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映画 プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 感想

2020年12月26日 | プリキュアオールスターズ
 「映画 プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日」の感想です。ネタバレが嫌な人は、くれぐれも注意して下さい。


 今回も、映画館に行った時の観客状況は省略して、本編の感想に入ります。もう上映開始日から2か月近くも経ってますしね。(汗)
 なお、TV本編感想と異なり、ストーリー解説部分の文字サイズは、私の感想も含めて通常サイズにしている上(フォントサイズ3)、私の感想にアンダーラインを入れていません。あらかじめ、ご了承下さい。
 また、TV本編で流れた劇場版告知映像のキャプチャー画像も載せています。映画は見ていないけど、ネタバレOKな方は、画像を見て臨場感を味わっていただければ幸いです。


 では、ネタバレOKな方は、画面をどんどん下にスクロールして下さい。































 本編に入る前に、グレースとアースがあいさつ。このご時世ゆえ、席から立ち上がらず、声を出さずに、静かに応援するよう、観客達に促しました。
 もちろん、本編にアースは登場しません。本来この映画は追加プリキュア登場前に上映される予定でしたしね。という事で、ここで、その事を伝えました。


 ここから本編開始。
 ラビリン達は、ひなたの家のリビングでお腹を空かせていました。目の前にはドーナツがあるのですが、のどか達が宿題に取りかかっているため、我慢しています。
 しかし、ニャトランは我慢できず、箱を開けてしまいます。すると、目の前が突然光り・・・。

 ラビリン達は、見知らぬ場所にワープ。辺りは暗いようですが、桜が咲いています。
 すぐに、ある妖精がラビリン達の元に。妖精は、ライトを3つ出しました。このライトは「ミラクルンライト」。
 その直後、多くの怪物が、この妖精を追いかけてきました。ラビリン達も巻き込まれる形に。
    

 怪物達から逃げる途中、ペギタンとはぐれてしまいます。すぐに、見つける事はできましたが、ペギタンは怪物に怯えていて、ラビリン達に気付きません。
 そこで、先程妖精からもらったライトの出番。声を出さずに、ライトの光で合図しました。
   

 時間はかかったものの、ペギタンは気付きましたが、怪物達にも気付かれてしまい、また追いかけられる立場に。
 妖精は、力を振り絞って、ラビリン達をワープさせました。しかし、妖精は、怪物から追われたままです。一体どうなるのか?


 ここでオープニング。オープニングはTV本編と同じ「ヒーリングっど♡プリキュア Touch!!」ですが、2番があるバージョンです。
 映像については、大部分は今作前半と同じですが、ビョーゲンズが出てくるところなどは、違うものに変わっています。また、2番以降の部分は、「トゥインクル」勢と「HUGっと」勢が加わったものとなり、「トゥインクル」「HUGっと」のオープニングで使われた映像の一部が、今回のオープニングでも使われています。


 時は朝の7時半。ラビリンは、例のライトを持っていました。しかし、ラビリンは、それが何なのか覚えていないと言います。
 今日は土曜日で、学校はお休みですが、のどかは、ちゆ、ひなたと一緒に宿題をして、午後にはお花見をする予定だそうです。のどかは、朝食を早々に済ませて、家を出ました。

 ひなたの家に行く途中、のどかは、「トゥインクル」の主人公「星奈ひかる」と会います。
 ひかるは飼い犬がいるため、のどかが抱えているラテに興味津々。ついでに、ラテがのどかという名前だと勘違い。(笑)
    
   
 ひかるは、ララ達と一緒にキャンプに来たそうです。話をしていたら、バスが来ましたので、ひかるとはここで別れます。

 しばらくすると、のどかは水たまりに。靴と靴下が濡れてしまいました。
 足元に目が行っていると、誰かとぶつかります。相手は、「HUGっと」の主人公「野乃はな」。
 はなは、友達と一緒に温泉巡りに来ましたが、途中はぐれてしまったそうで、のどかは、はなを温泉に案内します。
    
   
 途中、さあや達と再会し、はなとはここで別れました。

 他の事に時間を取られたため、のどかは急ぎ足で、ひなたの家に向かいます。
 ですが、その途中、ボールで遊んでいた子供が道路に出てしまい、トラックにひかれそうになります。
 ここは、のどかがプリキュアに変身して、子供を瞬時に救い出しました。こういうケースでプリキュアに変身したのは初めてですかね。部屋の掃除のためにプリキュアに変身した先輩も見習うんだぞ。(笑)

 ようやく、のどかは、ひなたの家に到着。
 ラビリンだけでなく、ペギタンとニャトランもライトを持っていました。やはり、何で持っているのかは分かりません。
 一緒に宿題をしている途中、ひなたの兄・ようたが差し入れのドーナツを持ってきました。今は宿題に取りかかっているので、終わった後に食べる事に。

 ラビリン達は、リビングで、のどか達の勉強が終わっているのを待っていました。お腹は空くものの、先に食べる訳にはいきません。でも、この光景、どこかで見たような?
 しばらくすると、あの時の妖精が、やって来ました。ラビリン達は、あのライトは、この妖精からもらったものだと思い出します。

 やって来たのは、妖精だけでなく、あの時にいた怪物達も。さらに、もう1人の男もいました。
   
 彼は、ミラクルンに戻ってくるよう言います。「ミラクルン」というのは、妖精の名前。
 のどか達もこの騒ぎに気付きました。ミラクルンを守るため、のどか達はプリキュアに変身します。

 バトルスタート。敵の数は多いものの、グレース達は優位に戦います。
    
   
 しかし、怪物達が合体すると、強くなり、グレース達は苦戦します。
 フォンテーヌはどうにか対抗できたものの、ミラクルンを守っているグレースは、執拗に攻められ、ピンチに陥ります。

 そこに、ひかる達とはな達が。ルールーは、グレース達が99.8%の確率で新しいプリキュアだと分析します。残りの0.2%は何だよ。(笑)
 ひかる達は、すぐにプリキュアに変身して、グレース達に加勢します。
   
 「HUGっと」勢、「トゥインクル」勢は戦い慣れている事もあり、簡単に怪物達を倒していきました。

 しかし、リフレインには焦りがなく、永遠に今日を繰り返すと言いました。
 その直後、巨大な時計が現れて、周りは暗転。他のプリキュア達の姿が消えてしまいました。
 そんな中、ミラクルンはグレース達にミラクルンライトを振るよう言います。

 気が付くと、のどかはベッドにいました。今までの出来事は夢だったのか?
 起きるとすぐに、小っちゃなボールを踏んずけて、転んでしまいます。
 しかし、これは夢にもあった事です。さらに、ベッドにはミラクルンが。

 リビングに出ると、父・たけしがテレビを見ていました。それも、あの時と同じ番組を。
 しかも、朝食として食べたいちごメロンパンも冷蔵庫にあります。たけしがテレビに集中し過ぎて、トーストを焦がしてしまうのもあの時と同じ。
 あの出来事は夢ではなく、土曜の朝が繰り返されている事に、のどかは気付きます。その後、のどかは家を出ました。

 少しして、ひかると遭遇。
 のどかは、ひかるの無事を喜ぶものの、ひかるは何も覚えていません。ひかるにとっては初対面のようで、すぐにララ達と一緒にキャンプ場へのバスに乗ってしまいました。

 しばらくして、あの時と同じく、水たまりに入ってしまって、はなと再会。
 やはり、はなも、のどかの事を覚えていません。さあや達とも再会し、事情を話しますが、まったく理解されず。

 しかし、じっくり話している暇はありません。というのは、この後、子供がトラックにひかれかねないため。
 あの道路に行ってみると、やはり、例の子供がひかれそうになっていました。今回も、プリキュアに変身して、子供を救出。

 その後、のどかは、ひなたの家に到着。ちゆとひなたは覚えていました。それは、ミラクルンライトのおかげだそうです。
 ミラクルンは「明日」を司る精霊である一方、ミラクルンを捕まえようとした男「リフレイン」は「昨日」を司る精霊であり、自身の力で時間を戻しているとの事。
 ミラクルンライトが沢山あれば、時間の巻き戻しを止め、明日に進む事ができますが、リフレインから逃げる途中で力を使ってしまい、3本出すのが精一杯でした。のどかは、ミラクルンを守って「明日」へ進もうと決意します。

 リフレインが襲ってくる前に、のどか達は山に向かいましたが、リフレインが何体かの怪物を従えて先回りしていました。
 ですが、すぐに、ひかる達とはな達も来てくれました。皆、のどかの事が気になっていたようです。
   

 そして、全員プリキュアに変身しますが、一度戦っているだけに、プリキュア達の攻撃は読まれてしまいます。しかも、リフレインは、ミラクルンを守っているグレースを他の仲間と分断して集中攻撃。
 リフレインによれば、この土曜日を98回繰り返しているとか。よくそんなに数えていたな。実は数え間違いとかしてないよね?(笑)
 グレースは必死に抵抗するものの、力負けしてしまい、ミラクルンが連れ去られてしまいました。

 そして、巨大な時計が現れ、時間を戻そうとします。ミラクルンを守れなかったのどかは悔し涙を流します。
 ですが、ひかる達は、自分を信じていれば、きっとミラクルンを助けられると、のどかを励ましました。
    
 そして、今日を繰り返すこの世界から抜け出そうと約束して、ひかる達と離れ離れになりました。のどか達は、時が巻き戻る直前にミラクルライトを振ります。

 再び、土曜日の朝を迎えました。
 これまでと違って、時間が巻き戻っている事に気付いているので、床に落ちているボールに転ぶのも回避。のどかは、ミラクルンを助ける気持ちでいっぱいです。
 もちろん、たけしがテレビを見ている事も、見ている番組も把握。トーストが焦げるのも回避しました。

 母・やすこが同窓会に行く事も知っていますが、ここで、ある事に気付きます。それは、同窓会のハガキに写っている校舎の時計が、リフレインの時計とそっくりだという事。
 これまでひなたの家に向かう途中で通り過ぎていた校舎が、リフレインの居場所。のどかの行くべき場所が定まりました。

 その後、家を出て、ちゆ、ひなたと合流。2人ともしっかり事情を把握しています。
 ひかる達の事はひなたに、はな達の事はちゆに任せて、ひかるは、リフレインの居場所に向かいました。
 ですが、その前に、例の道路に。あの子供に、この近くでボール遊びをしないように言いました。これで、子供がトラックにひかれるのを回避します。

 そして、リフレインの居場所に到着。ここは、廃校となって取り壊される予定の小学校。
 リフレインは、この学校の時計の精霊。ここで多くの子供達の学校生活を見送ってきたものの、校舎が取り壊されると知って、今日を永遠に繰り返す事にしたそうです。

 その後、バトル開始。グレースはミラクルンを助けたい気持ちに満ちているものの、敵の数が多く、押されてしまいます。
 しかし、他のプリキュア達が集合。皆で力を合わせて、リフレインの手下を全員やっつけました。

 その直後、リフレインはミラクルンを取り込んで巨大化。圧倒的な力でプリキュアを打ちのめし、ミラクルンライトが消失してしまいました。
 ですが、その直後、ミラクルンの声が聞こえてきました。声を聞いたグレースは、絶対にミラクルンを助けるんだと、諦めずに立ち上がり、それに続いて、他のプリキュア達も立ち上がります。
 その気持ちがミラクルンに力を与え、沢山のミラクルンライトが出現しました。

 ミラクルンライトの光でグレースは「スーパーグレース」に。その後、リフレインと1対1の戦いとなりました。
 少しして、グレースが「ヒーリングタイムリベレーション」。リフレインの力は消えて、ミラクルンを救出し、止まっていた時間が進み出しました。

 その後、のどか達は、この学校の校庭でお花見をしました。
 また、この校舎は、美術館として残してもらおうという話も出ているそうです。これならば、ミラクルンもリフレインも一安心。

 これにて、本編は終了です。


 エンディングは、前期エンディングであった「ミラクルっと♡Link Ring!」。こちらも2番があるバージョンです。
 映像は、2番に入るまではTV本編と同じ。四季の変化が楽しめるエンディングですので、いつ見ても見応えがありますね。
 2番に入ってからは、「トゥインクル」勢、「HUGっと」勢が加わって一緒にダンスする形に。やはり、数が多いと、華があって良いですね。


 最後は、来年の春映画の告知。
 知っている方は多いと思いますが、次回作は、「ヒーリングっど」勢が「プリキュア5」の面々とコラボする形に。タイトルは「映画ヒーリングっど♡プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGo!Go!大変身!!」。
 上映開始予定日は、来年3月20日(土)。この時には、コロナ騒ぎはどうなってるんでしょうね。次も映画館で見る予定ではありますが、ある程度落ち着いてからにしたいと思います。


【まとめ】
 今回の劇場版は、本来は3月後半に公開される予定だったのが、2度の延期により、半年以上も過ぎた10月後半に公開となりました。
 TV本編の放送休止が決まった時は、こちらの公開中止もやむなしだと思っていたのですが、こうして公開する事ができて、そして、映画館で現作プリキュアと過去作プリキュアの共演が見られて、本当に良かったと思います。ただ、感想投稿は、もう1週間足らずで2020年終了という時と、あまりにも遅過ぎましたが・・・。(笑)

 「ニューステージ」以降、オールスターズものはゲストキャラの成長を描いている作品が多いですが、今回は、ゲストキャラが小さい妖精で、心の声を通してしかしゃべれない事もあり、これといった成長要素はなし。とは言っても、過去作キャラが現作キャラを元気付けさせたり、戦闘面で強さを見せつけたりなど、頼もしいところは、ちゃんと見せていましたけどね。
 今回は、時を扱う作品だったからか、「昔を懐かしむ」要素が多かったように思え、そこが結構面白いところだったかな、と感じています。

 過去作キャラの出演は、「昔を懐かしむ」に当たり、前作「トゥインクル」、前々作「HUGっと」のメインキャラ、マスコット枠はもちろん、そういった枠に属さないキャラ、前々作よりも前の作品のキャラも出ていたのが、オールドファンにはだいぶ楽しめる要素だったのではないかと思います。

 前作からは、ひかるの好きな映画監督・アブラハムが出演。正体は、宇宙星空連合からやってきた調査員。まあ、宇宙人ですね。お前、役得過ぎんだろ。(笑)
 「ジャマシックパーク」という単語も出てきましたが、これも、「トゥインクル」で、ひかる達が見ていた映画ですね。のどかの父・たけしも気に入っていたという。マジかよ・・・。まあ、生真面目なまどかがアレを見て変なスイッチが入っちゃってましたし、分からなくもないかも。(笑)

 また、アブラハムは新作映画の主役として「春日野うらら」を、音楽担当を「北条まりあ」に、それぞれ抜擢。
 「春日野うらら」は、「プリキュア5」のメインキャラで、プリキュアに変身するとキュアレモネードに。ここで出したのは、来年春映画の告知のようなものですかね。来年春映画でどんな活躍を見せるのか楽しみになってきました。
 「北条まりあ」は、「スイート」の主人公・響の母親。何で彼女を出したんでしょうかね。すごいレアキャラを出してきたな、という印象が強いです。

 のどかが朝食として食べていた「いちごメロンパン」も、「魔法つかい」の名物アイテム。メインキャラ達が好んで食べていたシーンが多くありましたね。
 その「魔法つかい」からは、かな、まゆみが、オープニングとチラッと出ていました。すこやか市に魔法使いがいるというウワサを聞いてやって来たのでしょうか。(笑)

 あと、この映画には、「半ドン」というワードも出てきました。私は「あったな、懐かしい」と思いましたが、メインターゲットの女の子達の親御さん達の多くは知らないんじゃないのでしょうか。20代以下で「半ドン」を知っている人は、ほとんどいないでしょう。
 今は、土日休みが基本ですが、一昔前は、土曜日も学校とか仕事があったんですよね。
 といっても、午後は休み。半分休みの土曜日を意味する「半土(ハンド)」から、「半ドン」という言葉が生まれたんですね。詳しい事を知りたい方は、ググって下さい。

 その「半ドン」も少しずつ変わっていき、第2、第4土曜が休みとなって、最終的には、完全週休2日制に。2000年に入る前には、そうなってましたね。
 ですので、今の若者が知らないのは当然の話。今や、「半ドン」は死語と言ってもいいでしょう。っていうか、「半ドン」を得意げに語っちゃうとか、歳バレちゃうかな・・・。(笑)


 これにて、「映画 プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日」の感想は終了です。本来の上映開始予定日から大幅に遅れての公開ではありましたが、十分楽しめました!
 今回の劇場版も、感動をありがとうございました! そして、この作品の制作、お疲れ様でした!



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