フラフラBLOG

なんかよくわからない方向に向かってます

SCRAP HEAVEN

2006年08月14日 00時07分30秒 | 映画とか
マックで昼食をとりながら小説を読みつつ、今日も微妙な日だなぁ。
ってことでなんとなく買い物に行ってみたり。
行ったはいいけど、買うものもなし、琴線に触れるものもなし。

まぁこんなときはDVDでも観るにかぎるかな。
結局観逃した映画はいっぱいあるし。

とりあえず、邦画。
で、選んだのが「SCRAP HEAVEN」。
(ここのBBS、もう少しは管理した方がよくないですか・・・)
以前観た映画館のトレーラーでかなり気になってたんでね。
出演者は
 加瀬亮、オダギリ ジョー、栗山千明
というかなり豪華っぽい感じ。
あらすじとしては、あることで知り合った三人。
コンプレックスだったり、ストレスだったり、その辺をどうにかしたいがために始める復讐屋。
あることをきっかけに暴走しはじめて・・・
みたいな内容です。

もう公開から結構経ってるのでネタバレありの感想です。

うーん、サキ(栗山千明)の存在が薄いですね。
コンプレックスを持っていて、積年の恨みがあるのはわかるのですが、やっぱり薄い。
せっかくの濃いキャラクターがもったいないです。
テツ(オダギリ ジョー)はかなり強烈。
あることをきっかけにしてからの後半は、恨みというか怒りというかぶつけようも無い感情は見ていて辛いです。
この映画は彼が完全に引っ張っています。
シンゴ(加瀬亮)の小心者だけど不満は沢山、見たいな人は「あー、いるいる」っていう感じ。
「そんなことしたら後悔するから!ダメダメ!」っていう当方の心の叫びむなしく、どんどんテツに助長されて登っていくけど、途中で落っこちる。
だから言ったのに!

ストーリーのテンポは悪くないんですけど、もうちょっと復讐屋のシーンが観たかったなぁ。
もうひとつくらい面白いものがあっても良かった気がします。
あとはサキ。
外見にコンプレックスがあって、さらに爆弾作るっていうキャラクターなんですから、もっと積極的に使ってほしかった。

個人的にはこういう世界観はすごく好き!
万人ウケはしないでしょうけど・・・

sakusaku DVD「Ver.2.0 ヴィンの復習」

2006年03月26日 23時50分41秒 | 映画とか
あーーーーー、夕方6時くらいにウトウト、さっき起きました。
今夜は眠れるのでしょうか・・・

sakusakuのDVD Ver.2.0 ヴィンの復習をとりあえず本編と特典映像だけ見終えました。
それぞれのインタビューはまだ見てないんですよ。
うーん、まだヴィンに代わって一年たってないからなぁ。
内容的にはちょっと物足りない。
確かにDVD化には"大人の事情"で使えないところばかりだけど(笑
初登場のいまいちキャラを設定できていない手探り状態のヴィンセントを見て、
そういえばそうだったなぁとか。
一青窈さんも絶賛の「声変わりのうた」とか、ちょっと懐かしい。

特典映像の「箱根のうた」は最高ですね!
親衛隊風の掛け声がウルセー!(笑
しかも、カエラちゃんの歌声は可愛いですよ。
今週でカエラちゃんは卒業なんですよね・・・
「二宮のうた」とか「開成のうた」とかもう聞けないんですよね。
つーか、それ以上にあのトークが聞けなくなっちゃうのがホントに寂しい。
これから一週間、録画しちゃうぞ!

おかしなふたり

2006年03月12日 22時11分48秒 | 映画とか
ここ数日の間に街路樹や植え込みの木々に花が咲き始めたりして、いよいよ春間近といった感じですね。
とはいえ、花粉なのか風邪なのか・・・というか両方なんですけどね。

で、先月発売された「おかしなふたり」を買っちゃいました。
→公式サイトhttp://wwwz.fujitv.co.jp/okashina/index2.html

このDVDは今年の初め1月3・4日にフジテレビで放送されたスペシャルドラマです。
そのときにはすでにDVDを発売することになっていたり・・・
もちろん当方はその商業手法にまんまとはまってるわけですが、まぁいいや。

以前にも書きましたがとにかく面白いです。
なので感想はかなり簡潔ですけど、すいません。
ホント大泉洋のダメお父さん役はハマリ役ですね。
ガンガン空回りするし、他の出演者さんも変な役の人達ばかりだし、それでもみんな息子・直文のために一生懸命になってくれるいい人ばかり。

土手の長台詞シーンも良いんですが、直文が復活荘を去るときのシーンもよかったなぁ。

メイキングで例のスープカレーが振舞われてました。
食べたい・・・

転がれ!たま子

2006年02月25日 22時09分46秒 | 映画とか
早速本日「転がれ!たま子」を観て来ました。
結構ギリギリに到着。
チケット買うときに「まもなく予告編がはじまります」とか言われちゃうくらいの時間でした。
会場に入ったらすでに暗転してるし。

結構予告長い・・・
とりあえず、甘食は食べたくなります(笑
あと、セットや衣装、ちょっとした映像表現は結構いいかも。
ただ、内容としては万人ウケは、しないですね。
とはいうものの、個人的には嫌いじゃないです。

上映後は甘食が買えます。
もちろん買いました(笑
先日まぁとぅ~さんがコメントしてくれたように、固いカステラって感じです。
久しぶりに食べるこういう味は、なんだか素朴でおいしいな。



で、こっからネタバレすると思うので、ご注意を。


実は文化庁のクレジットがずーっと気になっていたわけですが、映画を観て納得。
引きこもりというかNEETというか、無職の若者が自立する過程を描くといった内容です。

山田麻衣子さん演じる"たま子"は自分の殻に閉じこもっている女の子。
ある日を境にたま子の周辺がめまぐるしく変化します。
そりゃもう、母親が自分の同級生と結婚するは、父親はアメリカへ行くことになるは、大好きな甘食のお店は休業するは、本当にガラッと変わります。
だけど、なんだか映画の速度はゆったりおっとり。
いまいちスピード感に欠けますが、たま子時間の表現なのかも。

母親のラブラブ新婚生活を表現する、美容院から飛び出すハートの数々がすごい印象的。
隣町に行くために橋を渡るところとか。
こういうのは面白いですね。

あと、パン屋に弟子入りするために、夜道を襲撃するところとか最高ですよ。
必死さが伝わってきます。

全体的に出てくるキャラクターがとにかく個性強すぎかも。
たま子が薄くなっちゃってるなぁ。

でも、衣装とかセットはホント可愛らしいです。

惑星大怪獣ネガドン

2005年12月23日 00時14分18秒 | 映画とか
というわけで、ご無沙汰してました。
惑星大怪獣ネガドン」はすごいですね!
とりあえず、フルCG怪獣映画。
粟津監督がひとりでコツコツ作ったというとんでもない映画です。
公式サイトの画像にも
 ★この作品は実写を一切使用しておりません
なんて書いてあるし。

そんなわけで、力およばず25分・・・とのこと。
でも、ホントすごいですよ。声と音楽以外はぜーんぶ一人作業とのこと。
ダサ格好いいです。

この映画を作った時代が設定されていて、今から30年くらいの昭和の頃。
出てくるものが時代を感じます。
だって、電話は黒電話、テレビはチャンネルをガチャガチャ回すヤツだし。
でも、ぜーんぶCGなんですよ。
実写と見間違えそうなシーンや、ミニチュア模型っぽい感じとか、すごいよくできてます。
あと、雨の降りかたがホントすごい!!
で、CGなんだけどフィルムっぽい処理がされているし、かなり細かいですよ。
ちょっと人間がいまいちですが、まぁこれは今の技術では難しいと思いますよ。
でも髪の毛はよくできていると思います。

内容は、まぁ、よくある怪獣映画っぽい感じですが。

当方、別に怪獣・特撮映画好きってわけでは無いんですが、こういう実験的なものって大好きだったりします。
こちらでちょっと映像が見られます。
http://www.cwfilms.jp/movie.htm

というわけで、サブカル好きにはかなりオススメです!
是非に是非に!

違和感の秘密

2005年12月14日 00時32分36秒 | 映画とか
今日は久しぶりにちょっとした顔見知りの人と久しぶりに道端で再会。
かといって、立ち話を続けるわけにも行かず、ほんのちょっぴりしゃべってさようなら。
つーか、寒すぎ&帰り道ってことだったわけで。
でも、まぁ元気そうだったのでそれはそれで良いのです。
うれしかったりするわけで。

さてさて
職場のお昼休みの食事中にちょくちょく出る話題に映画のCGがあります。
どういう話題かというと、いたって単純。
どれだけリアルで迫力あるか。
当方、あんまりCGを多用する映画って好きではありません。
ミニチュア模型でがんばっている映画の方が意外に違和感無く観れちゃうから。
グッバイ!レーニン」みたいな感じだったら全然平気なんですけどね。
話は戻って、その違和感はなんだろうなぁと思っていたわけです。
のっぺり感なのか微妙に滑らかで不自然な動きなのか・・・

で、その答えがついに!
gooのポータルでおなじみHOT WIREDにこんな記事がありました。
"リアル過ぎる『Xbox 360』用ゲームと「不気味の谷」現象"
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20051212201.html

どうも当方には「不気味の谷」の幅が広いのかもしれません・・・
とりあえず、映画の"スパイダーマン"とか"ハリー・ポッター"シリーズとか気持ち悪いのです。
興ざめです。
というかCG技術でがんばるよりシナリオやストーリーに力を入れて欲しいんですけどね。

七人の侍

2005年12月11日 23時54分04秒 | 映画とか
このごろ時々うれしいことがあるわけで、まぁ、それはそれは小さいことですけどね。

そんなわけで、髪を切りに行こうと思っていたのですが、結局予約忘れて、まぁいいかな?ってことで、DVDを見に。
「コレを観ずして映画を語ること無かれ」な超大作であり不朽の名作である
七人の侍

を買っちゃいました。
赤いハードカバーが高級感を出しまくりです。
いろいろなエピソードを持つ黒澤天皇とまで言われた黒澤監督の超有名作品。
いや、当方のような若輩者はこの映画を批評するなんてことはできません。

ただただその力強さに感動です。
3時間くらいで今の映画では長編といわれる長さですが、全然長さを感じません。
とにかく引き込まれまくりです!
昔観たときはすごさがあんまり良くわからなかったんですけど、今観ると本当にすごい!
特に落ち武者狩りで手に入れた武具を浪人達に見せたとき、浪人達に向かって菊千代が思いのたけをぶつけるシーンは本当にジーンとします。
もちろん、野武士との戦闘シーンはとにかく迫力満点です!

観たことが無い方は絶対に観るべき!
今の大物監督達が黒澤監督に賛辞を送っているという話を聞いた爆笑問題の太田さんは
「あの監督達を引き合いに出すのは間違い。普通の人たちだから。」
みたいなことを言っていたんですが、本当にその言葉がよくわかります。
本当にすごいですよ!


サマー・タイムマシン・ブルース総評?

2005年09月12日 23時05分38秒 | 映画とか
今日はなんといっても夏期休暇なのです。
そんでもって何をしようか迷った挙句、映画ハシゴをもくろむも脆くも撃沈。
というのはどうしても観たかった「サマー・タイムマシン・ブルース」を観賞後、ちょっぴり余韻に浸りたくて結局これだけで終わりにしました。

詳しい内容やストーリーは公式HPを見てくださいな。
ここでネタバレさせるのもよくないですしね。
そんなわけでその辺は大きく割愛。(手抜き・・・ではないですよ)

がんばってネタバレしないように書いてみます。

さすがに月曜の真昼間ってこともあって観客は10人程度・・・
大丈夫なんでしょうか?

で、内容はというととにかくドタバタコメディ。
みーんな頭悪いの(笑
もう当方の学生時代もあんなんだったなぁって感じでちょっとノスタルジー。
同じように莫迦なことばっかりやってましたよ。

この映画、確実に"見方"がありますね。
ずーっと見逃せません。
最初の三十分くらいは絶対に気を抜いちゃいけないわけで、とにかく情景、言葉、何もかも頭に叩き込んでください。
多分この映画のミソはすべてソコに入っています。
それにめちゃめちゃ細かいです・・・
ちょっとした通行人や背景とか、もうかなり病的な気がします。
ここまで来ると明石屋さんまの「心はロンリー、気持ちは・・・」に近い感じです。
知ってる人は少ないでしょうけど(笑

で、感想はとにかく面白い!
まぁ本日遭遇した井筒監督とは感覚が合わない気がしますけど・・・
ほんとに莫迦だねぇ。
途中からかなり笑いましたよ。声に出さないようにするのが大変。
オチがかなり切ないですね。
このオチにつながるような一言が映画の前半に入っている気がします。
前半ていうか真ん中あたりというか。これも聞き逃さないように。

もう一回見に行こうかな。
当方の今秋一押し!
これは是非に是非に!