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スター☆トゥインクルプリキュア 第11話感想

2019年04月16日 | スター☆トゥインクルプリキュア
 今話の名セリフ:「サザンクロスは、人々に進む力を、イマジネーションをくれる星座なんだよ。」(空見遼太郎)

 「スター☆トゥインクルプリキュア」第11話「輝け☆サザンクロスの力!」の感想です。


 オープニングは通常バージョンに戻りました。なお、劇場告知バージョンだった5話から10話までのストーリ進展に伴い、オープニングの映像が一部変わりました。
    
 上2つは4話から。ここの部分が今回は下のように変わりました。
    
 これで幹部全員のシルエットがなくなったあたり、しばらく敵側から新たな幹部は出ないって事でしょうかね。出るとすれば、オープニング映像が変わる後半に入ってからと思われ、3か月以上は先でしょうか。
 新たな敵の出現は当分先でも、ガルオウガが未出撃である分、不気味さや手強さが感じられ、ヤツの動向に目が離せないですね。バケニャーンの実力も気になるところです。


~ Aパート ~
 前話の続きです。惑星クマリンから何とか逃げ帰ってきたひかる達。
    
「みんなで作ったのに・・・。」
    
 直後、ララは、ロケットをキャリーモードにしました。
    
 自分達よりも遥かに大きいロケットが、手軽に持ち運べる手の平サイズに。先日ロケットを修理した時に付けた機能です。
 その直後、何人かの足音が近付いていました。ひかる達は急いで場を離れようとしますが、ひかるはこの惨事を引き起こした責任を感じています。
 まどかは、そんなひかるの手を取って、全員ここから退去しました。

 ここに来たのは、まどかの父・冬貴達調査隊。冬貴は、今朝飛び立ったロケットがこの辺りに到着したと分析し、この辺りを徹底捜索する事に。
 ひかる達は急いでこの場を離れました。そして、向かった先は天文台。
「見つかるところだったルン・・・。」
「セーフでプルンス・・・。」
   
「え・・・。」
    
「アウトでプルンス!」
    
 しかも、誰かが天文台にやって来たようです。ひかる達は遼太郎には何も話さず、隠れる事に。
 やって来たのは、冬貴。この辺りで異変はなかったかと聞くと、遼太郎は、ひかるの事情を察し、誰も来てないと答えます。
 しかし・・・、
   
 冬貴はこの跡を辿ろうとしましたが、途中、調査隊員の声が。森で発行を目撃したという情報で、冬貴は天文台を出て、森に向かいました。

 遼太郎も、ララ達宇宙人の存在を受け入れ、とりあえず一安心。ララ達が宇宙人だと知られたら地球にいられなくなるという事情を聞き、遼太郎は、ララ達の存在を秘密にする事にしました。
 それから少しして、ひかるは1人でプラネタリウムにいました。まだ、自分のしでかした事の重大さに落ち込んでいます。
 そこに遼太郎がやって来ました。
「何かあると、いつもここだからね、ひかるは。」
    
「でも、久しぶりじゃあないか。」
   
「宇宙行ったり、ララ達と一緒にいたから、私、はしゃいでたかも・・・。新しい友達ができて、宇宙に行けてね、とっても『キラやば~っ☆』な毎日で・・・。」
    
「南十字座、サザンクロスは、天文台からは見えないけど、宇宙から見えるかなって、みんなを誘ったの・・・。」
   
「でも、そのせいで・・・。」
   
   
「案外、呼ばれたのかもしれないよ・・・。」
「え?」
   
「サザンクロスはね、ひかるにピッタリな想像力を、イマジネーションをくれる星座なんだ。」
   
「昔、人々は、南の空に輝くサザンクロスを目印にして、旅をしていた。そう教えたけどね、ただの目印じゃあないんだよ。」
   
「え?」
「旅人はね、サザンクロスを見ながら、遠くで待つ大切な人や新たな大陸を思い描いたんだ。」
   
「サザンクロスは、人々に進む力を、イマジネーションをくれる星座なんだよ。」
   
「ね? ひかるにピッタリだろ?」
    

 その頃、ノットレイダーも地球に来ていました。
 すぐに、アイワーンは、カッパードが奪ったプリンセススターカラーペンをダークペンに変えます。いつも通りノットリガーを召喚しようとしますが、今回は一味違います。
 今までは、闇に染めた対象は1人だけでパワー不足。そこで、3人を闇に染めようと考えていました。
「3人って、まさか私達を!?」
「ノットリガーにする気か!?」
   
「嫌です。」
「はっきり断ったっつーの!?」
    
 いや、断ったどころかBGMまで止めちゃったんですが。今ってそういう雰囲気だったんだろうか? うーん、コレガワカラナイ。(笑)

「私の力では、お2人とバランスが取れませんので。」
   
 なるほど。なかなかもっともらしい理由で断ったな。
 だが、何となく裏がありそう。コイツがラスボスになりそうな気がしてるんですが、読者の皆さんはどうでしょうか? 突拍子もない意見で、「疲れてんのよ、あなた」とか思ってる人が多かったりして。(笑)


 バケニャーンがダメとなれば、アイワーンが出る事に。カッパードとテンジョウにその気はありませんが、アイワーンは2人の意見を無視して、ノットリガー化しました。
   
 冬貴達はノットリガーを目撃。すぐに、ノットリガーの攻撃の矛先が冬貴達に向かいました。
 ひかるは、スターカラーペンダントが反応していた事から外に出ていました。森から土煙が上がっているのを目にします。
 ノットレイダーが近くにいる証拠です。冬貴達もいるとなれば放っておく訳にはいきません。ひかる達は森に向かいます。


~ Bパート ~
 冬貴は調査隊員を先に避難させましたが、直後、ノットリガーの強力なパンチの余波から倒れてしまいます。
 直後、ひかる達がやって来ました。4人はプリキュアに変身します。

 バトルスタート。ノットリガーのパンチを回避して、スターパンチを叩き込みますが、びくともせず。スターは反撃を受けてしまいます。
 その間に、プルンスは冬貴を安全な所に。冬貴は気絶していたため、自分達の正体が気付かれる事はありませんでした。
 しし座ミルキーショック、てんびん座ソレイユシュート、やぎ座セレーネアローの一斉攻撃もノットリガーには通用せず。強力なカウンターで大ダメージを受けてしまいます。

 そして、残りのプリンセスターカラーペンを奪うために追撃しようとしますが、スターが阻止しようと突撃します。
「乗っ取るって、住んでる人達の事、考えないの!?」
   
 直後、スターパンチを放ちますが・・・、
「戯言だな!」
    
    
「だから、アンタはお子ちゃまなのよ・・・。何もわかってないクセに・・・。」
    
「さっきの言葉、そっくり返すわ!」
    
   
「考えた事もなかろう・・・。宇宙の最果て、暗く凍る場所に追いやられ、闇に潜んできた我々を!」
    
   
    
「アンタは宇宙の事、何にも分かってない・・・。」
   
   
「ホント、勢いだけだっつーの! 実は、想像力ないっつーの!」
   
「私は・・・。私は・・・。」
    
「そんな事ないルン!」
   
「そんな事・・・、ないルン・・・。スターは、遠く離れた宇宙から、フワを呼んだルン! イマジネーションの力で・・・。」
    
「すごい想像力ルン・・・。スターの想像力のおかげで、私、プリキュアになれたルン!」
「ミルキー・・・。」
   
    
    
「そうです・・・。スターが・・・、ひかるがいなければ、私は、皆さんと楽しくお話する事もありませんでした!」
    
    
    
「あと、スタードーナツも知らなかったでしょ。」
「ええ。」
   
「ひかるのイマジネーションはね、みんなを想って結び付けてくれるんだ!」
    
「みんなを新しい世界に連れて行ってくれるんだよ!」
   
「みんな・・・。ありがとう・・・。」
   
   
「私、想像してたんだ・・・。宇宙を・・・、ずっと・・・、ずっと・・・、ずーっと、想像してたんだ・・・。だから、大好きなんだ!」
    
   
「宇宙の事、分かってないかもしれない・・・。けど、私、大、大、大好きなんだ!」
   
    
「大好き・・・、だと・・・?」
   
「感情論など、沢山だ!」
    
   
「私は星を奪われた・・・。だから、同じく奪うのみ! それが道理!」
    
    
「どんな理由があっても・・・、大好きな宇宙を・・・、星座を・・・、星を・・・、地球を、奪うなんて・・・、私、嫌だ!」
    
「私は・・・、プリキュアルン!」
「私の決心は・・・、揺るぎません!」
「笑顔を・・・、守るんだ!」
    
   
「みんなを守るんだ!」
    
   

『宇宙に輝け! イマジネーションの力!』
    
   
『トゥインクルステッキ!』
   
「スタートゥインクル!」
「ミルキートゥインクル!」
「ソレイユトゥインクル!」
「セレーネトゥインクル!」
    
    
   
『4つの輝きを、今1つに!』
    
   
『プリキュア、サザンクロスショット!』
    
    

    
「美しい・・・。」
   
「この光は・・・。」
   
    

 スターは、カッパードから奪われたプリンセススターカラーペンを取り返しました。
 また、惑星クマリンでアイワーンによってダークペンとなったプリンセススターカラーペンも近くにありました。カッパード達3人は気絶しており、入手するには絶好のチャンスです。
 しかし・・・、
「渡す訳にはいきません。12星座のペンを手にすれば、得られるのです。すべてを凌駕する力が・・・。」
    
 バケニャーンは、ダークペンと気絶している3人を連れて撤退。

 それから少しして、冬貴達調査隊が、ひかる達の元に。前の調査でもひかる達を見かけていただけに、宇宙人と関係があるんじゃないかと疑います。
 そんな中、誰かの足音が。
「あー、あなたは!」
   
    

 今回は、これで終了です。


次回:「さよならララ!? 映画監督は宇宙人☆
 ひかる達を怪しむ冬貴の前に現れたのは、ひかるの大好きな映画監督「アブラハム」。
 なんと、彼も、ララ達と同じく宇宙人。ロケットやノットリガーも、全部映画の撮影だったと誤魔化してくれました。
 しかし、ララ達の存在がひかる達に知られているのは宇宙法に違反してると、故郷の星に連れ戻す考えでいます。映画の撮影でひかる達ののお芝居を気に入ってくれたら、考えを変えてくれるとの事ですが・・・。


    今回のラッキー星座
 ひかるの誕生日後におひつじ座が来るとは・・・。まあ、悪い事続きだった前回よりは、周りから励まされて立ち直った今回の方が適しているのかもしれませんね。


【まとめ】
 プリキュアは、カッパード、テンジョウ、アイワーンが素体となったノットリガーに苦戦するものの、揺るぎない信念や大切なものを守りたい想いから、力が増し、合体技「サザンクロスショット」でノットリガーに打ち勝ちました。

 前話でピンチを招いた事に落ち込んだひかるを周りがどうフォローするかが今話の焦点でしたが、見事の一言でした。
 今話までの話数はまだ11と、物語全体の5分の1程度。ひかる達が築いた友情は些細ではあるものの、その友情がいい感じに輝いていた話だったと思います。

 ひかるは、宇宙や星座が大好きな子。間近で見る事ができないものゆえ、想像力が養われて、好奇心が強くなったと思われ、それが、ひかるの魅力です。
 しかし、いくら想像力が豊かだといっても、想像と実際の食い違い、すなわち、「乖離」は多くあるでしょう。ひかるはまだ14歳。知らない事は沢山あると思います。
 そのため、思い描いたイメージが、大人からすれば、綺麗事だとか、お子ちゃまなどと片付けられる事もあるでしょう。想像力が豊かなようでも、実は勢いなだけで想像力はないというアイワーンの指摘は、的を射ているのかもしれません。

 それでも、周りが、ひかるのイマジネーションは素敵な事だと周りがフォローしてくれたのが良かったと思いますね。
 ララとまどかは、ひかると出会った事で、プリキュアになれたり友達と楽しい時間を過ごせたりと、新たな可能性、イマジネーションを得る事ができたと示してくれました。
 えれなは、ひかるに助けられているところはないものの、ひかるのイマジネーションは、皆を想って結び付けてくれて、新しい世界に連れて行ってくれる、とオーバーに称えており、相手を尊重する事に長けるえれならしい表現だと思いました。3人の中でラストでフォローしてくれた事もあり、今話の名セリフにするかどうか迷ったほどですね。
 Aパートでは、遼太郎が、サザンクロスはイマジネーションをくれる星座で、想像力豊かなひかるを呼んでいたんじゃないかとフォローしていました。結果は裏目に出たものの、サザンクロスを探そうとした好奇心は悪くないと言っていたように思います。

 ひかるは、宇宙や星座に対してすごく興味津々で、知識も相当あるでしょう。
 とはいえ、まだまだ知らない事は山ほどあると思います。それでも、その事に恥じず、更なる「大好き」、そして、新たなイマジネーションに繋げてほしいと思いますね。
 今後も、ひかるの前に様々な困難が待ち構えていると思いますが、それでも、「大好き」なものは「大好き」だとハッキリ言い張れる「キラやば~っ☆」バカであり続けてほしいと期待しています。(そこ、ギャグ語りは、いらねーから(笑))



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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