元気な母の復活 （’０８年３月の自分史）

３本の辛夷と　春山茶花の見事さに　道行く人は　しばし足を止めて愛でてくださいます～


みんな花に癒されて　優しい気持ちになれるのですよね～


母の顔の湿疹も赤みが薄れ、峠を越えたように思われます

家でゆっくりさせて上げられるのなら、何も慌てることはありませんものね～


今朝６時前のトイレに起きたときに、

”どう～せ　ふた～りは　この世では～♪”

と言うフレーズを口ずさみながら起き上がっていました


「お母さん、歌いながら寝ていたの～？」と訊ねると、

「そうよ～

は～なの　さ～かない　か～れすす～き♪」と　なおも続いていました


歌が蘇ってきたようで、うれしくなりました～

大きな声も出ています

小節も利いています


元気な母の復活でしょうか～？


朝食の用意をして、８時前だから　そろそろ様子を見ましょうと　部屋を覗くと、

上着を羽織って　ベッドから１ｍくらい伝い歩きをして机の前に立っていました


ビックリしてしまって、手にしたコーヒーを床にこぼしてしまったほどでした


足が立てなくなっている現状把握ができないので、その先に足が進まず

立ち尽くしていたのです～


もう少しで　床に座り込む態勢になっています～


遮光カーテンを開けようと思ったようでした

前に出来ていたことは今も出来ると思うようです～


「私が来るまで待っていてよね～

お母さんは歩くと　転んで危ないからね～」


言って聞かせても無駄だと分かっているけど、

やはり注意しておかないと　私の気が収まりません


「はい、ごめんなさい～」と謝ってくれました


支えながらベッドに戻して座らせてあげました

体調が良くなると　油断もすきもありません


今日は暖かいので、車椅子に乗せてお宮さんまで散歩してあげようと思っています


春を体感させて上げましょうねえ～


素直に言いつけを守る良い母ですからね～


あなたもお元気でね～

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