BHマウントの謎、ついに解決か?
ebayを見ていたら、BHマウントであろうレンズを見つけました。
マウントのネジ径が3/4"とあり、迷いながらも入札しました。
誰も入札せず、そのまま落札。
フード、リアキャップとケースがついていました。
ずっと確認したかったネジピッチ、どう見ても40tpi。
32tpiのゲージは全くあっていません。
pentax q 向けで販売されているBHマウントアダプターは、どのレンズを参考にしたのでしょうか?
さて、このElgeet CINE-TELE 38mm f2.5ですが、ヘリコイドが固着している・・・ように見えました。
実際は固定されていました。
まず、マウント側のネジを3つはずします。
緑○のストッパーが赤○のネジで無限遠の位置に固定されていました。
緑○のストッパーが赤○のネジで無限遠の位置に固定されていました。
この赤○のネジをはずすと、ヘリコイドは機能します。
緑○のストッパーをはずすとヘリコイドは際限なく回ってしまい、無限遠がずれるので要注意です。
このレンズ、とんでもなく使い難い・・・
10フィートと8フィートに合わせてみましたが、指示線?(10フィートと絞り2.5の間に有る線)の鏡筒を回す必要があります。
これ、幅が2mmくらいしかありません。
マウント側の距離の指標は回らず、距離を合わせようとすると絞りが回る。
絞りを回すとヘリコイドがつられて回る。
指示線が下に回ると、絞りの確認がし難い。
すっごいストレス。
当時はどうやって映画の撮影していたのでしょうか?
距離、絞りは決め打ちで、ターレットで切り替え?
マウントアダプターはオーバーインフなので、シムリングで調整。
マウントアダプターはオーバーインフなので、シムリングで調整。
無限遠出てます。が、無限遠にする際に絞りも回っていてf16になっていました。