人間賛歌・もっちゃん4649

秋の味覚の楽しみを (2007年11月の自分史)


明日から訪問入浴車の支援を お願いしています。


母の部屋に湯舟を組み立てて、車内の瞬間湯沸かし器でお湯を沸かし、パイプで取り込むそうです。

入浴が終わったあとの排水は パイプを家の横の側溝に延ばして行うときいたので、

その準備の片づけを行いました。


玄関周りの延長で、母の部屋の前の犬走りにも 万年青や観葉植物の鉢がずらりと

並んでいますから、場所を確保するために移動を始めたのです。


ほとんどきれいに片付け終わって、側溝の近くの草取りをしていた時に、大きな落とし穴が

ぽっかりと 足の下に出来ていたのには驚いてしまいました。


ストンと足の膝あたりまでが ゆっくりとはまってしまいました。


除草鍬を手に座り込んでの作業中でしたから、どこにも怪我はありませんでしたが、

キャ~ァと悲鳴を上げてびっくりしてしまいました


旧い大きな柿の木が家の横手にありました。

父が子供の時に「親爺さんが植えてくれた柿の木だ」と聞いていましたから、

樹齢百年くらいの見事な老木でした。


新築の屋根をいためるからと言うことで切り倒して、

地面ギリギリに 切り株だけが残っていたのです。


富有柿に次郎柿を接木したもので 糖度が高く、村人皆が甘い柿だと楽しんでいました。

千葉の妹が「故郷のものでほしいと言えば真っ先に横手の柿だと答えるわ~」

と 言うほどの優れものでした。


野草の丘の端にあたります。

山アジサイやミントなどが生い茂って 5年の間に切り株を覆い隠してしまったので、

私も記憶のかなたに置き忘れていたのでした。


その落とし穴は 柿の木の根が地中に残っていて腐り 切り株も形がなくなり、

表面はミントが平然と生い茂っていたので、気付かなかったのでした。


かなり深い穴で横にも伸びているし、体重を掛けて どんどんと足踏みしてみたけど

底がしれないほどの深さでした。


隣の家との便利な通路になっている場所なので、夜など落ちたら大変です。

従兄弟にも 落とし穴状態になっている話をしました。


応急処置として、銀モクセイの苗木を鉢植えにしていたのを 持ってきて定着しておきました。

樹高が2メートルほどあるので、きちんと収まっています。


母の部屋の斜め前なので、秋の芳香が楽しみとなりました。


3年前に家庭園芸の通販カタログを見ていたら、陽豊と言う名前で柿の苗木がありました。

富有に次郎を接木したものです。


糖度が18くらいでとても高いと言うランクに入っていました。


その隣に写真があった太秋という甘柿とあわせて 2本裏の畑に苗木を植えました。


せめてものみんなの思い出を切ってしまった償いに 場所は広いところで美味しい甘柿を

皆に食べて欲しいと願ったのです。


苗木ですから結構早く 8年もしないで実がなると思っています。


昨日は忘れ去っていた柿のことを、また妹たちのことを、

そして二代目の柿の苗のことを思い出していたのでした。


秋の味覚の楽しみを取り戻し中ですから、しばらくお待ち下さいね~


平穏な朝に感謝しています

PS

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入口は置手紙の下方にあります。

皆様のお越しを楽しみにサロンでお待ちしています(*^_^*)



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