米寿の宴も (2007-04-07 の自分史より)
お酒の美味しい夜でした♪
母の88歳の誕生日の日に、私のボランティアの初出勤が重なり、竹田の町に
ロウソクの明かりが灯る竹楽という珍しいイベントが三夜続いていたのでした。
楽しいことが3つも重なっていると何からお話しようかしら?
本当のことを言うと、竹楽と言う祭りは前夜少しだけ
雰囲気と場所を教えてもらうために友達に案内を頼んでいたのでした。
楽しいムードの中で送迎してくれた友に 美味しい地酒を紹介してもらい、
家に買って帰りました。
一人ちびちび飲んでいたから、初出勤の朝すっかり寝坊してしまったのです。
私の友はお酒を全く呑みません!
連れ合いも然り。
飲み明かし、語り明かせるそんな人に巡り合わないものかと
いうのが本心なんですけど・・
間違いを起こさないように守られているのかも~?ね!
母の朝食とお昼の弁当を作っていたら、洗濯を干すのがやっとという
状態で家を出かけました。
9時半からの始まりで車で15分のところだし、ゆっくりなのがうれしいです。
母には、置手紙を書いて渡しておきました。
「子供デイサービスというお手伝いに行ってきますね。
土曜日は学校が休みだから悠々居に子供がたくさん集まってくるんですって♪
先生が3人では足りないからお手伝いしてきますね~」
「ああ、そう~行ってらっしゃい♪
尊いことよねえ」と話の内容を正しく理解できていました。
ここ最近の母はすっかり正常な感覚を取り戻してきていると感じます。
インフルエンザの予注のときだけ、5分間隔で何をしにここに来たのか
確かめていましたけど・・・
悠々居は明るい新築の施設なので、快適な空間でした。
送迎バスが多いので広大な敷地面積にゆったりとした植え込みがあり、
ドウダンツツジが赤くとてもきれい~!
第一印象は素晴らしい憩いの場所だと感じました。
子供の学習室は2階です。
元気な子どもたちだからそれも良いかな?と思っていたけど、障害の重い子には
大変だろうなあとすぐに感じる現実と直面しました。
知的障害と肢体不自由と重複した児童も二人いるし、
自閉症で一人付いていないと目の放せない4年生や、
幼・小・中の混合の構成になっています。
まず、自己紹介でもっちゃんと呼んでほしいこと!
お友達になってほしいから土曜日に遊びに来ますって簡単に話しました。
この日の午前中のメインは音楽療法。
専門の指導者を大分市から月1回派遣してもらっているそうです。
親子教室といった感じで、母親が出席できない子供の横に付き添って介助をしました。
子供の特性と名前を把握でき、楽しい半日を私も無我夢中で過ごせました。
子供たちと接するのは2年半ぶりのことで、水を得た魚といった
喜びを与えてもらえました。
筋肉痛は正直夜からひどくって、貼り薬を夜中に探して貼ったほど・・
必要とされるところでお役に立てる満足感は最高です!
母の誕生日なのよと話すと、スタッフはみんな母がデイサービスの利用者なので
温かい言葉をかけてくださいました。
ケーキ屋さんの美味しいところも教えてもらえたし、
夜は二人で賑やかに「ハッピ・バースデー♪」の歌を歌って
8本の長いロウソクを灯し、楽しい会話に花を咲かせたのです。
「私のためにケーキがあったのは、生まれて初めての最後よ~♪」
と母は喜びました。
「何が最後なのよ~なんだか変な言い方よ。
ローソクをうまく吹いて消せたから、長生きできるのよ♪
百歳まで私は生きたいといつも言っているでしょ♪」
いよいよ、補聴器の贈呈式♪
娘一同からですよ~♪
ますます楽しい話をたくさん聞いて元気に長生きしてくださいね~~♪
といって手渡しました。
ありがとう~と大喜びで受け取ってくれたけど、装着の練習は後日ということです。
米寿の宴も賑やかなうちにお開きとなりました(^^♪
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