過去の記事に記載していた一般口座分の時価総額や評価益がどう変わって来たか確認してみた。
今回は、ほぼ備忘録なので、特別な知見は書いていません。
昨年、コロナショックの下げを利用し、一般口座で節税売して特定口座で買い戻すことによって、一般口座から特定口座へのシフトを進めた。節税売の対象にしたENEOSホールディングスの株価はあまり戻していないが、丸紅の株価は巨額減損・減配で大きく下げていたこともあって2倍くらいになっていて、シフトした甲斐があった。
その後、一般口座でかなり保有していたNTTドコモがTOB対象になって市場で売ったり、強制買取されたりした。また、岡本工作機械製作所の売却等も行ったので、一般口座保有分の圧縮は進んだ。一方、個別銘柄では色々あっても株式市場は全体としてコロナショクから回復してきている。
その後、一般口座でかなり保有していたNTTドコモがTOB対象になって市場で売ったり、強制買取されたりした。また、岡本工作機械製作所の売却等も行ったので、一般口座保有分の圧縮は進んだ。一方、個別銘柄では色々あっても株式市場は全体としてコロナショクから回復してきている。
その結果、2021年11月11日時点の一般口座の株式の時価総額と評価損益は、少々生々しいが以下のようになっている。
元本相当は6,178,300円になるので、評価益率は78.4%に達している。一般口座のすべての保有銘柄に評価益がある状況になっている。
ちなみに、時価保有額ではトヨタ自動車(記事あり)、王子ホールディングス(記事あり)、セゾン情報システムズの順に大きく、それぞれ100万円以上になっている。また、評価益はトヨタ自動車、セゾン情報システムズ 、NTTの順に大きく、それぞれ50万円以上あるという感じになっている。セゾン情報システムズは、まだ記事にしたことはないが、以前からの恩株軍団の主要メンバである。
昨年7月の保有株の圧縮の記事の時点では評価益率は44.5%だったので、今日時点では大きく改善している。しかし、売却等により実現益にした分もあるので、実際にどの程度改善しているかはよく分からない。そのため、過去の売買履歴をチェックして実現損益分を算出し、実質的な評価損益の増減額を算出してみた。前回の記事にあった2019年11月も合わせて表にすると以下の通りである。
一般口座分の時価総額や評価損益等の推移
上の表の意味は多少分かり難いかもしれないが、実現損益を考慮すると、コロナショクの影響を受けていた昨年7月時点では、値下がりによって2019年11月からの実質評価損益増減額は-206万円に達していたが、その時から今日までに+317万円も改善したということだ。
その結果、179万円を超える実現益を出したにもかかわらず、今日時点の時価総額は25万円ほどしか減っていない。その実現益の内の128万円はNTTドコモ分であり、2020年分の所得となったため今年度の国民健康保険税が増えてしまった。税金分と合わせて社会貢献している感じになっている。
今年の一般口座の実現損益は、現時点では以下のようになっている。
一般口座では節税売できる銘柄もないので、年末に向けて増えることはあっても減ることはないと考えている。今年も税金や国保保険料で多少の社会貢献はできそうだ。
なお、特定口座の譲渡益は今のところ一般口座分を上回る額になっているし、株式配当分はさらに多いので、税金への貢献はもっと増えることになるだろう。