東京虚業大学 より
展開の兆し。
2011/11/01 09:43
下記は、東京地裁でのC-JeSエンタテイメントとエイベックス・マネジメントの裁判記録(民事第29部、平成23年(ワ)第17612号、原告:株式会社C-JeSエンターテインメント、被告:エイベックス・マネジメント株式会社の裁判資料 平成23年10月19日の株式会社C-JeSエンターテインメントによる準備書面)。
ちなみに、ここで言う「原告代理人」とは、東京地方裁判所での裁判を担当しているC-JeS側の弁護士のこと。
「平成23年9月22日、韓国におけるJYJの代理人である申智慧(シン・ジヘ)弁護士から、原告代理人らに対して、「S.M.から代理人に対して、日本で行われている裁判を含めて和解したいとの申し入れがあったが、S.M.がこのような申し入れをしてきた真意が分かりにくい。」との問い合わせがあった。これは、韓国において、所属事務所とアーティストとの専属契約の効力に関する訴訟について、近時、長期にわたる専属契約は無効であるとの最高裁の判断が出されたことから、S.M.としては、S.M.とJYJとの訴訟(控訴審)においても、JYJに有利な判決が下される可能性が高まってきたことから、韓国と日本での裁判を和解という形で一挙に解決したいと考えたのではないかと推認される。そして、S.M.が申代理人に対して、上記申し入れをしたということは、被告も、S.M.の指示に従うことを前提としており、被告が原告による日本でのJYJマネジメントを妨害している理由がS.M.の意向を慮ってのことであることが優に推認できる。」
上記には、韓国におけるSMとJYJの裁判について、SMが和解を持ちかけてきたことが明記されている。また、エイベックスとシージェスの裁判についても言及しているとある。もちろんこれは、裁判上の和解の提案であって、それ以上でもそれ以下でもない。
裁判の準備書面にあるくらいだから、SMエンタテイメントやエイベックス、そしてC-JeS側から何らかの発表があるかもしれないと待っていたが、今のところそれもないようだ。
様々な推測、憶測が成り立つとは思いますが、冷静に事の推移を見守りましょう。関係各所への確認作業が完了したら、この件について各種メディアで記事を書く予定でいます。