シンガポールの知られざる側面
シンガポール2泊3日、ツアー旅行に参加した。
淡路島位の面積、小国家、シンガポール。
シンガポールは日本人とって、驚く側面がある。
① 国民の平均年収10万ドル。1000万円。
日本人の平均年収4万ドル。日本人の2.5倍の給与をシンガポール人は稼ぐ。
② 住宅。 平均的家賃、1か月3000ドル~4000ドル。 平均月30万円~40万円。
この数字はアジアで突出している。全てが異常に高い。
シンガポールはアジアに位置するが、イギリスの出先、出張所のような国だ。
イギリス人が作った国だ。
300年前貧しい漁村の島を世界に冠たる経済国家に作り上げたのはイギリス人だ。
シンガポールは他民族国家。 中国系、インド系、マレー系3種の民族で構成されている。
現地住民はイギリスに過去の植民地支配を謝罪せよと叫んでいる。
イギリス人にしてみれば、自分が数百年かけて築き上げてきた経済地を奪われた心境だろう。
シンガポールには国を美しくする法律が有るそうだ。
街の設計は計画されておりきれい。
シダ科の植物
苔科の植物
イギリス人の観察力に驚く
シンガポールは亜熱帯の島であるが故に、植物が多い。
何気ない木、植物。
入植したイギリス人は誰も気にとめない植物をしげしげ観察する。
葉の形をノートにスケッチしている。そして、膨大にスケッチした植物を細かに分類し、それぞれ名前を付けている。
そしてBotanical 、植物学として学問にまで発展させている。
シンガポール現地住民、中国人、インド人、など絶対にそこまではやらないだろう。
我々日本人は、ワビ、さび、桜、杉、ヒノキ、と植物を観察するが、イギリス人ほどに、詳細に、学問するほどにまでに植物を観察しない。
イギリス人の観察力には驚く。 自国には見られない植物に接して彼らは非常に関心を示した。葉っぱを何千枚もスケッチするイギリス人は奇異に思われたことだろう。
イギリス人のその観察力は「科学の原点」のように思う。
数学、物理学等自然科学を発展させたイギリス人。
大英帝国の象徴シンガポール。シンガポールに来てイギリスを感じる。
世界の近代化に大きく功績を残したイギリス。
しかし今イギリスは実入りの少ない老いた国になってしまった。
今大英帝国の名残はロンドン、大英博物館において見ることができる。
大英博物館 British Museum
1921年イギリスの領土 大英帝国
定年退職後の移住先にシンガポールは人気があるそうだ。自分も興味を示したが、所持資産1億は必要だろうという。興味は消えさった。
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