人間賛歌・もっちゃん4649

自慢の故郷


阿蘇の娘 (2007-04-10 の自分史より)

住民票を移して故郷に生活の根を下ろすことが出来て、
平和な安らぎの日を過ごせています。

母の認知症もほとんど回復してきつつあります。
ぼう~と座っていることがなくなってきました。

玄関のチャイムがなると身軽く対応しようと立ち上がるし、話の内容や理解度が
以前と同じような慈愛に満ちたものになっているのです。

近所の花の友だちが昨日写真を2枚持ってきてくださいました。
穴井迫の八幡様でお神楽を見ていたときの母娘の写真でした。
ご主人がカメラを持っていて、私たちの知らない間に写して下さったようです。

「あまりに良い雰囲気に撮れているのを見て、急いで持ってきたのよ~~♪
いつも良くしてもらっているから」

見ると、ひざ掛けをしてストールを巻き 帽子を被って
温かくしてもらった母親が孝行娘に付き添われてお神楽の
舞台を見入っている微笑ましいほっこりとする姿の2枚でした。

公民館の分館活動を受け持っているご主人が
会報つくりの取材にきていたらしいのです。

まったく気付かなかったので、本当に自然体でよい雰囲気を
漂わせていると思いました。

老若男女に混じって、石段を上って車椅子でお神楽見物~~

良い取材が出来、お役に立てたのならこんなうれしいことはありません。

母はメガネをかけて、何度もなんども写真に見入っていました。
うれしかったに違いありません!

そんな様子を見ながら、思いがけない宝物をいただいた感じがして
妹たちに早く元気な母を見せてやりたいと思いました。

これからお世話になる美容院探しを 昨日は午前中してきました。
母の行っていた美容院は75歳の方なので、
腕は素晴らしいけど 新しい人はお断りなのだそうです。

仕方なく、電話帳で地名を見ながら予約を済ませました。
過疎の村なので、両隣は70歳過ぎの人だし 自分で探すしかないわって
思いながら、出かけてきました。

15年前に出来た店で、ご夫婦と若い見習いの女性と
3人の温かな店内でした。

足元に小型テレビがそれぞれにあるし、途中でコーヒーのサービス付き。
6人まで鏡の前に座れるようになっていました。
予約制なので、待っている人もなく落ち着いた雰囲気です。

奈良では田舎だったので噂話が飛び交い、私もたくさん
鴨にされた方だから、あんな雰囲気はこりごり・・

店内の空間に植木鉢がさりげなく置かれて、薄紫の花球がかわいいな~と
ぼんやり思いながら見ていました。

隣の人が終わり、この花の名前を尋ねていました。
「ランタナですよ。
いろんな色があるけど枝を折ってさしておくと どんどん増えるんですよ~♪」
とうれしそうに優しく話しながら、マスターが手を伸ばして
一枝さし上げていました。

この美容院に決めた~♪
花に優しい人は、人にも優しい心遣いができますもの!

もう一つうれしいことがあったのですよ。 
家に帰りPCを開けて見ると、うれしい言葉がBBSで待っていてくれました。

「もっちゃんは阿蘇の娘なんだと感じるよ。
もっちゃんには阿蘇の空気と自然が何よりみたいだね、うん 良かった・・」

もっちゃんの理解度NO1だといつも感嘆しているメルトモさんが
阿蘇がいかに大きく私を支え 形作っていたかを見抜いて下さったのです!

背中の痒いところに手が届いた感じがしました。

阿蘇の娘なんだわ~(^^♪

おおらかで・悠久で・雄大で・美しい阿蘇山~
子供の時から遠足で登っていた阿蘇は自慢の故郷だった!

憧れの阿蘇の娘だと言ってもらえたことがうれしくって
心の奥にいつまでも響き渡っていたのでした。

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今朝の癒しをお届けしますね

意宇の里です(おうのさと)




清明です(せいめい)




北の洋です(きたのなだ)





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