人間賛歌・もっちゃん4649

許された環境に ('10年2月の自分史)


私は身長が148cmと小柄で 童顔ですから

実年齢に見てもらえたことがありません


髪も40歳頃からロングにして 腰くらいに切り揃えています


自在にその日の気分で ポニーテールやアップやシニヨンなどで楽しめています


身近なものはすべて楽しむ材料にしているのだなと

今ブログをアップしながら 苦笑しています


昨日は予定通りに美容院に出かけて髪の手入れをしてもらえましたので

気分爽快な朝を迎えています


美容院は5年前に介護が始まった時に 電話帳で調べて

なるべく家から近いところに電話をして場所を聞き お世話になっています


初めはご夫婦とスタッフ一人の店でした


自己紹介をして すぐに親しみを感じ 月一回のお喋りタイムが

とても大事な癒しになっていました


沈丁花や蝋梅やクリスマスローズなど 買い物のついでにお店に切り花を届けたり

ほとんど身内のような温もりを交換しあっていたのです


今では4週間に一度という予約になっています


行って見ると 1月に蝋梅とカーネーション椿を切り花に持参したのですが

お似合いの花瓶に 今もなおそのまま鏡の前にありました


驚いて「あの時の蝋梅ですよね~?」と聞くと

「蕾がまだまだ開花していますので~♪」と 大事に見てもらえていました


家では 掃除が大変なので そんなに気長に見てやれません


庭で自然に咲いているのを楽しもうと 思っていたところです


奈良から苗木を持ってきたのが3mほどに育ち ソシンロウバイと満月ロウバイの苗を

開花時期がずれるので 植え付けています


昨日は店内にはスタッフさんが3人いるだけで ご夫婦の姿が見えません


不思議に思って訊ねてみると 1月で退職して奥さんは父親の介護のために

国東半島のご実家に帰られたそうです


ご主人は病気になり臥せっていて起き上がれないから お店に出ていないということでした


おしどり夫婦のようだと 仲の良さをいつも目を細めて眺めていましたから

ビックリするやら驚くやら・・・


「いつお帰りになるかわかりませんよねえ~?」というと

「はい。」という返事です


介護は先の見えない長丁場ですから 50代初めのご夫婦には酷な話だなと

しんみりと考え込んでしまいました


弟ご夫婦が大分市にいるけれど 動ける可能性はご自分だと決意なさったのでしょう


5年間の介護の現場にいる私の話を 温かい言葉で受け止めてくれていた

妹のような存在でしたから このまま会えないのか~?と淋しくなってしまいました


”湊の華”というピンクの可憐な小輪の椿を 大のお気に入りでしたから

挿し芽をしてあげるからと約束していました


かわいい蕾を5個ほどつけて 苗木が育っているのですが

手渡してあげる時があればいいのに~と思います


「わたしがメールで伝えておきますね」とスタッフさんの言葉でした


鉢植えにしておいて 代わりに育てようと思っています


潔い決断に拍手ですが 残された寂しさの中で耐えておられる

ご主人の一日も早い立ち上がりを祈っています


私の場合は 運の良いことに連れ合いが第2の会社を興し 没頭していた時でしたから

寂しさよりも 私を気にかけないで打ち込めると 喜んでくれたと理解しています


父は元気に活躍していると 息子たちのメールで安心している勝手な母親です


思い通りに行動できる許された環境に 大きく感謝の念を燃やしている日曜日です

ありがとう!!

PS

『現在、コメントを受け取らない設定にしています。』

楽しいお喋りサロンとして、既存の(画像)掲示板を活用したいと思っています。

入口は置手紙の下方にあります。

皆様のお越しを楽しみにお待ちしています(*^_^*)


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「新たな出会いに感謝」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事