69年前と今

今日は長崎の原爆記念日。

ひいばぁちゃんが長崎で原爆を経験していたけれど
九州と大阪で滅多に会えないから
体験した話をちゃんと聞くことが出来なかった。

昨日の夜中や今日の午前中
ネットで色々な原爆体験記を読んだ。

家のあった場所に家族を探しに行って
丸焦げになった親を見つけて抱き付いたらボロボロと炭の様に崩れたとか

焼けただれて熱い思いをしても水を飲むと死んでしまうからと
お水を飲ませてもらえなかったとか

背中の火傷の痕を見た人が「ピカの毒を持ってるから近付くな」と叫んだとか

被曝した為にガンの手術を16回も受けたとか

原爆で外傷が無くとも、突然鼻血や歯茎からの出血が止まらなくなり
数日後には全身の血液が抜けた様になって亡くなったり
その姿は血が抜けたから真っ白かったとか

読む度に頭の中で想像してみるけれど
それがまだリアルに掴めないままでいる。

広島、長崎もさることながら
福島も同じ様に被爆の問題が今まさに起こっている。

69年前の日本の技術、状況と比べたら
今の日本は対応力がある様に思えるけれど
技術が上がっているだけに
破壊されたものの脅威も増えているんやろうな…

今もなお
核兵器の問題は根強く
解決までは遠い。

まだまだ、勉強しなければならないんだ。
日本の一部の問題ではなく
日本丸ごとの問題として。