素も十分、高度AI同士の闘いなどのバトル要素もあって楽しめた。造語らしいが、AIが人間をハッキングするという"アナログハック"の概念も面白い。今後、本当にそういう時代になりそうだ。
