時ちゃん五七日

福ちゃんと私
女同士の日々も慣れてきたかな

鈍臭いけど
大きな愛と笑いで包んでくれた時ちゃんは
今もなお
福ちゃんと私をたっぷりと
優しさと幸せで包み込んでくれている気がする

だからこそ
寂しいのだけれど

今日はね
五七日やからまたお花を買ってきたよ
オヤツも

お供えのオヤツ、福ちゃんがお下がりを貰って
丸々してきたから買おうか迷いつつも


ついつい買ってしまった


せめて四十九日まではね、買おうかね
（きっとその後も買ってしまいそうやけどね笑）

時ちゃん
福ちゃんはとってもお利口さんにお留守番してくれてるよ

仕事中や買い物中に
もう少しかかるから時ちゃん、福ちゃんのそばで一緒にお留守番頼むね、という
その私の呟きが届いてるかな

いつも見守ってくれてありがとうね、時ちゃん
私も福ちゃんを全力で守るからね


大好きな気持ち
愛しい気持ちは、尽きない
消えない
どんどん増えていく


そういう存在がいるという幸せは
当たり前じゃないんよね

すごく幸せな事なんやよね

今いきなり

時ちゃんが天国に行ったという現実がドーンと頭の中に広がった

いや
それについてはとっくに分かりきってる事だし
受け止めてるつもりだったけど

仕事で使っている手帳のこのページを見てしまったからかな



もう入院もないけど退院もない

寂しい
寂しい
寂しい

逢いたい
逢いたい
逢いたい


気持ちが少し落ち着いてきてるはずやったのに


動く時ちゃんに逢いたい
でもだからと言って
まだ、動画を観る心の準備は出来てない

こちらに向かって歩いてくる時ちゃん
両手を広げて受け止める私
頭に描くと、たまらん
たまらんね