舌

人が信じられへん…
ま、同じ穴の狢にいるほんの数人だけやけど。



ある人物を庇う為の嘘は助ける嘘ではなく
追い詰める嘘になるのに…



嘘は強い盾にはならない。
首を締める縄に
身が膿むサビ釘に
心を削ぐ刃になるのにね。


人を信じやすい私が悪いのか？
その反動で私は自分でも予想外の攻撃的な自分を知る。
自分では…自分の中にあるほんの少しの正義感なんやけど
その正義感で人を傷つけやしないだろうか？


何だか1人で消化不良。


ま、その嘘は身を滅ぼす嘘だから
せいぜい今のうちに後ろ向いて舌を出していればいいよ。


舌がくっついている今の内にね。