
「キラキラ☆プリキュアアラモード」第39話「しょんな~! プリキュアの敵はいちご坂!?」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、「いちご山妖精大会議」の話題が挙がりました。
日々強くなるノワールの脅威に手をこまねいてる訳にはいかないと、各地の妖精達がいちご山に集まって話し合う。それが「いちご山妖精大会議」です。
長老は、いちか達にも参加をお願いします。
各地の妖精達が集まるといっても、どの程度いるのか? 参加する妖精達は、もう店の周りに来ていました。


ガミー達が各地の妖精達に声をかけた結果、こんなに集まったそうです。
同じ頃、敵のアジトでは、グレイブが、ディアブルの力を吸収した車をもっと上手く使いこなそうと悦に浸っていました。
そこに、エリシオが声をかけました。グレイブはディアブルの本当の力を使いこなせていないと。
そう言われたグレイブは、興味ありげな表情を浮かべます。
一方、いちご山妖精大会議が、いちご山の洞窟にて始まりました。

今回も、オープニングは、劇場版告知バージョンでした。ここの感想は、記事の最後に回します。
~ Aパート ~
会議が始まり、100年ほど前の出来事を人形劇で見せました。
かつて、突然いちご山に現れたノワールが街を闇に染めましたが、古のプリキュア・ルミエルがノワールを撃退しました。

ペコリンがルミエルを演じています。

しかし、これでノワールが消えた訳ではありません。ノワールは再びいちご山に現れ、スイーツのキラキラルを闇に染めようと狙っています。
それを聞いた妖精達は、ノワールの脅威に怯えます。
「みんな、大丈夫ペコ! だって、ここには、新しいプリキュアがいるペコ!」


「そ、そう! 私達プリキュアが、皆さんのスイーツを断固として守りまーす!」
「ウィー! キラキラルのパワーがあれば負けないわ!」


そんなギャグ顔で言われてもなあ・・・。とりあえず、パルフェは腋サービスありがとうございます。(笑)
しかし、妖精達の目は冷ややか。

ウサ耳やらシッポやら、萌えポイントが多過ぎて、「コスプレ乙」と思ってるんでしょうか。ホント、毎回、コスプレ乙です。(笑)
そこで、ホイップ達は・・・、



すると、妖精達から笑顔やキラキラルがあふれ、洞窟内が明るくなりました。

妖精達は、プリキュアだと信じるようになりました。そして、ホイップ達は、皆で力を合わせて戦おうと呼びかけます。
一緒に戦いたい、一緒にスイーツを作りたいなどといった気持ちが妖精達に芽生えました。
それから少しして・・・、

ガミーは、ジュリオとして人間化したピカリオによって闇に染められた過去があります。
「ピカリオの事、ごめんなさいキラ・・・。」

「フン。お前が謝る事じゃねぇ。元々オレの心の中にあった闇のせいさ・・・。それは、コイツも一緒なんだろ?」

「お前もスイーツ食えるように、早く起きてこいよ!」

一方、いちか達は、妖精達と楽しくスイーツ作り。





そして、思い思いのスイーツが出来上がり、皆、感動します。

「スイーツを通じて出会った者達。その繋がりは、キラキラルの輝きと共に、どこまでも広がっていく。それがルミエルの、いや、プリキュアの本当の力ジャバ。」

「スイーツとは、本当にいいもんジャバ・・・。」

しかし、その直後、クリスタルアニマル達が、慌てた表情を浮かべます。
グレイブが例の車に乗って、いちご坂町にやって来ました。それも、街に闇をまき散らしていきました。
「さあ、パーティーの始まりだ!」

~ Bパート ~
街に出たいちか達は、すぐに、グレイブと対面。さらに、街には、大量のネンドモンスターがいました。

いちか達は変身します。
変身後、すぐに、沢山のネンドモンスターが襲ってきました。ホイップ達は、攻撃を回避しますが・・・、


ネンドモンスター達の中身は、街の人達。
「闇を膨らませたキラキラルで、宿主ごと人形に仕立てる。強力なネンド兵士の出来上がりだ!」

中身が街の人達となると、ホイップ達は、ネンドモンスター達に攻撃できません。元に戻せという要求にも、グレイブは応じません。
ならばと、マカロンは、グレイブに攻撃しますが、強力なカウンターでダメージを受けます。
「簡単に戻したら、オレの道具にされたコイツが、浮かばれねーだろ!」

「見覚えねーか?」

「まさか・・・。」
「ディアブルだよ! 根こそぎ奪ったヤツのキラキラルで、車を改造したのさ!」


「名付けて、ディアブルカスタム!」

「何で、こんな酷い事を・・・。あなたも、ノワールに心の闇を利用されてるんでしょ?」

「見くびるな!」

「ジュリオやビブリーと一緒にするんじゃねぇ! 俺は、俺の闇を分かった上で、しもべになったんだ!」

「世の中には、100%の悪人がいる事を、覚えておきな!」

そして、グレイブは、車に込められたキラキラルを吸収し、さらに強化。

すぐに、ホイップ達は、アニマルゴーランドを放ちます。しかし・・・、
「こんな技が、この俺様に通用するか!」


その余波で吹き飛ばされたペコリンは、ビブリーに助けられました。ビブリー達も大量のネンドモンスターに囲まれ、必死で逃げます。
ビブリーとペコリンは、妖精達の溜まり場に逃げ込んだものの、ネンドモンスター達は追っかけ続けてきます。ビブリーや妖精達は、洞窟に避難。
「せっかく、みんな団結して、ノワールに立ち向かおうとしてたヤパ・・・。」
「ワシらは無力クリ・・・。悔しいクリ・・・。」

「フン。どんだけ束になっても、アンタ達は勝てっこないわ!」

「闇は手段を選ばないもの。かたや、アンタ達のキラキラルには、愛だの優しさだの、戦いのジャマになるものがてんこ盛り!」

その後も、グレイブは容赦なく、プリキュア達を攻撃してきます。ネンドモンスター達が街の人達であるために、うかつに避ける事もできません。
「最初からアンタ達は、どうしようもない弱点持ってんのよ!」

その直後、大量のネンドモンスター達が、洞窟にまで押し寄せてきました。ビブリーは、バリアを張って、危害を防ぎます。

しかし、1体のネンドモンスターをバリアをくぐり抜け、ビブリーを突き飛ばしました。

そして、ぞろぞろ押し寄せるネンドモンスター達。しかし・・・、

「あなた達・・・。」

その直後、そんな妖精達の心意気に呼応するかのように、祭壇から強烈な光があふれました。


同じ頃、プリキュア達は、グレイブに追い詰められ、トドメをさされようとしていました。その時・・・、
「お前・・・、生きていたのか!」
「ついさっき目覚めたばかりさ!」

「まったく・・・。甘いんだよ。街の人達を人質にとられたからって、戦えないのかい?」
「あなた・・・。」

「ま、君達なら仕方ないか。どうせ1度は闇に染まった身。いいよ。ここはオレが引き受けてあげる。」

「リオ君・・・!」

今回は、これで終了です。
次回:「レッツ・ラ・おきがえ! スイーツキャッスルできあがり!」
グレイブに追い詰められたホイップ達の前に、リオが現れました。しかし、グレイブの車から出された闇のキラキラルは、既に商店街も闇に染めていました。
そこで、リオは、街のお店でキラキラルいっぱいのスイーツを作って、闇のキラキラルを打ち消す事を提案しました。果たして、いちご坂は元に戻るのか?
【まとめ】
グレイブにより街の人達がネンドモンスターにされ、プリキュア達もグレイブの力の前に追い詰められましたが、ピカリオが復活を果たしました。
今話のポイントは「『みんな』の価値」でしょうか。妖精、ネンドモンスターと無力な者達を目立たせた事で、プリキュア達とグレイブとの、「みんな」に対する見方の大きな相違が目に付き、「みんな」の大切さを改めて感じさせる話だったと思います。
まず、敵側のグレイブは、他者の存在価値を、力の有無でしか見てないでしょう。力のないものは、存在価値はなく、誰が誰でも一緒。力を合わせようが、無力は無力。石ころ同然のようなものなんでしょう。
だから、無力な相手であればキラキラルを奪う事に何の痛みも感じないのでしょうし、バトルシーンでは、部下のネンドモンスターを巻き添えにするおそれがありながらも、容赦なくプリキュア達を攻撃できたのだと思いますね。
さらに、力があると感じた相手でも、立場が上で、利用価値があると判断すれば、ためらいなく利用して、自分の力とする。それが味方であっても。
グレイブの生き方は「弱肉強食」に基づいているのでしょう。強き者だけが生き残り、弱き者は強き者に食われて滅びるのが当然といった感じの。
いくら「みんなのために」とはいっても、個の力が弱ければ、足を引っ張るだけでしょう。自らを強くする必要だってあります。
そのために、「何としても」「なりふり構わず」といった言葉もよく聞きます。誰かを踏み台にしてのし上がる事も、その一例です。
そして、受験、就職などといった競争下社会では、そういうのが当たり前です。さらに、生きる上では避けられぬ道です。
それゆえ、「弱肉強食」を是と考える人もいる訳であり、グレイブもそういうヤツなんでしょう。それも、「俺は、俺の闇を分かった上で、しもべになったんだ!」と言っていたあたり、ノワールに会う前から、そういうヤツだったのかもしれませんね。
しかし、その行き着く先は、自己満足の世界。称賛する者があまりいなく、より力の強い者が現れれば食われて終わりの儚いもの。そんな世界に大きな価値はないでしょう。
やはり、弱者だらけでも、手を取り合って助け合う世界の方が素晴らしいのでしょうね。誰かを愛したいし、誰かから愛されたい。誰かに優しくしたいし、誰かから優しくされたい。
ビブリーが言っていたように、愛や優しさがジャマになる事だってありますが、人は、そういう風にできているのだと思いますね。
そして、その世界を繁栄させるには、「個性」の尊重が必要なんでしょうね。戦う力はなくとも、誰かを助けたり勇気付けうる輝かしい何かを認める事が。
そうして、人と人との繋がりを築き、心を1つにする事が大事なのだと思いますね。世界の危機的問題を誰かに解決してもらおうとせず、皆で解決する。泣くも笑うも皆一緒。そんな共同体が、世の中を豊かにするのでしょうね。
と言ったものの、今話は、プリキュア達が敵の力に押され、最強技アニマルゴーランドも破られたりと、「みんな」の大切さを示すには不十分なところもあったでしょう。
そこは、次回の逆転劇で補ってくれるのでしょうね。ラストで復活を遂げたピカリオが鍵になりそうで、しっかり注目したいと思います。
本編の感想は以上です。
ここからは、後回しにした劇場版告知オープニングなどの感想。既に劇場版を見ているため、鑑賞した上での感想となっている事をあらかじめご承知おき下さい。

後半の1シーンです。ここはバトルシーンなんですが、敵のあまりの愉快さに、鑑賞時は笑いをこらえるのに必死でした。(笑)

プリキュア映画恒例のミラクルライト応援シーン。誰を応援するかは、映画館に入って確かめて下さい。また、応援後のシーンは、本編でも流れた事があるものなんですが、神々しさを感じると思います。


こちらも、バトルシーンの一部。過去のプリキュア映画を比べると、今作は、結構コミカルチックな戦いになっていると思います。
肉弾戦が少なかったりとか、変顔の多さが要因ですかね。私は、こういうのもアリだと感じています。
映画は見たものの、いまだに感想作成には着手しておらず・・・。うーむ・・・、先週の放映休止を利用して、パパッと仕上げようと思ったんですが・・・。
感想をご覧になりたい方は、本当に申し訳ございませんが、もうしばらくお待ち下さい。
~ オープニング前 ~
ある日、「いちご山妖精大会議」の話題が挙がりました。
日々強くなるノワールの脅威に手をこまねいてる訳にはいかないと、各地の妖精達がいちご山に集まって話し合う。それが「いちご山妖精大会議」です。
長老は、いちか達にも参加をお願いします。
各地の妖精達が集まるといっても、どの程度いるのか? 参加する妖精達は、もう店の周りに来ていました。




ガミー達が各地の妖精達に声をかけた結果、こんなに集まったそうです。
同じ頃、敵のアジトでは、グレイブが、ディアブルの力を吸収した車をもっと上手く使いこなそうと悦に浸っていました。
そこに、エリシオが声をかけました。グレイブはディアブルの本当の力を使いこなせていないと。
そう言われたグレイブは、興味ありげな表情を浮かべます。
一方、いちご山妖精大会議が、いちご山の洞窟にて始まりました。


今回も、オープニングは、劇場版告知バージョンでした。ここの感想は、記事の最後に回します。
~ Aパート ~
会議が始まり、100年ほど前の出来事を人形劇で見せました。
かつて、突然いちご山に現れたノワールが街を闇に染めましたが、古のプリキュア・ルミエルがノワールを撃退しました。





しかし、これでノワールが消えた訳ではありません。ノワールは再びいちご山に現れ、スイーツのキラキラルを闇に染めようと狙っています。
それを聞いた妖精達は、ノワールの脅威に怯えます。
「みんな、大丈夫ペコ! だって、ここには、新しいプリキュアがいるペコ!」



「そ、そう! 私達プリキュアが、皆さんのスイーツを断固として守りまーす!」
「ウィー! キラキラルのパワーがあれば負けないわ!」



そんなギャグ顔で言われてもなあ・・・。とりあえず、パルフェは腋サービスありがとうございます。(笑)
しかし、妖精達の目は冷ややか。


ウサ耳やらシッポやら、萌えポイントが多過ぎて、「コスプレ乙」と思ってるんでしょうか。ホント、毎回、コスプレ乙です。(笑)
そこで、ホイップ達は・・・、





すると、妖精達から笑顔やキラキラルがあふれ、洞窟内が明るくなりました。


妖精達は、プリキュアだと信じるようになりました。そして、ホイップ達は、皆で力を合わせて戦おうと呼びかけます。
一緒に戦いたい、一緒にスイーツを作りたいなどといった気持ちが妖精達に芽生えました。
それから少しして・・・、


ガミーは、ジュリオとして人間化したピカリオによって闇に染められた過去があります。
「ピカリオの事、ごめんなさいキラ・・・。」

「フン。お前が謝る事じゃねぇ。元々オレの心の中にあった闇のせいさ・・・。それは、コイツも一緒なんだろ?」


「お前もスイーツ食えるように、早く起きてこいよ!」


一方、いちか達は、妖精達と楽しくスイーツ作り。










そして、思い思いのスイーツが出来上がり、皆、感動します。


「スイーツを通じて出会った者達。その繋がりは、キラキラルの輝きと共に、どこまでも広がっていく。それがルミエルの、いや、プリキュアの本当の力ジャバ。」


「スイーツとは、本当にいいもんジャバ・・・。」

しかし、その直後、クリスタルアニマル達が、慌てた表情を浮かべます。
グレイブが例の車に乗って、いちご坂町にやって来ました。それも、街に闇をまき散らしていきました。
「さあ、パーティーの始まりだ!」


~ Bパート ~
街に出たいちか達は、すぐに、グレイブと対面。さらに、街には、大量のネンドモンスターがいました。

いちか達は変身します。
変身後、すぐに、沢山のネンドモンスターが襲ってきました。ホイップ達は、攻撃を回避しますが・・・、



ネンドモンスター達の中身は、街の人達。
「闇を膨らませたキラキラルで、宿主ごと人形に仕立てる。強力なネンド兵士の出来上がりだ!」


中身が街の人達となると、ホイップ達は、ネンドモンスター達に攻撃できません。元に戻せという要求にも、グレイブは応じません。
ならばと、マカロンは、グレイブに攻撃しますが、強力なカウンターでダメージを受けます。
「簡単に戻したら、オレの道具にされたコイツが、浮かばれねーだろ!」


「見覚えねーか?」


「まさか・・・。」
「ディアブルだよ! 根こそぎ奪ったヤツのキラキラルで、車を改造したのさ!」



「名付けて、ディアブルカスタム!」

「何で、こんな酷い事を・・・。あなたも、ノワールに心の闇を利用されてるんでしょ?」

「見くびるな!」


「ジュリオやビブリーと一緒にするんじゃねぇ! 俺は、俺の闇を分かった上で、しもべになったんだ!」


「世の中には、100%の悪人がいる事を、覚えておきな!」

そして、グレイブは、車に込められたキラキラルを吸収し、さらに強化。

すぐに、ホイップ達は、アニマルゴーランドを放ちます。しかし・・・、
「こんな技が、この俺様に通用するか!」




その余波で吹き飛ばされたペコリンは、ビブリーに助けられました。ビブリー達も大量のネンドモンスターに囲まれ、必死で逃げます。
ビブリーとペコリンは、妖精達の溜まり場に逃げ込んだものの、ネンドモンスター達は追っかけ続けてきます。ビブリーや妖精達は、洞窟に避難。
「せっかく、みんな団結して、ノワールに立ち向かおうとしてたヤパ・・・。」
「ワシらは無力クリ・・・。悔しいクリ・・・。」

「フン。どんだけ束になっても、アンタ達は勝てっこないわ!」

「闇は手段を選ばないもの。かたや、アンタ達のキラキラルには、愛だの優しさだの、戦いのジャマになるものがてんこ盛り!」

その後も、グレイブは容赦なく、プリキュア達を攻撃してきます。ネンドモンスター達が街の人達であるために、うかつに避ける事もできません。
「最初からアンタ達は、どうしようもない弱点持ってんのよ!」

その直後、大量のネンドモンスター達が、洞窟にまで押し寄せてきました。ビブリーは、バリアを張って、危害を防ぎます。

しかし、1体のネンドモンスターをバリアをくぐり抜け、ビブリーを突き飛ばしました。


そして、ぞろぞろ押し寄せるネンドモンスター達。しかし・・・、

「あなた達・・・。」

その直後、そんな妖精達の心意気に呼応するかのように、祭壇から強烈な光があふれました。



同じ頃、プリキュア達は、グレイブに追い詰められ、トドメをさされようとしていました。その時・・・、
「お前・・・、生きていたのか!」
「ついさっき目覚めたばかりさ!」


「まったく・・・。甘いんだよ。街の人達を人質にとられたからって、戦えないのかい?」
「あなた・・・。」

「ま、君達なら仕方ないか。どうせ1度は闇に染まった身。いいよ。ここはオレが引き受けてあげる。」


「リオ君・・・!」

今回は、これで終了です。
次回:「レッツ・ラ・おきがえ! スイーツキャッスルできあがり!」
グレイブに追い詰められたホイップ達の前に、リオが現れました。しかし、グレイブの車から出された闇のキラキラルは、既に商店街も闇に染めていました。
そこで、リオは、街のお店でキラキラルいっぱいのスイーツを作って、闇のキラキラルを打ち消す事を提案しました。果たして、いちご坂は元に戻るのか?
【まとめ】
グレイブにより街の人達がネンドモンスターにされ、プリキュア達もグレイブの力の前に追い詰められましたが、ピカリオが復活を果たしました。
今話のポイントは「『みんな』の価値」でしょうか。妖精、ネンドモンスターと無力な者達を目立たせた事で、プリキュア達とグレイブとの、「みんな」に対する見方の大きな相違が目に付き、「みんな」の大切さを改めて感じさせる話だったと思います。
まず、敵側のグレイブは、他者の存在価値を、力の有無でしか見てないでしょう。力のないものは、存在価値はなく、誰が誰でも一緒。力を合わせようが、無力は無力。石ころ同然のようなものなんでしょう。
だから、無力な相手であればキラキラルを奪う事に何の痛みも感じないのでしょうし、バトルシーンでは、部下のネンドモンスターを巻き添えにするおそれがありながらも、容赦なくプリキュア達を攻撃できたのだと思いますね。
さらに、力があると感じた相手でも、立場が上で、利用価値があると判断すれば、ためらいなく利用して、自分の力とする。それが味方であっても。
グレイブの生き方は「弱肉強食」に基づいているのでしょう。強き者だけが生き残り、弱き者は強き者に食われて滅びるのが当然といった感じの。
いくら「みんなのために」とはいっても、個の力が弱ければ、足を引っ張るだけでしょう。自らを強くする必要だってあります。
そのために、「何としても」「なりふり構わず」といった言葉もよく聞きます。誰かを踏み台にしてのし上がる事も、その一例です。
そして、受験、就職などといった競争下社会では、そういうのが当たり前です。さらに、生きる上では避けられぬ道です。
それゆえ、「弱肉強食」を是と考える人もいる訳であり、グレイブもそういうヤツなんでしょう。それも、「俺は、俺の闇を分かった上で、しもべになったんだ!」と言っていたあたり、ノワールに会う前から、そういうヤツだったのかもしれませんね。
しかし、その行き着く先は、自己満足の世界。称賛する者があまりいなく、より力の強い者が現れれば食われて終わりの儚いもの。そんな世界に大きな価値はないでしょう。
やはり、弱者だらけでも、手を取り合って助け合う世界の方が素晴らしいのでしょうね。誰かを愛したいし、誰かから愛されたい。誰かに優しくしたいし、誰かから優しくされたい。
ビブリーが言っていたように、愛や優しさがジャマになる事だってありますが、人は、そういう風にできているのだと思いますね。
そして、その世界を繁栄させるには、「個性」の尊重が必要なんでしょうね。戦う力はなくとも、誰かを助けたり勇気付けうる輝かしい何かを認める事が。
そうして、人と人との繋がりを築き、心を1つにする事が大事なのだと思いますね。世界の危機的問題を誰かに解決してもらおうとせず、皆で解決する。泣くも笑うも皆一緒。そんな共同体が、世の中を豊かにするのでしょうね。
と言ったものの、今話は、プリキュア達が敵の力に押され、最強技アニマルゴーランドも破られたりと、「みんな」の大切さを示すには不十分なところもあったでしょう。
そこは、次回の逆転劇で補ってくれるのでしょうね。ラストで復活を遂げたピカリオが鍵になりそうで、しっかり注目したいと思います。
本編の感想は以上です。
ここからは、後回しにした劇場版告知オープニングなどの感想。既に劇場版を見ているため、鑑賞した上での感想となっている事をあらかじめご承知おき下さい。


後半の1シーンです。ここはバトルシーンなんですが、敵のあまりの愉快さに、鑑賞時は笑いをこらえるのに必死でした。(笑)


プリキュア映画恒例のミラクルライト応援シーン。誰を応援するかは、映画館に入って確かめて下さい。また、応援後のシーンは、本編でも流れた事があるものなんですが、神々しさを感じると思います。



こちらも、バトルシーンの一部。過去のプリキュア映画を比べると、今作は、結構コミカルチックな戦いになっていると思います。
肉弾戦が少なかったりとか、変顔の多さが要因ですかね。私は、こういうのもアリだと感じています。
映画は見たものの、いまだに感想作成には着手しておらず・・・。うーむ・・・、先週の放映休止を利用して、パパッと仕上げようと思ったんですが・・・。
感想をご覧になりたい方は、本当に申し訳ございませんが、もうしばらくお待ち下さい。