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何でんかんでん

消化器⑥ 大腸・〇門のしくみ

タイトル:〇門 ➡ 肛門  肛門は禁止用語のようです


はじめに

昔から人が居るのであれば、「人とはこうゆうものだ」と分かっている人が居たはずで 皆の一番の学びとして 教える必要性があると思うのだが  なぜ義務教育されないのか


消火器―⑥大腸・肛門のしくみ

盲腸、上行・横行・下行・S状結腸、直腸からなる。 残った水分を吸収して便をつくり、肛門から排泄する。


【位置】

腹腔の外側全体を占め、小腸を取り囲むようにある。


【構造】

大腸は、盲腸、②結腸、③直腸の3つの部位からなり、長さは成人で約1.5メートルある。


【水分を吸収して便をつくり排泄する消化管の最終臓器】

盲腸は、小腸から大腸への移行部位である。 接続部には回盲弁がある。 下端には、6~8㎝ほどの虫垂が突き出している。

 

② 結腸は、盲腸側から 上行結腸 横行結腸 下行結腸 S状結腸 からなる。

◆ S状結腸から続く直腸は長さが20㎝ほどで、消化管の出口である肛門へとつながっている。

◆ 大腸は小腸と同様に、腸間膜によって腹腔内にぶら下がるように固定されている。

◆ 肛門の出口部分には、輪状筋が発達してできた、意思とは関係なく働く内肛門括約筋と、その外側に意識的に調節ができる外肛門括約筋とがある。

 


【食物のカスや食物繊維を分解し、便にして肛門から排出する】

1)盲腸は、特定の働きはしていない。 栄養素の消化・吸収は小腸で行われ、食物繊維や消化物のカスが大腸に送り込まれてくる。

2)大腸では、送り込まれてきた消化物を蠕動運動によって、上行結腸 横行結腸 下行結腸 S状結腸へと送っていく。

3)その間に残りの水分が絞り取られて固形物(便)になる。

◆ 小腸から送り込まれてきた消化物は液状である。 大腸の粘膜から水分を吸収することによって、

上行結腸 ⇒ 半流動状 / 横行結腸 ⇒ 粥状 /  下行結腸 ⇒ 半粥状 / S状結腸 ⇒ 固形 になり、上行結腸に送り込まれてきたときの4分の1(水分量約70%)ほどの容量になっている。

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直腸は、結腸でつくられた便をためておく場所である。

◆ 直腸に便がいっぱいにたまると、直腸の内圧が上がり、骨盤神経、脊髄を経て大脳に情報が伝わり便意が生じる。 脳から排便指令が送られ、肛門括約筋が緩む

◆ ただし、排便をする状況になるまで自分の意志でコントロールできる ⇒ 肛門括約筋は緩まない

◆ 排便できる状況になってはじめて肛門括約筋が緩むいきむことで腹圧が加わり、肛門が開いて排便する。

 


【便の形状でわかる健康状態】

◆ 1日に約 150~200gの便がつくられる。 健康的な便は、水分が70%、固形物が約30%の比率である。固形物の内容は、消化されなかった消化物の残りカス、食物繊維、粘膜から剥がれ落ちた細胞、腸管内で繁殖した細菌などである。

◆ 便に含まれる水分が70%以上になると下利便、80%以上になると水様便である。

◆ 健康的な便は、半練り状態である。 バナナ状も健康的であるが、水分が不足すると便秘になりやすい。

◆ ウサギの便のように硬く豆粒状便は、神経質な性格の人や便秘ぎみの人に多い。

◆ 逆に、泥状の便は、便秘と下痢を交互に繰り返す過敏性腸症候群の疑いがある。

◆ 下利便や水様便は、腸の運動異常や病気が考えられる。

 


美しい人体図鑑 

自分のからだを知り尽くす!/監修 東京女子医科大学 名誉教授 梶原哲郎氏の書籍から引用しています。

以上

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