「キラキラ☆プリキュアアラモード」第34話「小さな大決闘! ねこゆかりVS妖精キラリン!」の感想です。
~ オープニング前 ~
敵のアジトでは、前回プリキュアに敗れたディアブルがエネルギーを溜めていました。
ディアブルは、いちご山を闇に染めようと、エネルギー体を放ちます。
その頃、ゆかりは、秋の風の心地良さを感じていました。
「秋といえば・・・。」
「やっぱりオシャレよね。フフッ、嫌いじゃないわ。」
その直後、クリスタルアニマルはどこかに行ってしまいました。ゆかりは慌てて追いかけます。
少しして、ゆかりは、綺麗な水場がある場所に着きました。
すぐに、シエルと対面。シエルに何をしているのか聞かれたゆかりは・・・、
「ちょっとね。散歩よ。」
シエルは、この水場は妖精や動物達が使っている素敵な場所だと言いますが・・・、
「そう・・・。」
「どうかしたの?」
「別に。何でもないわ。」
「そう? ならいいけど。」
シエルは、店があるからと、場を離れます。
その直後、草むらからクリスタルアニマルが現れ、辺りを飛び回ります。クリスタルアニマルは何かを訴えているっぽい?
しかし、すぐに、ゆかりと衝突。
気を失ったゆかりが目を覚ますと・・・、
「私がいる・・・、ニャ?」
「ニャニャ? 私、猫になってる・・・。」
「フフッ。面白いニャ!」
あのー、ゆかりさん、少しは驚いて下さい。見た目は可愛いのに、少しばかり怖いオーラを感じます。(笑)
~ Aパート ~
それから、ゆかりは公園に。猫になったせいか、他の猫達の言っている事が分かるようです。
公園にいる猫達は、いつもの水場に行っただけなのに、妖精達が言いがかりをつけて、追い出されたようです。ボスの三ツ星にゃんこは、このまま黙ってはいられないと殴り込みに行こうと考えました。
ゆかりは、それを聞いて、待ったをかけます。
しかし、他の猫達は、見た事がない猫だと警戒心を抱きます。そして・・・、
「いちご坂最強と呼ばれるオレのパンチ、受けてみろニャ!」
「ニャ!」
いちご坂最強(笑)。ゆかりは猫になってもラスボス感は変わらずで、素敵ですのう。(笑)
「ウソニャろ!? このー!」
「ニャ!」
ゆかりのくすぐりって、今のところ、100%成功してるよな? もう、「エターナルフォースこちょこちょ」と名付けてもいいんじゃね?
三ツ星にゃんこは、ゆかりの手腕を見込んで、ボスになって、妖精達に対抗してほしいと頼みました。
「いいニャ。ボス、面白いニャ!」
どうせなら、今作のラスボスになっても構いません。この人にかかれば「エターナルフォースこちょこちょ」でノワールでさえもどうにかしちゃいそうな期待感を感じます。(笑)
その頃、キラキラパティスリーでは、いちか、ひまり、あおい、あきらが秋の新作スイーツを作ろうと盛り上がっていました。
ちょうどその時、ゆかりがやって来ました。と言っても、外見がゆかりなだけで、中身はクリスタルアニマルですが。
外見がゆかりなクリスタルアニマルは、ゆかりのバッグに近付いて・・・、
この姿をゆかりファンの女の子達に見せてあげたい・・・。「まるで猫のように煮干しをむさぼるゆかり様も素敵ー!」などと叫ぶのか、気になります。(笑)
キラキラパティスリーのリビングでは、1体の妖精が傷だらけでした。少し前に、猫達と仲良く水場を使っていたものの、突然、猫達からケンカをふっかけられたとの事です。
この事態を聞いたシエルは、ある事を提案しました。
少しして、猫達は、妖精達に呼ばれて、水場にやって来ました。ゆかりは、不穏な雰囲気を感じます。
その直後・・・、
シエルが考えたのは、猫達と妖精達が一緒にスイーツを食べ合う事。
「ズバリ、同じ皿のスイーツを食べれば、分かり合えるって!」
「それを言うなら、『同じ釜の飯』ね・・・。」
いやいやいや、私の嫁の言う事は絶対だから! 間違えるだなんてありえねーから! まあ、いい歳こいて二次元キャラを「嫁」とか言う私は、大いに間違っていると思いますが。(笑)
しかし・・・、
「なめられたもんニャ・・・。」
「こんなもんでオレ達が喜ぶと思ったのかニャ・・・。」
「そんなの大間違いだニャ!」
妖精達は、落ち着くよう言うものの・・・、
そして、またしても、取っ組み合いのケンカに。
少しして、ゆかりは、ケンカを止めさせ、リーダー同士による決闘で白黒つけようと言いました。
「負けた方はいちご坂から出ていく。簡単でいいニャ。」
「あなた、どこかで・・・。」
「さあ、決闘を受けるのか受けないのか、どっちニャ?」
「分かったキラ・・・。やるしか・・・、ないキラね!」
「本気で行かせてもらうニャ!」
~ Bパート ~
そして、ゆかりとキラリンの決闘が始まりました。
「まだやる気かニャ?」
という事で、ゆかりが勝ちました。そして・・・、
「聞くニャ! 私の勝ちだニャ! 私が勝ったからには、ここにいる全員、いちご坂から出て行ってもらうニャ!」
「妖精も猫も、人間すらも追い出してやるニャ! この街は、私だけのものニャ!」
「そんな・・・。冗談ニャロ・・・?」
「冗談は嫌いね。」
直後、キラリンは、そんな事はさせないと、再度、ゆかりに立ち向かいます。今度は、キラリンが優勢となり、ゆかりを崖にまで追い詰めました。
「やるニャ。どうやら、私の負けニャ。」
「ここを出ていくのは、私って事ニャ。」
「そんなのいいキラ! 出ていく必要ないキラ!」
「こっちに来るキラ。きっとみんなに許してもらえるキラ。」
「それじゃ意味がないニャ。後は、あなたが丸く収めれるだけ。私の事は気にしなくていいニャ。」
「ダメ!」
「何でこんな事になったニャ・・・。ちょっと前までみんな仲良くやってきたのに・・・。」
「離しなさいニャ!」
「嫌キラ! 絶対に離さないキラ!」
「バカな事しないで!」
「バカは、あなたキラ!」
「あなたまで落ちたら、私のやった事がムダになるニャ!」
「もしかして、自分1人が悪者になって・・・。」
「何の事かニャ?」
「キラリン達だけ楽しくても、そんなの楽しくない・・・。あなたを悪者になんてさせない・・・!」
しかし・・・、
ですが、すぐに・・・、
そして、全員が助かりました。
「こんな風になるなんて、間違ってるヤパ・・・。」
「姿が違っても、命はみんな1つずつハニャ・・・。」
「そうペコ! みんな仲良しするペコ!」
しかし、この場にゆかりがいません。
ゆかりは単身、水場の近くに来ていました。すると・・・、
「せっかく、この忌々しい場所を闇に染めたのに・・・。よくもジャマをしてくれたな・・・。」
そして、ディアブルが襲ってきます。今のままでは対抗できませんが、すぐに、パルフェがやって来ました。
「あなた、最初からコイツらのしわざだって分かっていたのね。カッコ良過ぎよ!」
キラキラパティスリーにいるいちか達も、いちご山から闇の気配を感じます。
その後、パルフェは、ディアブルと戦いますが、すぐに危機を迎えました。
ちょうどその時、ホイップ達4人が加勢しました。外見はゆかりのクリスタルアニマルも、ここに来ています。
しかし、ディアブルは強力で、ホイップ達はダメージを追います。そんな中、ゆかりは、パルフェから離れて・・・、
そして、そのまま・・・、
という事で、お互い元に戻りました。すぐに、ゆかりはプリキュアに変身。
その後、パルフェは、キラリンとして決闘していた猫がゆかりだと気付きます。
「ゆかりってば、最初からディアブルだという事分かって・・・。」
「何の事かしら?」
「ハッキリ言わないから、ホント分かんない!」
その後、パルフェは、パルフェエトワールでディアブルの動きを封じ、マカロンが、マカロンジュリエンヌでダメージを与えます。
そして、アニマルゴーランドで撃退。
一方、ディアブル本体は、闇のエネルギーが溜まり、より怖ろしいオーラを発しました。
少しして、いちか達は、水場の傍に店を開きました。
しかし、三ツ星にゃんこは、ボス猫がいなくなって寂しさを感じています。
「ボスもきっと見守ってくれているキラ!」
今回は、これで終了です。
次回:「デコボコぴったり! ひまりとあおい!」
あおいは、父の代わりに、お菓子メーカーの新作発表会に出席する事になり、ひまりを連れて行きました。
しかし、発表会当日、ひまりは、会場で堂々としているあおいと自分を比べて、あおいを遠い存在に感じてしまいます。
一人落ち込むひまり。そして、気付いたら、大切なスイーツノートをなくしてしまい・・・。
【まとめ】
ディアブルの闇の力で、猫達と妖精達がケンカをしてしまいましたが、猫となったゆかりのおかげで、再び仲良くなる事ができました。
うーん・・・。何をやりたかったんだろう、今回?
これが、今話を見終えた率直な感想です。メイン視聴層の女児達に、普段は背の高く大人びたゆかりが、子供よりも背丈の低い猫になって可愛くじゃれ合う様を楽しんでもらいたいというコンセプトでしょうか? 分からない・・・。
ただ、何にせよ、猫になったゆかりが崖から落ちるシーンはいただけなかったと感じています。
まあ、プリキュアになったら、高い所から飛び降りても平気ですし、猫についても、基本的に、高い所から落ちても平気だと言われてますので、あのシーンを入れても問題ないと判断したのかもしれません。
ですが、このアニメのメイン視聴層は女児達。あのシーンは自殺をほのめかしているように感じましたし、女児達に高所恐怖感を植え付けさせてしまったのではないかと、危惧しています。
猫になったゆかりは、普段よりも小さかったとはいえ、大きく映していた事が多かったですので、あのシーンは、人が飛び降りたようにも見え、子供達にとって悪影響を与えかねないと感じました。
まあ、そう感じたのは、私だけであり、当の女児達はそうも感じず、楽しく見れたのかもしれません。私のように、何かしらポイント立てて考察する事もないでしょうから、純粋に楽しめれば、それはそれで良いでしょう。
それに、残念回という訳ではなく、今回も、ゆかりの性格を考えさせる話だったと感じています。今話を見終えて、ゆかりは、危険を1人で背負いがちな危うい一面があると感じました。
今話だけでなく、リオにカマをかけたり、自分の心を知りたいと敵の罠に踏み込んだりと、危険を冒しているところがあります。いずれも、ゆかり自身の強さが突破口を開きましたが、1つ間違えれば、ゆかりが酷い目に遭っていたでしょう。
今話にしたって、自分を悪者に仕立て、自分はいなくなるべきだと崖から飛び降りましたが、それは、猫は高い所から落ちても平気だという知識があったからでしょう。しかし、それは確実ではありません。下手をすれば死んでいたおそれもあります。
ゆかりにとっては、面白いとトキメキを感じているのかもしれませんが、こんなギャンブル的な事を続けていれば、死が近付いていくでしょう。ゆかりは大人びているとはいえども、まだ子供。多大な可能性を秘めているとなると、もったいない話です。
ですが、好意的に見れば、他人想いな優しい性格のようにも感じます。今話は、それが顕著に感じられました。
危険を1人で背負いがちという事は、他人を危険に巻き込ませたくないという事でもあるでしょう。他人を守りたいという意識は人一倍強いように思います。
そして、それをハッキリ口に出さず、クールに実行するのも、ゆかりらしいでしょう。ゆかりは、どこか、30話であきらから感じた「幸せの王子」っぽさがあるようにも感じますね。
でも、ゆかりは、決して1人なんかじゃありません。ゆかり1人だけで長い人生を生きる事はできませんし、ゆかりがいなくなって悲しむ人は大勢います。
だから、ゆかりは、「自分がいなくても」なんて考えないでほしいですし、もう少し他人を頼っていいと思うんですよね。まあ、序盤と比べれば、それなりに頼りにはしていますが、もう少し他の子との交流は多くあってもいいように思いますね。今話にしても、クリスタルアニマル探しに困っているのに、シエルに対して「何でもない」と答えていたのが気になりましたし。
今話を終えて、最終話までの残り話数は15話程度でしょう。今後訪れるゆかりメイン回は2回程度しかないと思われますが、だからこそ、ゆかりの内面にこれまで以上に注目していきたいと思います。
~ オープニング前 ~
敵のアジトでは、前回プリキュアに敗れたディアブルがエネルギーを溜めていました。
ディアブルは、いちご山を闇に染めようと、エネルギー体を放ちます。
その頃、ゆかりは、秋の風の心地良さを感じていました。
「秋といえば・・・。」
「やっぱりオシャレよね。フフッ、嫌いじゃないわ。」
その直後、クリスタルアニマルはどこかに行ってしまいました。ゆかりは慌てて追いかけます。
少しして、ゆかりは、綺麗な水場がある場所に着きました。
すぐに、シエルと対面。シエルに何をしているのか聞かれたゆかりは・・・、
「ちょっとね。散歩よ。」
シエルは、この水場は妖精や動物達が使っている素敵な場所だと言いますが・・・、
「そう・・・。」
「どうかしたの?」
「別に。何でもないわ。」
「そう? ならいいけど。」
シエルは、店があるからと、場を離れます。
その直後、草むらからクリスタルアニマルが現れ、辺りを飛び回ります。クリスタルアニマルは何かを訴えているっぽい?
しかし、すぐに、ゆかりと衝突。
気を失ったゆかりが目を覚ますと・・・、
「私がいる・・・、ニャ?」
「ニャニャ? 私、猫になってる・・・。」
「フフッ。面白いニャ!」
あのー、ゆかりさん、少しは驚いて下さい。見た目は可愛いのに、少しばかり怖いオーラを感じます。(笑)
~ Aパート ~
それから、ゆかりは公園に。猫になったせいか、他の猫達の言っている事が分かるようです。
公園にいる猫達は、いつもの水場に行っただけなのに、妖精達が言いがかりをつけて、追い出されたようです。ボスの三ツ星にゃんこは、このまま黙ってはいられないと殴り込みに行こうと考えました。
ゆかりは、それを聞いて、待ったをかけます。
しかし、他の猫達は、見た事がない猫だと警戒心を抱きます。そして・・・、
「いちご坂最強と呼ばれるオレのパンチ、受けてみろニャ!」
「ニャ!」
いちご坂最強(笑)。ゆかりは猫になってもラスボス感は変わらずで、素敵ですのう。(笑)
「ウソニャろ!? このー!」
「ニャ!」
ゆかりのくすぐりって、今のところ、100%成功してるよな? もう、「エターナルフォースこちょこちょ」と名付けてもいいんじゃね?
三ツ星にゃんこは、ゆかりの手腕を見込んで、ボスになって、妖精達に対抗してほしいと頼みました。
「いいニャ。ボス、面白いニャ!」
どうせなら、今作のラスボスになっても構いません。この人にかかれば「エターナルフォースこちょこちょ」でノワールでさえもどうにかしちゃいそうな期待感を感じます。(笑)
その頃、キラキラパティスリーでは、いちか、ひまり、あおい、あきらが秋の新作スイーツを作ろうと盛り上がっていました。
ちょうどその時、ゆかりがやって来ました。と言っても、外見がゆかりなだけで、中身はクリスタルアニマルですが。
外見がゆかりなクリスタルアニマルは、ゆかりのバッグに近付いて・・・、
この姿をゆかりファンの女の子達に見せてあげたい・・・。「まるで猫のように煮干しをむさぼるゆかり様も素敵ー!」などと叫ぶのか、気になります。(笑)
キラキラパティスリーのリビングでは、1体の妖精が傷だらけでした。少し前に、猫達と仲良く水場を使っていたものの、突然、猫達からケンカをふっかけられたとの事です。
この事態を聞いたシエルは、ある事を提案しました。
少しして、猫達は、妖精達に呼ばれて、水場にやって来ました。ゆかりは、不穏な雰囲気を感じます。
その直後・・・、
シエルが考えたのは、猫達と妖精達が一緒にスイーツを食べ合う事。
「ズバリ、同じ皿のスイーツを食べれば、分かり合えるって!」
「それを言うなら、『同じ釜の飯』ね・・・。」
いやいやいや、私の嫁の言う事は絶対だから! 間違えるだなんてありえねーから! まあ、いい歳こいて二次元キャラを「嫁」とか言う私は、大いに間違っていると思いますが。(笑)
しかし・・・、
「なめられたもんニャ・・・。」
「こんなもんでオレ達が喜ぶと思ったのかニャ・・・。」
「そんなの大間違いだニャ!」
妖精達は、落ち着くよう言うものの・・・、
そして、またしても、取っ組み合いのケンカに。
少しして、ゆかりは、ケンカを止めさせ、リーダー同士による決闘で白黒つけようと言いました。
「負けた方はいちご坂から出ていく。簡単でいいニャ。」
「あなた、どこかで・・・。」
「さあ、決闘を受けるのか受けないのか、どっちニャ?」
「分かったキラ・・・。やるしか・・・、ないキラね!」
「本気で行かせてもらうニャ!」
~ Bパート ~
そして、ゆかりとキラリンの決闘が始まりました。
「まだやる気かニャ?」
という事で、ゆかりが勝ちました。そして・・・、
「聞くニャ! 私の勝ちだニャ! 私が勝ったからには、ここにいる全員、いちご坂から出て行ってもらうニャ!」
「妖精も猫も、人間すらも追い出してやるニャ! この街は、私だけのものニャ!」
「そんな・・・。冗談ニャロ・・・?」
「冗談は嫌いね。」
直後、キラリンは、そんな事はさせないと、再度、ゆかりに立ち向かいます。今度は、キラリンが優勢となり、ゆかりを崖にまで追い詰めました。
「やるニャ。どうやら、私の負けニャ。」
「ここを出ていくのは、私って事ニャ。」
「そんなのいいキラ! 出ていく必要ないキラ!」
「こっちに来るキラ。きっとみんなに許してもらえるキラ。」
「それじゃ意味がないニャ。後は、あなたが丸く収めれるだけ。私の事は気にしなくていいニャ。」
「ダメ!」
「何でこんな事になったニャ・・・。ちょっと前までみんな仲良くやってきたのに・・・。」
「離しなさいニャ!」
「嫌キラ! 絶対に離さないキラ!」
「バカな事しないで!」
「バカは、あなたキラ!」
「あなたまで落ちたら、私のやった事がムダになるニャ!」
「もしかして、自分1人が悪者になって・・・。」
「何の事かニャ?」
「キラリン達だけ楽しくても、そんなの楽しくない・・・。あなたを悪者になんてさせない・・・!」
しかし・・・、
ですが、すぐに・・・、
そして、全員が助かりました。
「こんな風になるなんて、間違ってるヤパ・・・。」
「姿が違っても、命はみんな1つずつハニャ・・・。」
「そうペコ! みんな仲良しするペコ!」
しかし、この場にゆかりがいません。
ゆかりは単身、水場の近くに来ていました。すると・・・、
「せっかく、この忌々しい場所を闇に染めたのに・・・。よくもジャマをしてくれたな・・・。」
そして、ディアブルが襲ってきます。今のままでは対抗できませんが、すぐに、パルフェがやって来ました。
「あなた、最初からコイツらのしわざだって分かっていたのね。カッコ良過ぎよ!」
キラキラパティスリーにいるいちか達も、いちご山から闇の気配を感じます。
その後、パルフェは、ディアブルと戦いますが、すぐに危機を迎えました。
ちょうどその時、ホイップ達4人が加勢しました。外見はゆかりのクリスタルアニマルも、ここに来ています。
しかし、ディアブルは強力で、ホイップ達はダメージを追います。そんな中、ゆかりは、パルフェから離れて・・・、
そして、そのまま・・・、
という事で、お互い元に戻りました。すぐに、ゆかりはプリキュアに変身。
その後、パルフェは、キラリンとして決闘していた猫がゆかりだと気付きます。
「ゆかりってば、最初からディアブルだという事分かって・・・。」
「何の事かしら?」
「ハッキリ言わないから、ホント分かんない!」
その後、パルフェは、パルフェエトワールでディアブルの動きを封じ、マカロンが、マカロンジュリエンヌでダメージを与えます。
そして、アニマルゴーランドで撃退。
一方、ディアブル本体は、闇のエネルギーが溜まり、より怖ろしいオーラを発しました。
少しして、いちか達は、水場の傍に店を開きました。
しかし、三ツ星にゃんこは、ボス猫がいなくなって寂しさを感じています。
「ボスもきっと見守ってくれているキラ!」
今回は、これで終了です。
次回:「デコボコぴったり! ひまりとあおい!」
あおいは、父の代わりに、お菓子メーカーの新作発表会に出席する事になり、ひまりを連れて行きました。
しかし、発表会当日、ひまりは、会場で堂々としているあおいと自分を比べて、あおいを遠い存在に感じてしまいます。
一人落ち込むひまり。そして、気付いたら、大切なスイーツノートをなくしてしまい・・・。
【まとめ】
ディアブルの闇の力で、猫達と妖精達がケンカをしてしまいましたが、猫となったゆかりのおかげで、再び仲良くなる事ができました。
うーん・・・。何をやりたかったんだろう、今回?
これが、今話を見終えた率直な感想です。メイン視聴層の女児達に、普段は背の高く大人びたゆかりが、子供よりも背丈の低い猫になって可愛くじゃれ合う様を楽しんでもらいたいというコンセプトでしょうか? 分からない・・・。
ただ、何にせよ、猫になったゆかりが崖から落ちるシーンはいただけなかったと感じています。
まあ、プリキュアになったら、高い所から飛び降りても平気ですし、猫についても、基本的に、高い所から落ちても平気だと言われてますので、あのシーンを入れても問題ないと判断したのかもしれません。
ですが、このアニメのメイン視聴層は女児達。あのシーンは自殺をほのめかしているように感じましたし、女児達に高所恐怖感を植え付けさせてしまったのではないかと、危惧しています。
猫になったゆかりは、普段よりも小さかったとはいえ、大きく映していた事が多かったですので、あのシーンは、人が飛び降りたようにも見え、子供達にとって悪影響を与えかねないと感じました。
まあ、そう感じたのは、私だけであり、当の女児達はそうも感じず、楽しく見れたのかもしれません。私のように、何かしらポイント立てて考察する事もないでしょうから、純粋に楽しめれば、それはそれで良いでしょう。
それに、残念回という訳ではなく、今回も、ゆかりの性格を考えさせる話だったと感じています。今話を見終えて、ゆかりは、危険を1人で背負いがちな危うい一面があると感じました。
今話だけでなく、リオにカマをかけたり、自分の心を知りたいと敵の罠に踏み込んだりと、危険を冒しているところがあります。いずれも、ゆかり自身の強さが突破口を開きましたが、1つ間違えれば、ゆかりが酷い目に遭っていたでしょう。
今話にしたって、自分を悪者に仕立て、自分はいなくなるべきだと崖から飛び降りましたが、それは、猫は高い所から落ちても平気だという知識があったからでしょう。しかし、それは確実ではありません。下手をすれば死んでいたおそれもあります。
ゆかりにとっては、面白いとトキメキを感じているのかもしれませんが、こんなギャンブル的な事を続けていれば、死が近付いていくでしょう。ゆかりは大人びているとはいえども、まだ子供。多大な可能性を秘めているとなると、もったいない話です。
ですが、好意的に見れば、他人想いな優しい性格のようにも感じます。今話は、それが顕著に感じられました。
危険を1人で背負いがちという事は、他人を危険に巻き込ませたくないという事でもあるでしょう。他人を守りたいという意識は人一倍強いように思います。
そして、それをハッキリ口に出さず、クールに実行するのも、ゆかりらしいでしょう。ゆかりは、どこか、30話であきらから感じた「幸せの王子」っぽさがあるようにも感じますね。
でも、ゆかりは、決して1人なんかじゃありません。ゆかり1人だけで長い人生を生きる事はできませんし、ゆかりがいなくなって悲しむ人は大勢います。
だから、ゆかりは、「自分がいなくても」なんて考えないでほしいですし、もう少し他人を頼っていいと思うんですよね。まあ、序盤と比べれば、それなりに頼りにはしていますが、もう少し他の子との交流は多くあってもいいように思いますね。今話にしても、クリスタルアニマル探しに困っているのに、シエルに対して「何でもない」と答えていたのが気になりましたし。
今話を終えて、最終話までの残り話数は15話程度でしょう。今後訪れるゆかりメイン回は2回程度しかないと思われますが、だからこそ、ゆかりの内面にこれまで以上に注目していきたいと思います。