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2006/6/18 スコトン岬~西上泊
朝、6時過ぎに香深港のバスターミナル始発の、スコトン岬行きのバスに乗り込む。朝から礼文島は深い霧に包まれ景色すら期待できない。
到着まで1時間あることから睡眠不足をカバーするため居眠りと決め込んだ。ところが、さすがに花の浮島である、標高1000メートル以上の山々で見ることが出来る高山植物や札幌近郊では、4月中旬に咲き出す山野草が同居したままバスの窓越しに見えてくる。これらの花達が道端に咲いている姿は実に不自然に感じる。エゾエンゴサク、ミヤマオダマキ、ネムロシオガマ等々。
最終到着点のスコトン岬の停留所に到着して下車しようとしたところ、バスの運転手から「バスの方向転換のため岬近くまでバスを移動するので、スコトン岬の先端まで行く方はそのまま乗車しても構わない」とのアナウンスが流れた。
初めて体験する日本の最北端へ足を踏み入れたが、ここでも霧は深く手前の海岸線が見えるだけであった、期待していたトド島やロシア領の展望は許されなかった。殆どの乗客は、このスコトン岬まで足を運んだが、気が付いてみると霧も深いこともあるのだが、どこに消えたのやらいつの間にか解散状態であった。
ここに留まっても霧の晴れる見込みは当分なさそうなことから、足早に礼文島の南端に向けて歩き出したのだが、数箇所「8時間コース」「4時間コース」を意味する案内標識を見かけたものの、自分の歩いている踏み跡が本当にその道なのか半信半疑であった。もっと明確な遊歩道のように感じていただが全く当てが外れた。
歩き出して間もなく、私同様に礼文島の南端(8時間コース)や北側を半周するかのように歩く4時間コースを歩くハイカーが前後に歩いていることに気が付いた。
お互いに何故かしら何処へ向かっているのか会話して確認し合っている。これは、この道が目指す道なのか誰もが確信できないこと。霧の影響もあって何人歩いているのか把握できなく、だんだん不安なっていることが要因だったと思う。私も同じ想いだった。
結論から言うと、どうやら私と同じ終着点(香深港)を目指した者は無く、2組4名のハイカーは、8時間コースを目指しているものの、終着点は手前の礼文林道又は香深井であった。その他の十数名のハイカーは4時間コース利用して島の北半分を目指していた。
人によっては(単独行の女性2名)、歩いている途中、私と話しているうちに8時間コースを諦め途中から4時間コースに変更したものもいた。別に説得したわけではないが装備らしいものを所持していないことから、歩いているうちに遊歩道とは違いその厳しさに気が付いて断念する人たちであった、また、何処から現れたのか(推定だが、宿の車で途中まで送迎された)、台湾人の新婚カップルが召国付近で現れ、必死に私と併走するものもいたが、最後は何処で消えたものかは不明である。
スコトン岬から西上泊までは、途中ゴロタ山登山あり海岸線歩きと、とても変化にとんだコースで、山野草から北海道の2000メートル級の山で見られる高山植物まで飛び出す愉快なハンキングコースであった。ところが、尾根での強風とスタート時点から続く深い霧に包まれ花の撮影は困難を極めた。それよりも、想定していた以上に歩く時間を要して、焦る気持ちで足取りを速める結果となった。
やっぱり4時間コースになっちゃいそうですが~
しかも霧は心細くなります。私の初登山でちょっとだけ一人になった時、初めて味わった事を思い出します。
行くなら天気にも恵まれないといけませんね!
ほんと礼文島って難しいなぁ…
野幌森林公園で満足っていうことにしようかな(笑)
ごめんなさい!名前を入れるの忘れてしまいました
霧が深いとはっきりした道でなければ不安になるものです。
ぜひ、8時間コース挑戦してみてください。香深港までは無理としても、礼文林道に民宿から迎えに来てもらうと時間が短縮できます!!
礼文島と他の散策を二又かけるほうが良いかも!!
レブンアツモリソウだけでも魅力ありますけどね・・・・