オドリコソウ
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プリムラ
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アマナ
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母に寄り添う道に専念し始めて7年目を過ごす日々です。
今日は記念日の中でも最も大切な魂の堅い結びつきのご縁を授けていただいた44回目の結婚記念日です。
先日、連れ合いと7年ぶりの再会を父の20年祭の法要のおかげで果たすことができました。
生きる基本の食べることも忘れている認知症の母ですから、5年の介護期間の約束で単身赴任すれば充分だろうと考えていました。
私は4人姉妹の長女で、妹たちにも親孝行の機会を譲らないといけないし、独り占めはしてはいけないと分っていました。
当時は要介護3の母でしたが、5年目の終わりには介護度も全面介護の寝たきりとなり、言葉もなくして目の動きで意思伝達を図るようになりました。
私が母親だと思いこみ、信頼し安心してすべてを委ねてくれています。
全幅の信頼を得ている姿を見た妹たちは「姉ちゃん一人にお任せして申し訳ないけど、お願いします!」と春休みになってお墓参りに帰ってきて口々に労ってくれました。
「いいえ、これは私に与えられた使命だし、遣り遂げられると神様に選ばれたんだと思うから喜んで努めさせてもらっています。
こんな姉を持てたあなた達の運命が優れているんだと喜びなさい(^^♪」と話したのでした。
安心の日々を母中心に過ごせている喜びを支えてくださっている皆様にぜひお伝えしたいと強く思う朝です。
28種類の椿を前庭に植えて、13種類の苗を鉢植えにし、次々に開花を始めた椿を愛でながら楽しんでいます。
息子のメールで
「母の毎日は”椿祭り”のようですね!」って評されました(*^^)v
百花繚乱の様を目前にして満ち足りた思いで平穏な日を過ごさせていただいています。
44回目の記念日の朝は賑やかな椿祭りの最中なんです!
笑顔・紅唐子・紅荒獅子・呂香・バレンタインデー・熊坂・湊の華・桃太郎・大唐子・春山茶花・百合椿・初黄・湊の曙・唐錦などなど(*^_^*)
3年前の記念日に何を思っていたか日記を紐解いて懐かしく思い起こしてみました。
充実した人生の足跡を積み重ねてこれましたでしょうかしら~?ね(^^)
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2008年03月28日・何日も前から
3月28日は41回目の結婚記念日なのです。
彼とは3年半の別居生活を余儀なくされていますが、「毎日が楽しいのだったらそれでいいから~」と先日も元気な電話の声でした。
「ヒロコちゃんはほんとにえらいと思う!」
としみじみと20日に母の見舞いに来てくれた門司の従姉妹たちが口々に褒めてくださっていたのですが、
「ほんとにえらいのは奈良の主人なのよ~(*^_^*)
私はわがままを通しているだけ~(*^^)v」と答えたものです。
奈良の義母も元気とのこと~(*^_^*)
「百歳まででも長生きしたらいいと思う」と主人の弁。
私もそう思います。
乗りかかった舟だからとことんお付き合いしたいものですと話しました。
二度とない巡り合わせの人生をゆっくり親に楽しんでもらいましょう~\(~o~)/と確認できました。
喜びいっぱいで楽しみ満載な日々を作りながら別荘生活を送りたいものです。
不思議なことに何も気がかりなことはないと心の底から思えている日々なのです。
彼は私が楽しく喜んでいるかどうかをバロメータにしてくれています。
困ったり悩みがあればすぐに助け出してくれると信じています。
重たく辛いものはすべて奈良の家においてきましたから、すべての采配はうまく彼が振ってまとめてくれているとお任せです。
記念日は特にお祝いもしませんが、何日も前から思い出していました。
午前10時といえば式場についたころです。
衣装や日本髪が重くって、「皆が耐えてきたことだもの~」と言い聞かせていたのを覚えています。
今日は往診をいただいたので、薬を受け取りに病院に出かけてきますね~
帰りに美味しいお気に入りのケーキ屋さんでケーキを買って母とお花見を楽しみますね~
では、楽しい心華やぐ一日に仕上げたいものです(*^_^*)
あなたにも良い日でありますように~(^.^)/~~~
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2009年03月28日・大事な嬉しい記念日です
今日は42回目の結婚記念日なのです
連れ合いと歩いてきた道は決して平坦で薔薇色だったとは言えないけれど、今日の満ち足りた喜びの日へとつながる素晴しく愛しいかけがえのないものだったと、朝早く目覚めて感慨一入の思いに浸っています\(~o~)/
ドラマを見るような思いで波乱万丈の半生を思い起こしています(*^_^*)
何処を切り取ってみても活き活きと前を向いてひたすらに支え合って進んでいる二人の姿が見えます。
大学の新入生歓迎会で出会えたことがきっかけでした。
自己紹介で大分県出身だと言ったことが強烈に関心を持ってもらえた理由だそうです。
素朴な野草のような私だったのでは~?と自己分析しています。
奈良では中学校勤務でしたから、非行の波が何度も押し寄せる度に大きく荒れて揺れるので、生徒の心にそっと安らぎを届けてあげようと廊下の隅や教室に花を運ぶようになりました。
園芸歴30年と言うのは切り花を育てて車に週2回積んで持っていってたからです。
「先生のお家は花屋さんですか~?」と言われるくらいに豊富に一年中ありました。
こんなことが許されてできていたのは彼と結婚できたおかげです。
嫁の勤めは家に居て家を守ることと聞かされていましたが、長男が生まれたのを契機に連れ合いのしんどい時のスペアに勤めていなければ子供たちを育てられないと思いました。
家計の柱になるという切羽詰ったものはなく、遊びに毎日出ているようなあくまでも万一の備え的気分でしたから、とても楽しいものでした。
いろんな道中道すがらでしたが、今がその集大成ですからね\(~o~)/
3月は花庭に大きく癒してもらえました。
別荘生活が5年になりますので、庭木もかなり生長して楽しませてくれるように育ってきました。
今日は大事な嬉しい記念日ですから、どんと花の気のお裾分けをしようと思いついたのです
(*^_^*)
あなたもお幸せに(@^^)/~~~
では、また明日~(^.^)/~~~
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2010年03月28日・結婚記念日(@^^)/~~~
3月28日は43回目の結婚記念日です。
大学を出て東京の養護施設に勤めていました。
自分を必要としてくれる場所に居たいと言うのが選択の判断基準に在ります。
結婚も・就職も・介護も・・・
すべて自分を必要としてくれるなら!と言う考えで決定してきましたから、”すべて良し”と思えるし、悔いは全くありません。
28日は結婚記念日だと何日か前から思い出していました。
5年半というもの、妻らしいことは何一つできていないし、
「嫁の務めを果たせないものは返してしまえ!」
と義母に言われ、連れ合いと話し合って息子たちにも承諾してもらい、認知症で倒れてしまった母の介護に専念する道を私は択びました。
もちろん、離婚届に記入して「必要ならば提出してもらって構いません!」と連れ合いに渡してきました。
当時、奈良の家は長男夫婦と孫3人が同居でしたから9人家族ですし、実家は13年前に父が亡くなり独居暮らしを母がしていました。
親が倒れたら寄り添うのが子の務めです!
それが許されないという狭い了見に驚いてしまいました。
「離婚の紙切れはこんな時に使うのです!」
と教え子たちに教えるつもりの潔さでしたが、やはり半年ほど経った頃に奈良の市役所から受理したと言う通知が届いた時は、頭が真っ白になりました。
青天の霹靂という言葉でブログに書いた時に、「もっちゃんの想定内のことでしょ?」と勇気付けられたのを今も覚えています。
あれから5年が過ぎ、一度も奈良には帰っていないし、連れ合いにも会っていません。
顔も忘れてしまっています。
息子の顔は思い出せるのに、連れ合いの顔はぼやけてしまい出てきません。
そんな私が結婚43回の記念日なんていう資格があるのかしら~?と思い始めたのでした。
ずいぶん前置きが長くなりましたが、これからが言いたかったことです。
夕食を終えて、「あまり遅くならないうちに電話で気持ちを確かめておこう!」と受話器を取りました。
明るい響きの前向きな元気な声が返ってきました。
「明日は43回目の結婚記念日なんだけど、空白の5年があるし、日記に書いていいのかしら?」
「ああ、いいよ♪
何でもお前の思うように書いてくれ~♪」と屈託のない明るい声です。
「元気そうで良かった~(*^^)v」と私。
捕まえたら放さないとばかりに、滔滔と会社のこと・家族のこと・近所の人の近況など細々と教えてくれます。
目を見張るばかりの流れの速さであり、力強さで圧倒されっぱなしの半時間でした。
「おまえ、presentって言葉、知ってるやろ~?」
「贈り物のことでしょ♪」
「うん、そや!」と始まります。
「pasut→present→future(過去→現在→未来)と言う遣い方になると、presentは現今・現在と言う意味になるんやで~」
「へえ~!初耳やわ~(*^^)v
プレゼントって贈り物だとばかり思っていたわ~(*^_^*)」
「今を生きていることが大きなプレゼントをもらっていることなんやで~
今をしっかり生きていたら、未来のことなど心配要らん!
大きな流れのまにまに任せたらいいんや~
会社でよく話するんやけど、会社の敵ってなにやと思う?
昨日の自分の会社や!
今日現在の会社は昨日に勝たなあかん!変わらなあかん!
変える・換える・返る・(初心に)帰る
かえるさんのマークをいたるところに貼ってあるんや~ワハハハ・・・」
目から鱗の状態の私で、愉快な話が次々と飛び出してきます。
二つの会社の代取りですから、彼の持つエネルギーたるやたいしたものだと感じました。
人って大きく成長するのですね~(@^^)/~~~
こんな有望株が連れ合いだったのかと今更ながらにオドロキです\(~o~)/
許されて守られて、介護に専念させてもらえていることが彼からの贈り物なのです(@^^)/~~~
大きな素晴しいpresentに感謝・深謝の私です。