先週(4月19日)、手児奈霊神堂の八重黒竜藤と高圓寺の長寿藤を観に行った。八重黒竜藤は品種名だが、長寿藤は樹齢200年なのでそう呼ばれていて、品種としては野田藤だと思う。
まず、手児奈霊神堂の八重黒竜藤。花はコロッとした感じでブドウを思い起こさせ、色は濃い紫から白のグラデーションになっている。
全体を写すとこのくらいで、それほど大きく広がっている訳ではない。
花が少し落ち始めていたが、拾ってアップで撮ってみた。
手児奈霊神堂も撮った。この日は薄曇りで空が白い。
手児奈霊神堂は、枝垂桜(伏姫桜、月見桜、宇賀桜)を紹介した真間山弘法寺の飛地境内にある。「手児奈」というのは美しい里娘の名前だそうで、手児奈霊神堂の由来は以下にあるので興味があればご覧頂きたい。
次に、高圓寺の長寿藤。樹齢200年と言われているのは、右に幹が写っている方の樹だと思う。枝は大きく広がっていて、花序も長い。
右手に移動して幹の側からの様子。
反対側から本堂を見る方向。
長寿藤は樹勢回復のため、5年ほど前に一度大きく刈り込まれた。その後の最初の咲き具合(2019年)とさらに2年後の咲き具合(2021年)は以前の記事にある。