ぼちぼち。

愛するわんこ達と過ごす笑ったり泣いたり怒ったりの日々を
私らしく『ぼちぼち。』と綴っていきたいと思っています。

朝から羨ましい限りです。

2008-10-18 20:04:50 | 日々のこと。
今日は朝、寝坊してしまいましてね。

成増から事務所までのバスが無かったので・・・タクシー乗っちゃったのですが。
約10分、運転手さんとのドライヴ~♪

その道中で面白い話を聞きました。



話のキッカケは・・・今日のお天気から始まりました。
今日の東京は爽やかなお天気。
近くの幼稚園では運動会をやっているし、駅前には行楽ツアーのバスも停まっているような。
そんな行楽日和の空でした。

運転手さんは『お客さん、いい天気ですよね~。』とご機嫌。

みわんこ。は
『そうですね、行楽日和ですね。』と返球。

『僕ね、箱根のススキをこの前見てきたんですけど、とても綺麗でサイコウでしたよ!』とな。

ふむふむ。

『この時期ならススキ野原も黄金色で綺麗でしょうね。』と好返球をするみわんこ。(笑)

運転手さんは待ってましたとばかりの声で
『いや~、棚ボタなご褒美旅行みたいなもんですけど・・・。それがですね・・・』





先日、運転手さんは酔っ払ったお客さんを乗せたそうです。
メーターが4000円程をカウントした辺り・・・降りる間際で『お金が無い』と言われたそうで、
困った運転手さんは『とりあえず何か無いんですか?』と聞きました。

お客さん(金払えないから客じゃないか)・・・もといオジサンのポケットから出てきたものは

財布(小銭くらいしか入ってない)
馬券1枚
紙くず
携帯電話。


だったそうです。

運転手さんは
『私も仕事ですのでこのまま降ろす訳にはいかないので・・・この馬券くださいよ。』
と言ったそうです。

するとオジサンは『こんなハズレ馬券欲しがってどうするんだ、やれないよ。ダメだよ。』と。

運転手さんは『だったら警察に行くしかないですね、お客さんは無賃乗車になるから。』と言うと
『警察には行きたくない。』と。

暫く押し問答の末、オジサンは諦めてハズレ馬券を渡してタクシーから降りたそうな。


ここまでの話だとタクシーの運転手さんはハズレ馬券で4000円分乗せてあげた
ただの【お人好し】ですが。

この話には続きがあったんです。


運転手さんは、ふと
『どうして警察に行くのをあんなに嫌がったんだろう、そして何故、ハズレ馬券なのに渡し渋ったんだろう』と。
なんだか胸騒ぎがして、後日ハズレ馬券を調べたら・・・。


約28万円の大当たり~☆


な馬券だったんですって!


んな、バカな~!と言うような話ですが。
運転手さんの話し方が本当に大手柄のように興奮して嬉しそうだったので多分、本当だと思います。

そして、その臨時収入で・・・奥様と一緒に箱根旅行へ行ったそうです。
だから【棚ボタなご褒美旅行】だったんですね♪

運転手さんは
『警察に行くのを嫌がったから真っ当な人じゃなかったのかも知れませんがね、お蔭様で馬券手に入れました。
でも、あのお客さんからもらったのは【ハズレ馬券】と聞いて貰いましたからね、28万円は神様からのご褒美なんです。』
と。

まぁ、このお金をどうすればよかったのかはみわんこ。には何とも言えませんが・・・。
だって、そのオジサンの居場所も判らないから返せないし、当たり馬券と知らずに貰ったから罪は無いし・・・。


結局、みわんこ。が降りる時に運転手さんに言った言葉は
『運転手さんの日頃の行いがよかったんでしょうね。』でした(苦笑)



このお話、信じるも信じないも人それぞれでございますからして・・・。


みわんこ。としましては。
ま、退屈しなかったのでよろし。
という事で(笑)
ちょっとは・・・羨ましいけど(笑)