しん健堂

栄養を大切にする整体院です。
健康であるために必要な情報や商品をお届けします。

油・脂・あぶら(オリーブオイル)

2023-07-22 16:10:00 | 油・脂・あぶら
【Instagram】
https://instagram.com/p/Cu_YqDKxj7l/

【ホームページ】

《オリーブオイル》
濃い色のボトルに入ったエキストラバージンオイルを選んで下さい。



あぶらには沢山の種類がありますが、今回は常温で液体の植物性油。
その中でもオリーブオイル(オメガ9)のお話です。



オリーブオイルは果実を絞って取り出す珍しい油で風味も良く世界各国で昔から親しまれてきました。

オメガ9は体の中で合成出来るので必須脂肪酸ではありません。

しかしオメガ6過剰の現代社会において料理にオリーブオイルを使うことでオメガ6を減らして油のバランスを整える事ができます。

オリーブオイルはピンからキリまであります。
工業用に近いポマースオイルから最上級のエキストラバージンオイルまで。

(ピュア)と表示されているものは品質の悪いバージンオイルを精製したものです。
(バージンオイル)と表示されているものは絞った果汁から遠心分離で得られたものです。
(エキストラバージンオイル)と表示されているものは最上級品です。

この表示に加えて選ぶ時の更なる三つのポイントがあります。

一つ目は容器(瓶)です。
油は光にとても弱いので濃い色の付いたボトルに入れてあるかという事です。

二つ目は油は絞る時の熱にやられてしまう事が多いので「コールドプレス」とか「石臼挽き」などの表示があれば尚良いです。

三つ目はオーガニック(有機栽培)認証があればいうことありません。
多くの油は種を絞るのですが、オリーブオイルは果実を絞るので残留農薬などの影響は受けやすいからです。
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油・脂・あぶら(危険な油 トランス脂肪酸)

2023-07-21 16:35:00 | 油・脂・あぶら
【Instagram】
https://instagram.com/p/Cu80anOxtgK/

【ホームページ】


バターとマーガリンでは圧倒的にマーガリンの方が健康に良くありません。

それはマーガリンを作る時に大量のトランス脂肪酸というものが出来てしまうからです。

あぶらの種類とは別にあぶらの型として「シス型」と「トランス型」というものがあります。

自然界に存在する型はほとんどがシス型でトランス型というのは化学的に手を加えた時に作られるものです。

化学合成で出来たトランス脂肪酸は自然を基とする人間の体には全く不要なもので、トランス脂肪酸を摂り過ぎると心臓病をはじめとする様々な病気につながります。

これは世界的に大きな問題となり、トランス脂肪酸は国によっては厳しく規制されています。

デンマークなどのいくつかの国は発売を禁止しており、先進国を含めた多くの国々でも摂取量を厳しく制限しています。

2003年にはWHOもトランス脂肪酸の制限値を出しましたが、日本のスタンスは「日本人は欧米人に比べて接種カロリーが低いから問題ない」というもので無制限状態が続いています。

しかし、「日本人は欧米人に比べて接種カロリーが低いから問題ない」と言ったカロリーの数値って一日1900kcalなんですよね…。(それってもしかして国の掲げる目標値で現実離れしているのでは?)と思ってしまいました。

因みに世界平均は3000kcal弱といった所です。(各国の目標値ではありません。)

いずれにしても「トランス脂肪酸は制限の必要がない」と言った根拠となるとものがあまりにも現実に即していない気がします。

※因みにトランス脂肪酸が多い食品はマーガリンだけではありません。同じようにして作られる仲間にはショートニングやファットスプレッドなどがあります。

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油・脂・あぶら(バターとマーガリン)

2023-07-19 15:52:00 | 油・脂・あぶら
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https://instagram.com/p/Cu3oiEMRyWY/

【ホームページ】

《バターとマーガリン》
マーガリンは選ばないで下さい。


あぶらには沢山の種類がありますが、バターやマーガリンもその一つです。

「バターとマーガリンはどちらが健康的だと思いますか?」という質問をすると案外「マーガリン」と答える人が多いです。

「なぜマーガリンの方が健康的だと思うのですか?」と聞いてみると「マーガリンは植物性だから」と答える人が多いです。

「動物性の脂は体に悪くて植物性なら体に優しい」と思っているのかもしれません。

しかし、体に良くないのは実はマーガリンの方です。

マーガリンは確かに植物性です。でも、そこが変な話なのです。
植物性の油は常温では液体です。なのにマーガリンは固体。何か細工をしないとそのような不思議な事は起こりません。

どのような細工をしているかと言うと植物性の油に無理矢理(H)水素を添加しているのです。(絵の隙間のある部分に水素を無理矢理くっ付ける感じです。)
こうすれば液体の植物性油が固体になるのです。(この作業を「まるでプラスチックを作る作業だ」という専門家もいるくらいです。)

そしてその時に大量のトランス脂肪酸というものが発生します。
このトランス脂肪酸が大問題で危険な油と言っても過言ではありません。

トランス脂肪酸は体には全く不要なもので百害あって一理なしです。
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油・脂・あぶら(あぶらの種類)

2023-07-18 17:25:00 | 油・脂・あぶら
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https://instagram.com/p/Cu1LQWNxRwH/

【ホームページ】

あぶらと聞くと「太る」とか「体に悪い」というイメージを抱く人が多いかも知れません。

しかし、あぶら(脂質)は炭水化物・タンパク質と並んで人間にはなくてはならない三大栄養素の一つです。

あぶら(脂質)はホルモンや細胞膜の原料であり健康に与える影響はとても大きいです。

一言であぶらと言っても沢山の種類があります。

常温で液体のものもあれば固体のものも。
常温で液体のものは油(oil)と呼ばれ固体のものは脂(fat)と呼ばれます。

常温で液体の油(oil)は植物性、固体の脂(fat)は動物性として区別されています。



植物性油(oil)は更に細かく分けられます。

あぶらは炭素(C)水素(H)酸素(O)の三つの元素が結びついてできているのですが、結びつき方の違いでオメガ3 ・オメガ6・オメガ9という三つのグループに分けられます。
下の絵はオメガ3 の一例です。(オメガ3 にも何種類もあります。)

この結びつき方の違いは人間の体の中に入った時に異なる働きをするようになります。

一言で「あぶら」と言ってもこれほど様々な種類に分かれていて、奥の深い世界です。
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