今話の名セリフ:「お父様。上に立つために、人々の気持ちを知るようにとおっしゃいました。知ったからこそ、私は、フワを、皆さんを、放ってはおけません!」(キュアセレーネ)
「スター☆トゥインクルプリキュア」第5話「ヒミツの変身☆お嬢さまはキュアセレーネ!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある朝・・・、
「見事だ、まどか。」
「これで、今年も優勝、頂点間違いなしだな。」
今回のオープニングは、劇場版告知バージョンでした。キャプチャー画像と感想については、後述します。
~ Aパート ~
先程まどかに声をかけた男性は、まどかの父親。(本編では明かされていませんでしたが、名前は「香久矢冬貴」)
ただ、もう出かけなければならないようです。
「上に立つ者が率先して動く。行動で示さなければ、部下は付いてこない。よく覚えておきなさい。」
「はい、お父様。」
どうやら、商店街近くで宇宙人騒ぎがあったようで、彼はその調査に向かうようです。
「宇宙人って、お仕事の話をしてよろしくて? 積み木情報では?」
「お母様。それを言うなら、機密情報。」
「あ、私ったら。ウフフ。」
母親の名前は「香久矢満佳」。
アカン・・・。このお母さん、可愛過ぎるわ。父親がお堅い雰囲気プンプンですので、こういう天然ボケは癒しになります! あざーっす!
「内閣府・宇宙開発特別捜査局の局長である前に、香久矢家の家長だ。香久矢の家に秘密はない。なあ、まどか?」
「はい。」
直後、最近どうかと冬貴から聞かれると、まどかは、フワを見た事を思い出しますが、冬貴の携帯に着信が。仕事の電話のため、話せず終いでした。
少しして、ひかるは登校。ララとえれなも一緒です。ちなみに、プルンスはリュックに変形しています。
えれなは、プリキュアがどんなものなのかを知り、そして、自分達がプリキュアである事は秘密である事を確認。もし、他の人に知られたら、ララ達が異星人だとバレて立場が危うくなります。
その直後、沢山の女子生徒がえれなの元に。さすが「観星中の太陽」と呼ばれるだけあって、今日も人気です。
多くの生徒から人気なのは、えれなだけではありません。近くでは、まどかが多くの生徒から囲まれていました。
前話といい、ここ男女共学なのに、えれなとまどかを囲んでいる男子生徒が1人もいねぇ・・・。今回も、見えない所でスタッフ様達が男子生徒達を駆逐してるんだろうなあ。本当に、いつもお疲れ様です。(笑)
「当然ですわ! 観星中の月ですもの!」
「香久矢まどか様。由緒正しきお家柄。香久矢家のご息女で、お父様は政府の高官。お母様は世界的に有名なピアニスト。」
「まどか様自身も、ピアノも弓道も全国大会で優勝! 華道も茶道もたしなみ、その腕前は師範顔負け!」
「さらに、学校の成績も、絶えずトップの生徒会長! そして! 私が超えねばならない存在!」
「誰ルン? この説明的なセリフは?」
「同じクラスの姫ノ城さん・・・。」
「姫ノ城家21代目当主、この桜子! 負ける訳にはいきませんわ!」
へー、ふーん、そー。
今の心境を画像にして表してみました(笑)。前話は、「魔法つかい」のかなっぽいな、と思っていたのが、なんか、「プリンセス」のらんこ成分まで含まれてるような気が・・・。ネタキャラの匂いが半端ねぇ!(笑)
「ん? その奇妙なファッション、うちの生徒ではなくて?」
「ルン・・・。違うルン・・・。」
「でも、どこかで会った気が・・・。」
「誰かと間違えてるルン・・・。」
「うん! ララは、学校に全然これっぽっちも入った事ないから!」
そんなに生徒じゃない事を強調してると、かえって怪しまれるんじゃないかな。(笑)
「あの子・・・。」
「私をじっと見て・・・。意識している! オーッホッホ! 英雄は英雄を知るという事かしら!」
なんか、また無性に鼻をほじりたくなってきたんですが(笑)。やっぱ、この子、ネタキャラ度強いな。何かしゃべるたびに、笑いがこみ上げてきそうで、今後の登場も楽しみになってきました。
その後、まどかは、ララやプルンスを見た事で、心ここにあらずといった感じで授業や生徒会に臨んでいました。
放課後、まどかは、ひかるとえれなの元に来て、真相を問いただそうとしていました。ですが、フワはトゥインクルブックの中にいたため、存在を知られずに済みます。
ひかるとえれなは早急にまどかから去りました。しかし・・・、
「バイバイフワー!」
存在バレはBパートに入ってからだと思ってたのに、展開はえーよ。まあ、笑いの空気を読んだと思えば、ナイスプレーと褒めておこう。(笑)
それからしばらくして・・・、
「パパが政府の偉い人?」
「私には、父に伝える義務があります。」
「宇宙人だってバレたら、ララもプルンスも地球にいられなくなっちゃうの! だから、誰にも言わないで!」
「乱れているな。香久矢家の一員たるもの、常に落ち着き、平常を保たねばならない。」
「朝とは違う。学校で何かあったのか? あえて地元の学校に通わせたのは、一般の、普通の人々の気持ちを知るため。」
「分かっております。人々を知り、より多くの人を導くために、お父様のご指示通り、生徒会長も務めてまいりました。」
「香久矢家は代々、人の上に立つのが定め。先々君は、数多の人の上に立つのが務め。」
「たかだか学校ごとで、心を乱されている場合ではないぞ。」
「はい。」
「私の言う通りにすれば、間違いない。」
「はい。」
その翌日、まどかは、学校から帰るひかる達の後を尾行し、ロケットを発見しました。
~ Bパート ~
「ここにいるのには理由があるでプルンス! 話せば長くなるでプルンスが、プルンス達は宇宙を・・・、」
「説明は不要です。どんな理由であれ、私は、あなた方の事を秘密にする訳にはまいりません。」
「父を、裏切る事はできない・・・。」
「え・・・。」
「おいちいフワ!」
「げんき! げんきフワ!」
「食べて元気出せって言ってるでプルンスか?」
「私は決めたの! フワとララとプルンスと一緒にいるって・・・。フワを守るって決めたの!」
「だから・・・、お願いします! みんなの事、誰にも言わないで!」
「でも・・・。」
「お父さんの事は分かったけど、先輩はどう思ってるんですか?」
「え?」
「フワが、悪い宇宙人だと思う?」
「私は・・・。」
その後、ノットレイダーが近くに来ました。彼らが近くにいる事から、フワは怯えて、まどかにしがみ付きます。
ひかる、ララ、エレナは、フワをまどかに預けて、プリキュアに変身します。
ノットレイの数は多いものの、プリキュアはものともせず戦います。
しかし、フワの存在がテンジョウに知られてしまいます。フワを渡すよう言われますが・・・、
渡す気がないと知ったテンジョウは、ノットレイ達に無理やり奪うよう指示しますが、プルンスが間に入り、まどかとフワを逃がします。
「守らないと・・・。」
「この子を・・・。」
「守らないと・・・!」
「これは・・・?」
「スターカラーペンダントでプルンス! プリキュアになるでプルンス!」
「プリキュアって・・・、私が・・・?」
「なって、プリキュアに! 香久矢先輩! フワを守って!」
「私は・・・。」
「私は・・・。」
「私は・・・、この子を、守ります!」
「フワを守る!」
「私は、そう、決めたんです!」
「スターカラーペンダント!」
「カラーチャージ!」
「夜空に輝く神秘の月明かり! キュアセレーネ!」
その後、大量のノットレイ達がセレーネの周りを走り、竜巻を起こしました。その中から攻撃して惑わそうと作戦です。
しかし、セレーネは易々と回避。
「見える・・・。動きが・・・。」
「お父様。上に立つために、人々の気持ちを知るようにとおっしゃいました。」
「知ったからこそ、私は、フワを、皆さんを、放ってはおけません!」
「プリキュア! セレーネアロー!」
形勢が悪いと感じたテンジョウは撤退します。
それから少しして、冬貴と何人かの捜索員が近くに来ました。
「まどか、ここで騒ぎがあったようだが、何か見なかったか?」
「いいえ・・・。何も・・・。」
「そうか。とにかく、この辺りは危ないから、早く帰るんだ。」
「お父様・・・。ごめんなさい・・・。」
とりあえず、一安心。改めて、まどかは、プリキュアとして一緒に励む事を決意しました。
「プリキュアが4人ルン!」
「しかも、香久矢先輩と天宮先輩がプリキュアなんて、キラやば~っ☆」
「あのさ、言おうと思ってたんだけど、その『先輩』っていうの、やめてよね。」
「え・・・。」
「だって固いし。」
「それに、プリキュアに関しては、お二人が先輩ですし。」
「えーっと・・・、じゃあ・・・、天宮、さん・・・?」
「えれなでいいよ。」
「えーっ!? うー・・・、えれなさん、まどかさんで!」
「えれな、まどか。よろしくルン!」
「えーっ!? 呼び捨て!?」
「うん! その方が効率的ルン!」
今回は、これで終了です。
次回:「闇のイマジネーション!? ダークペン出現!」
ララは、ロケットの修理に頑張っていますが、失敗ばかりで大変なようです。
そこで、ひかる達4人は天文台に行って、気分転換をする事に。天文台では、遼太郎が星の輝きが弱くなっていると教えてくれましたが、それを聞いたララは、ロケットに戻ると言って出ていってしまい・・・。
今回のラッキー星座
ラッキー星座公開後にも、劇場版の告知映像がありましたが、こちらも後述します。
【まとめ】
観星中の月・香久矢まどかが、4人目のプリキュア「キュアセレーネ」に変身しました。
さて、今話のポイントは「秘密」ですかね。
香久矢の家に秘密はない。Aパートでまどかの父親・冬貴はそう言ってましたが、家柄がどうであれ、隠し事を抱えるのは良い事ではないでしょう。私達人間は、ありのままの真実を語るのが当たり前ですし。
それゆえ、隠し事をすると心苦しく感じるものですし、された側も相手に対して悪い印象を抱くものです。それが親しい間柄であれば尚更でしょう。
しかし、何でもかんでも隠し事なしのありのままの真実を語る事が良い事とは限りません。時には、秘密にした方が良い事だってあります。
個人情報が漏洩される事で、その者の生活が脅かされる場合なんかはそうでしょう。例えば、ストーカーやDV(ドメスティックバイオレンス、家庭内暴力)の被害者の個人情報が加害者に知られてしまい、被害者が殺されるなんてケースもあります。
基本的には役所や警察に個人情報を求め、そういった機関は、人々から求められた要求には応えるのが一般的ではありますが、このケースにおいては、被害者保護のために秘密にしなければならないでしょう。
今回のフワについては、これほど大がかりなものではないでしょうけど、だからといって、存在を公にしていいとは考えにくいものです。
フワは、赤ちゃんのように幼くて無垢な存在。悪い事をするとはとても思えないでしょう。
ですが、冬貴がフワの純粋さに心を動かされるとは思えないところ。宇宙人に味方するものに容赦はしないと言っていたあたり、宇宙人に対して良い印象は抱いていないでしょう。
それに、彼は政府の高官。エリート中のエリートです。それゆえに、自分の考えは絶対に正しいと信じて疑っていないでしょう。
そして、それは、フワを目にしたところでおそらく変わらないでしょう。フワの存在が父に知られればフワは無事では済まない。まどかはそう感じたからこそ、フワの存在を秘密にする事、ノットレイダーからも父からも守る事を決意したのだと思いますね。
ですが、そうした事で、父を偽る事に心苦しさを感じており、やはり、隠し事や秘密というのは、基本的には良くない事です。
しかし、隠し事や秘密にかかわっている者達の保護観点からすれば、必ずしもそうとは言えないでしょう。秘密にするかどうかを決めるのに大事なのは、相手や物事を知る事なのだと思いますね。
まどかは、冬貴が宇宙人に対して良い印象を抱いていない事から、自分も盲目的にそう思い込んではいましたが、実際にフワを目にしたら、その考えは変わりました。
このような「百聞は一見に如かず」は、今後も多くあるでしょう。周りの生徒とは一風変わった生活を送っている訳ですし。
そのたびに、まどかが自分の視野を広げて成長していく事に、大いに期待したいですね。
また、今話を見終えて、まどかメイン回では、「自由」や「意志力」が大きなポイントになりそうだと感じました。
そして、初回感想でも述べた「自分の将来に悩んでいるのかも?」というのは、今後ありそうな気がしてきました。
冬貴としては、まどかに香久矢家の当主を継がせる気でいるでしょう。そのために、将来まどかが歩む道を綿密に計画しているんじゃないかと思います。
その一方で、まどかも、ひかる達と付き合っていくにつれて、家を継ぐ事以外の将来なりたいものを見つけるでしょう。今回フワの純粋の瞳を見て、宇宙人は決して悪者ばかりではないと考えを改めたように。
しかし、それは冬貴の考えに合わず、反発を受けるんじゃないかと思います。そうなった時に、自分の夢を諦めて父に従うのか、それとも、諦めずに父に向かい合うのか悩み、そして、自分の決めた道を進む事を選ぶ時が来るんじゃないかと思いますね。
と言っても、自分の将来とかが出てくるのはだいぶ先の話になるでしょう。40話を過ぎたあたりからでしょうか。
まあ、そんな先の事よりも、とりあえずは「今」ですね。今は、今作開始前に紹介されたプリキュア4人が全員揃って良かったと言いたいです。
4人ならすぐに12星座のプリンセスが復活するとプルンスは言ってはいたものの、そう簡単な事ではないでしょう。プリキュアとはいえ、元は人間である以上、考え方の相違で衝突する事だってありますし、ストーリーが進むにつれ敵側も強くなっていくでしょうし。
そんな中、ひかる達4人は、どう友情を築いて、絆を深め、そして、どう成長していくのか、最終話までしっかり見ていきたいと思います。
本編の感想は、これで以上です。
ここからは、後回しにした劇場版告知バージョンオープニングなどのキャプチャー画像や感想を挙げていきます。
何とも派手にぶつかってるなあ。このシーンが待ち遠しくなってきました。っていうか、髪が強風を受けて逆立っているのに、スカートが何の影響も受けてないのが気になるぜ。(笑)
このキャラは「ピトン」。ミラクルライトの見習い職人です。
彼らは宇宙警備隊。彼らはなぜかプリキュア達を追っているようで?
ミラクルライトの秘密に迫るというのが、劇場版のストーリーです。
舞台は、ミラクルライトの工場がある惑星「ミラクル」。しかし、ミラクルライトの光が真っ黒に染まってしまい・・・、
左は、惑星ミラクルの星々を司る「大統領」。右は、大統領の側近「ヤンゴ」。
現作主人公と前作主人公・はなとの絡みにも注目したいもの。「めちょっく」と「キラやば~っ☆」でやかましくしてくれる事にもちょっと期待しています。(笑)
劇場版のタイトルは「ミラクルユニバース」。上映開始日は今月16日(土)。できれば、この日に鑑賞したいですね。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「スター☆トゥインクルプリキュア」第5話「ヒミツの変身☆お嬢さまはキュアセレーネ!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある朝・・・、
「見事だ、まどか。」
「これで、今年も優勝、頂点間違いなしだな。」
今回のオープニングは、劇場版告知バージョンでした。キャプチャー画像と感想については、後述します。
~ Aパート ~
先程まどかに声をかけた男性は、まどかの父親。(本編では明かされていませんでしたが、名前は「香久矢冬貴」)
ただ、もう出かけなければならないようです。
「上に立つ者が率先して動く。行動で示さなければ、部下は付いてこない。よく覚えておきなさい。」
「はい、お父様。」
どうやら、商店街近くで宇宙人騒ぎがあったようで、彼はその調査に向かうようです。
「宇宙人って、お仕事の話をしてよろしくて? 積み木情報では?」
「お母様。それを言うなら、機密情報。」
「あ、私ったら。ウフフ。」
母親の名前は「香久矢満佳」。
アカン・・・。このお母さん、可愛過ぎるわ。父親がお堅い雰囲気プンプンですので、こういう天然ボケは癒しになります! あざーっす!
「内閣府・宇宙開発特別捜査局の局長である前に、香久矢家の家長だ。香久矢の家に秘密はない。なあ、まどか?」
「はい。」
直後、最近どうかと冬貴から聞かれると、まどかは、フワを見た事を思い出しますが、冬貴の携帯に着信が。仕事の電話のため、話せず終いでした。
少しして、ひかるは登校。ララとえれなも一緒です。ちなみに、プルンスはリュックに変形しています。
えれなは、プリキュアがどんなものなのかを知り、そして、自分達がプリキュアである事は秘密である事を確認。もし、他の人に知られたら、ララ達が異星人だとバレて立場が危うくなります。
その直後、沢山の女子生徒がえれなの元に。さすが「観星中の太陽」と呼ばれるだけあって、今日も人気です。
多くの生徒から人気なのは、えれなだけではありません。近くでは、まどかが多くの生徒から囲まれていました。
前話といい、ここ男女共学なのに、えれなとまどかを囲んでいる男子生徒が1人もいねぇ・・・。今回も、見えない所でスタッフ様達が男子生徒達を駆逐してるんだろうなあ。本当に、いつもお疲れ様です。(笑)
「当然ですわ! 観星中の月ですもの!」
「香久矢まどか様。由緒正しきお家柄。香久矢家のご息女で、お父様は政府の高官。お母様は世界的に有名なピアニスト。」
「まどか様自身も、ピアノも弓道も全国大会で優勝! 華道も茶道もたしなみ、その腕前は師範顔負け!」
「さらに、学校の成績も、絶えずトップの生徒会長! そして! 私が超えねばならない存在!」
「誰ルン? この説明的なセリフは?」
「同じクラスの姫ノ城さん・・・。」
「姫ノ城家21代目当主、この桜子! 負ける訳にはいきませんわ!」
へー、ふーん、そー。
今の心境を画像にして表してみました(笑)。前話は、「魔法つかい」のかなっぽいな、と思っていたのが、なんか、「プリンセス」のらんこ成分まで含まれてるような気が・・・。ネタキャラの匂いが半端ねぇ!(笑)
「ん? その奇妙なファッション、うちの生徒ではなくて?」
「ルン・・・。違うルン・・・。」
「でも、どこかで会った気が・・・。」
「誰かと間違えてるルン・・・。」
「うん! ララは、学校に全然これっぽっちも入った事ないから!」
そんなに生徒じゃない事を強調してると、かえって怪しまれるんじゃないかな。(笑)
「あの子・・・。」
「私をじっと見て・・・。意識している! オーッホッホ! 英雄は英雄を知るという事かしら!」
なんか、また無性に鼻をほじりたくなってきたんですが(笑)。やっぱ、この子、ネタキャラ度強いな。何かしゃべるたびに、笑いがこみ上げてきそうで、今後の登場も楽しみになってきました。
その後、まどかは、ララやプルンスを見た事で、心ここにあらずといった感じで授業や生徒会に臨んでいました。
放課後、まどかは、ひかるとえれなの元に来て、真相を問いただそうとしていました。ですが、フワはトゥインクルブックの中にいたため、存在を知られずに済みます。
ひかるとえれなは早急にまどかから去りました。しかし・・・、
「バイバイフワー!」
存在バレはBパートに入ってからだと思ってたのに、展開はえーよ。まあ、笑いの空気を読んだと思えば、ナイスプレーと褒めておこう。(笑)
それからしばらくして・・・、
「パパが政府の偉い人?」
「私には、父に伝える義務があります。」
「宇宙人だってバレたら、ララもプルンスも地球にいられなくなっちゃうの! だから、誰にも言わないで!」
「乱れているな。香久矢家の一員たるもの、常に落ち着き、平常を保たねばならない。」
「朝とは違う。学校で何かあったのか? あえて地元の学校に通わせたのは、一般の、普通の人々の気持ちを知るため。」
「分かっております。人々を知り、より多くの人を導くために、お父様のご指示通り、生徒会長も務めてまいりました。」
「香久矢家は代々、人の上に立つのが定め。先々君は、数多の人の上に立つのが務め。」
「たかだか学校ごとで、心を乱されている場合ではないぞ。」
「はい。」
「私の言う通りにすれば、間違いない。」
「はい。」
その翌日、まどかは、学校から帰るひかる達の後を尾行し、ロケットを発見しました。
~ Bパート ~
「ここにいるのには理由があるでプルンス! 話せば長くなるでプルンスが、プルンス達は宇宙を・・・、」
「説明は不要です。どんな理由であれ、私は、あなた方の事を秘密にする訳にはまいりません。」
「父を、裏切る事はできない・・・。」
「え・・・。」
「おいちいフワ!」
「げんき! げんきフワ!」
「食べて元気出せって言ってるでプルンスか?」
「私は決めたの! フワとララとプルンスと一緒にいるって・・・。フワを守るって決めたの!」
「だから・・・、お願いします! みんなの事、誰にも言わないで!」
「でも・・・。」
「お父さんの事は分かったけど、先輩はどう思ってるんですか?」
「え?」
「フワが、悪い宇宙人だと思う?」
「私は・・・。」
その後、ノットレイダーが近くに来ました。彼らが近くにいる事から、フワは怯えて、まどかにしがみ付きます。
ひかる、ララ、エレナは、フワをまどかに預けて、プリキュアに変身します。
ノットレイの数は多いものの、プリキュアはものともせず戦います。
しかし、フワの存在がテンジョウに知られてしまいます。フワを渡すよう言われますが・・・、
渡す気がないと知ったテンジョウは、ノットレイ達に無理やり奪うよう指示しますが、プルンスが間に入り、まどかとフワを逃がします。
「守らないと・・・。」
「この子を・・・。」
「守らないと・・・!」
「これは・・・?」
「スターカラーペンダントでプルンス! プリキュアになるでプルンス!」
「プリキュアって・・・、私が・・・?」
「なって、プリキュアに! 香久矢先輩! フワを守って!」
「私は・・・。」
「私は・・・。」
「私は・・・、この子を、守ります!」
「フワを守る!」
「私は、そう、決めたんです!」
「スターカラーペンダント!」
「カラーチャージ!」
「夜空に輝く神秘の月明かり! キュアセレーネ!」
その後、大量のノットレイ達がセレーネの周りを走り、竜巻を起こしました。その中から攻撃して惑わそうと作戦です。
しかし、セレーネは易々と回避。
「見える・・・。動きが・・・。」
「お父様。上に立つために、人々の気持ちを知るようにとおっしゃいました。」
「知ったからこそ、私は、フワを、皆さんを、放ってはおけません!」
「プリキュア! セレーネアロー!」
形勢が悪いと感じたテンジョウは撤退します。
それから少しして、冬貴と何人かの捜索員が近くに来ました。
「まどか、ここで騒ぎがあったようだが、何か見なかったか?」
「いいえ・・・。何も・・・。」
「そうか。とにかく、この辺りは危ないから、早く帰るんだ。」
「お父様・・・。ごめんなさい・・・。」
とりあえず、一安心。改めて、まどかは、プリキュアとして一緒に励む事を決意しました。
「プリキュアが4人ルン!」
「しかも、香久矢先輩と天宮先輩がプリキュアなんて、キラやば~っ☆」
「あのさ、言おうと思ってたんだけど、その『先輩』っていうの、やめてよね。」
「え・・・。」
「だって固いし。」
「それに、プリキュアに関しては、お二人が先輩ですし。」
「えーっと・・・、じゃあ・・・、天宮、さん・・・?」
「えれなでいいよ。」
「えーっ!? うー・・・、えれなさん、まどかさんで!」
「えれな、まどか。よろしくルン!」
「えーっ!? 呼び捨て!?」
「うん! その方が効率的ルン!」
今回は、これで終了です。
次回:「闇のイマジネーション!? ダークペン出現!」
ララは、ロケットの修理に頑張っていますが、失敗ばかりで大変なようです。
そこで、ひかる達4人は天文台に行って、気分転換をする事に。天文台では、遼太郎が星の輝きが弱くなっていると教えてくれましたが、それを聞いたララは、ロケットに戻ると言って出ていってしまい・・・。
今回のラッキー星座
ラッキー星座公開後にも、劇場版の告知映像がありましたが、こちらも後述します。
【まとめ】
観星中の月・香久矢まどかが、4人目のプリキュア「キュアセレーネ」に変身しました。
さて、今話のポイントは「秘密」ですかね。
香久矢の家に秘密はない。Aパートでまどかの父親・冬貴はそう言ってましたが、家柄がどうであれ、隠し事を抱えるのは良い事ではないでしょう。私達人間は、ありのままの真実を語るのが当たり前ですし。
それゆえ、隠し事をすると心苦しく感じるものですし、された側も相手に対して悪い印象を抱くものです。それが親しい間柄であれば尚更でしょう。
しかし、何でもかんでも隠し事なしのありのままの真実を語る事が良い事とは限りません。時には、秘密にした方が良い事だってあります。
個人情報が漏洩される事で、その者の生活が脅かされる場合なんかはそうでしょう。例えば、ストーカーやDV(ドメスティックバイオレンス、家庭内暴力)の被害者の個人情報が加害者に知られてしまい、被害者が殺されるなんてケースもあります。
基本的には役所や警察に個人情報を求め、そういった機関は、人々から求められた要求には応えるのが一般的ではありますが、このケースにおいては、被害者保護のために秘密にしなければならないでしょう。
今回のフワについては、これほど大がかりなものではないでしょうけど、だからといって、存在を公にしていいとは考えにくいものです。
フワは、赤ちゃんのように幼くて無垢な存在。悪い事をするとはとても思えないでしょう。
ですが、冬貴がフワの純粋さに心を動かされるとは思えないところ。宇宙人に味方するものに容赦はしないと言っていたあたり、宇宙人に対して良い印象は抱いていないでしょう。
それに、彼は政府の高官。エリート中のエリートです。それゆえに、自分の考えは絶対に正しいと信じて疑っていないでしょう。
そして、それは、フワを目にしたところでおそらく変わらないでしょう。フワの存在が父に知られればフワは無事では済まない。まどかはそう感じたからこそ、フワの存在を秘密にする事、ノットレイダーからも父からも守る事を決意したのだと思いますね。
ですが、そうした事で、父を偽る事に心苦しさを感じており、やはり、隠し事や秘密というのは、基本的には良くない事です。
しかし、隠し事や秘密にかかわっている者達の保護観点からすれば、必ずしもそうとは言えないでしょう。秘密にするかどうかを決めるのに大事なのは、相手や物事を知る事なのだと思いますね。
まどかは、冬貴が宇宙人に対して良い印象を抱いていない事から、自分も盲目的にそう思い込んではいましたが、実際にフワを目にしたら、その考えは変わりました。
このような「百聞は一見に如かず」は、今後も多くあるでしょう。周りの生徒とは一風変わった生活を送っている訳ですし。
そのたびに、まどかが自分の視野を広げて成長していく事に、大いに期待したいですね。
また、今話を見終えて、まどかメイン回では、「自由」や「意志力」が大きなポイントになりそうだと感じました。
そして、初回感想でも述べた「自分の将来に悩んでいるのかも?」というのは、今後ありそうな気がしてきました。
冬貴としては、まどかに香久矢家の当主を継がせる気でいるでしょう。そのために、将来まどかが歩む道を綿密に計画しているんじゃないかと思います。
その一方で、まどかも、ひかる達と付き合っていくにつれて、家を継ぐ事以外の将来なりたいものを見つけるでしょう。今回フワの純粋の瞳を見て、宇宙人は決して悪者ばかりではないと考えを改めたように。
しかし、それは冬貴の考えに合わず、反発を受けるんじゃないかと思います。そうなった時に、自分の夢を諦めて父に従うのか、それとも、諦めずに父に向かい合うのか悩み、そして、自分の決めた道を進む事を選ぶ時が来るんじゃないかと思いますね。
と言っても、自分の将来とかが出てくるのはだいぶ先の話になるでしょう。40話を過ぎたあたりからでしょうか。
まあ、そんな先の事よりも、とりあえずは「今」ですね。今は、今作開始前に紹介されたプリキュア4人が全員揃って良かったと言いたいです。
4人ならすぐに12星座のプリンセスが復活するとプルンスは言ってはいたものの、そう簡単な事ではないでしょう。プリキュアとはいえ、元は人間である以上、考え方の相違で衝突する事だってありますし、ストーリーが進むにつれ敵側も強くなっていくでしょうし。
そんな中、ひかる達4人は、どう友情を築いて、絆を深め、そして、どう成長していくのか、最終話までしっかり見ていきたいと思います。
本編の感想は、これで以上です。
ここからは、後回しにした劇場版告知バージョンオープニングなどのキャプチャー画像や感想を挙げていきます。
何とも派手にぶつかってるなあ。このシーンが待ち遠しくなってきました。っていうか、髪が強風を受けて逆立っているのに、スカートが何の影響も受けてないのが気になるぜ。(笑)
このキャラは「ピトン」。ミラクルライトの見習い職人です。
彼らは宇宙警備隊。彼らはなぜかプリキュア達を追っているようで?
ミラクルライトの秘密に迫るというのが、劇場版のストーリーです。
舞台は、ミラクルライトの工場がある惑星「ミラクル」。しかし、ミラクルライトの光が真っ黒に染まってしまい・・・、
左は、惑星ミラクルの星々を司る「大統領」。右は、大統領の側近「ヤンゴ」。
現作主人公と前作主人公・はなとの絡みにも注目したいもの。「めちょっく」と「キラやば~っ☆」でやかましくしてくれる事にもちょっと期待しています。(笑)
劇場版のタイトルは「ミラクルユニバース」。上映開始日は今月16日(土)。できれば、この日に鑑賞したいですね。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。