読み終わりましたよ!
森身登美彦著「夜は短し歩けよ乙女」
おもしろかったぁ。
感想はいろいろ、百人十色。
つまらない、おもしろい、いろんな感想があっていいと思います。
とりあえず、あらすじとしては
よく言えば気になる女子学生と付き合うために追いかける男子学生の恋愛ファンタジー(コメディー)
悪く言えば莫迦な女とストーカー男の内容薄い妄想膨らむ恋愛話
そんな感じです。
当方はものすごく楽しく読めましたよ。
特に第三章の展開というかスピード感というか、とにかく笑えました。
あまりネタバレを書いても仕方がないので、それ以外の感想でも。
最初に感じる硬い文体。
浮世離れしたふわふわ感が漂う内容をこの硬い文体でうまい具合に落ち着かせていると思います。
これが普通の小説のような感じで書かれていると、多分浮ついた感じで莫迦っぽくなっていたと思います。
また、ゆるい塩梅のクスッと笑える表現はこの文体のおかげかもしれません。
四章構成で王道と言える起承転結な展開ですが、やはり起承転結を考えた昔の人は偉いです。
一、二章となかなか進まない展開ですが三章で一気に加速します。
三章のジェットコースタームービーのようなドタバタ感はとにかくおもしろい。
全体的に人や出来事が実はいろいろ絡まっていたり。
出来事に対する受け取り方が、女子学生と男子学生との目線の違いでパタパタと変わってテンポとしてはなかなかいいのではないでしょうか。
まぁそんなわけで読む人を選ぶかもしれない、そんな小説。
一章だいたい一時間で合計四時間程度で読み終えられると思います。
森身登美彦著「夜は短し歩けよ乙女」
おもしろかったぁ。
感想はいろいろ、百人十色。
つまらない、おもしろい、いろんな感想があっていいと思います。
とりあえず、あらすじとしては
よく言えば気になる女子学生と付き合うために追いかける男子学生の恋愛ファンタジー(コメディー)
悪く言えば莫迦な女とストーカー男の内容薄い妄想膨らむ恋愛話
そんな感じです。
当方はものすごく楽しく読めましたよ。
特に第三章の展開というかスピード感というか、とにかく笑えました。
あまりネタバレを書いても仕方がないので、それ以外の感想でも。
最初に感じる硬い文体。
浮世離れしたふわふわ感が漂う内容をこの硬い文体でうまい具合に落ち着かせていると思います。
これが普通の小説のような感じで書かれていると、多分浮ついた感じで莫迦っぽくなっていたと思います。
また、ゆるい塩梅のクスッと笑える表現はこの文体のおかげかもしれません。
四章構成で王道と言える起承転結な展開ですが、やはり起承転結を考えた昔の人は偉いです。
一、二章となかなか進まない展開ですが三章で一気に加速します。
三章のジェットコースタームービーのようなドタバタ感はとにかくおもしろい。
全体的に人や出来事が実はいろいろ絡まっていたり。
出来事に対する受け取り方が、女子学生と男子学生との目線の違いでパタパタと変わってテンポとしてはなかなかいいのではないでしょうか。
まぁそんなわけで読む人を選ぶかもしれない、そんな小説。
一章だいたい一時間で合計四時間程度で読み終えられると思います。