なんとなくデジカメ用の三脚を買いにヨドバシカメラへ行ったんだけど
結局ヘッドホンを買ってきちゃいました。
何やってるんだか・・・まぁいつものことですけど(笑
ヘッドホンはまたそのうち記事にしましょう。
ヘッドホン購入後、急に小説が読みたくなったわけで。
かといって読みたい本があるわけではないのでフラフラ本屋内を散策。
テレビ見てると映画のCMが結構流れていたんで気になって読んでみました。
芥川賞作家である綿矢りささんの「インストール」。
えーっと、「蹴りたい背中」は読んでません(冷ヤ汗;
とりあえず、ハードカバーのクセにスカスカです(笑
購入→一軒目の喫茶店で読書開始→二軒目のハンバーガー屋で読了
・・・2時間です
まぁ、軽め(?)のエロ。で、内容はあるようなないような、なんか希薄。
なんとなく読みきりの漫画っぽいかな?
あるいは深夜番組のドラマを見ている感じかな?
嫌いじゃないですね、っていうか、好き
無意味さ加減が絶妙。
ただ、内容が内容だけに好き嫌いはハッキリすると思います。
ヘビーに読みたい人向けではないですねぇ。
すこし踏み込んだ感想を。
日記の盗み読みというか生活の覗き見っぽい印象。
ほとんど主人公の心理描写しかかかれておらず、
主人公の目線でその生活を覗き見ているというか、そんな感じ。
なぜ覗き見ている感じがするのかというと、
主人公に対して全然共感も感情移入もしないから。
オビに上戸彩嬢のコメントが載っているわけだけど
本当にそこまで共感したのかなぁ・・・?疑問です。
でも、おもしろいんだよね。無茶苦茶っぷり、展開の早さっぷりが。
主人公の心理がうまく描かれているし、その他の登場人物も結構アクが強いし
読んでいて飽きない。
とにかく疾走感あふれる展開で楽しいですね。
流れが止まったり動いたり、ホント絶妙です。
さすが、芥川賞受賞者。
なんとなく映画化しやすい小説だなと思いました。
読んでる間、ずーっと画が浮かんでるから。
で、もう一度繰り返しますけど
好き嫌いがハッキリする作品
だと思いますので、こういうものが嫌いな人はやめといた方が良いと思います。
漫画や深夜ドラマ、ジェットコースタームービーが好きな人は一気に読めると思います。