実家から持ってきたアスパラガスやソテツ、拾ってきた種から育てた松やムクロジ、勝手に生えてきた万両やシマトネリコ、園芸店で処分品を安く買ってきた姫りんごやサルナシなど、普段はあまりお金のかからない園芸をやっている。たまに普通に売っている四季咲きのミニバラやユリの球根を買い、そのあと何年も楽しんでいる。育て始めるとめったに枯れたりしないので、置く場所もあまりない状況ではある。
しかし、先週末、ホームセンターで久しぶりに花の咲いているポット苗を4つ買った。買ってきた苗は、有り合わせの鉢に植え替えただけだ。4つ合わせて1,000円ほどの普通の季節の花で、特別変わったものではないが、紹介しておきたい。
下の写真の左はカロライナジャスミン。ツル性で割と伸びて濃黄色の花をたくさん咲かせる。花期は4月から7月らしいのだが、なぜか蕾がたくさん付いている。これから一旦ちゃんと咲いていくのだろう。
写真の右は、この季節の定番のガーデンシクラメン。花の数は葉の数に比例すると言われているので、こんもりと葉のよく茂ったのを選んだ。変わった色やタイプのものもあったが、定番の濃い目のピンクにしておいた。
ちなみにガーデンシクラメンの後ろに見えている太めの幹はムクロジで、その根元(左側)には10年は地植えのままとなっているシクラメンが植わっている。植えた当初はムクロジも30センチ程度の高さだったが、今や巨大化したムクロジに圧迫されているし、陽も当たらない場所になっている。今のところ葉は3枚で、少しずつ増えていき、春に何とか少しだけ花が咲くと思う。
下の写真の左はビオラ。この花もこれからの季節の定番で、花期が長くたくさんの花を咲かせてくれるはずだ。花の大きさや色、種類も非常に豊富だが、シンプルな濃い目の紫の小さな花にしておいた。
写真の右はナデシコ。これも色々種類があったが、定番ぽいのを選んだ。花期はそろそろ終わりの気もするが、たくさん売っていたので、これからもしばらくは咲き続けるのだろうと思う。
今回買った花の中では、ビオラだけが一年草だ。うまくいけば、また長く楽しめる花が増えることになる。
【2022.3.22追記】
この記事の花の中でガーデンシクラメンだけはずっと咲き続けていたが、他の花は最初に咲いた後はしばらく花はお休みになってしまった。それで寂しくなったので散歩のついでにプリムラ(この記事のおまけの写真参照)を買ってきたりしたが、3月に入って下の写真のようにビオラがたくさん咲き始めた。株も一回り大きくなった。
ナデシコも一回り成長し、蕾が幾つか付いて咲き始めた。今は一つだ咲いただけだが、なぜか赤一色だった。