母の介護もいよいよ最終章に向かってきました
2o11年に突入です
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母の介護が始まって10年経ちますが、
冬の季節は無菌室で守ってあげようとばかりに、
二人で冬篭りをするのがお決まりだったのです。
肺炎になったらひとたまりもありませんから、
デイサービスもショートステイも考えていませんでした。
とにかく人の集まる中には行かせたくないと
頑なに守ってきていたのでした。
去年の秋から、母の左半身が動かなくなってきて、
介護の負担が大きくなり、体力の限界を感じるようになりました。
休憩を入れないと代わりがいないと考えるようになって、
11月にショートステイを4日間試してみました。
今までは我慢強い母ですから、精一杯の気を遣って笑顔で元気に振舞って、
家に帰るとどっと疲れを出してしまう繰り返しでしたが、
症状が進んだせいか、何ら変わりのない様子で生活ができています。
命の洗濯ができたとばかりに大喜びの私でした。
12月もそうでした。
温泉療養ができて、安眠できる夜がありがたいと、
介護から解放された喜びを実感していたのでした。
今回で3回目のショートステイです。
年末の大掃除もできていないし、総合健診を受けてから半年経つので
血液検査を受けたりで、今回は家でゆっくりと過ごしたのでした。
今頃どうしているかしら~?と母のことが気になります。
掛け布団を持ち上げて、「あ~あ~!」と声をあげて動き出すと、
トイレの合図だと私にはわかるけど、
ショートステイでは望めないだろうし、辛い思いをしているのではと
思い始めて眠れなくなっていました。
母の存在を大きなお荷物だと投げ出したくなっていたのでは と
自分を責め始めているのです。
いいえ!
とことん体力を使い切って動けなくなる前に、充電期間を設けて
活き活きと喜べる介護を私は実践したいのです。
体の痛みはいつしか 心まで冒して萎えさせてしまいます
あれこれと考えを巡らしながら過ごしていました。
昨日の午後4時半に、元気でにこやかな母の笑顔に会えて、
大きく安堵できました。
体を休めていたので、右腕の痛みも軽くなり、
優しい介護ができるようになっています。
介護を一日すると元の木阿弥状態に 痛みは戻ってしまいますが、
今年は月に2回のショートステイを入れて
難関を乗り切りたいと考えています。
心身に余裕を持たせながら
介護を楽しませてもらうつもりです
”母娘でご健在。
うらやましいかぎりです。”
奈良の同級生からの年賀状の詞が 本物になるように、
今年も努めようと思っているのです
これから始まる母との二人三脚は
教え子たちの介護を考える資料に役立てて欲しいと
願っています。
人の子には全てに親があります。
そしてあなたは親になっていきます。
貧富や肌の色や男女の違いはありますが、
生と死はすべての人に平等に与えられたものです
あなたはどう生き、どう死を迎えたいのか、
私の拙い生き様を通してちらっとでも考えてくれたら本望です
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今日の癒しの妖精たちです(*^-^*)
港の華です
岩根絞りです
清玄桜姫です
衣通姫です
紅荒獅子です
チューリップタイムです
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