#575 奥獅子吼山
2021.11.6 晴れ
会社員時代には10代から70代まで幅広い仲間と山を歩いたが、若い子との山はとりわけ楽しかった。
当時はヤンキーの印と思っていた茶髪の女の子が、山に痛く感激する姿を見たり、70代のメンバーと
意気投合している姿を見たりして、うれしい驚きを味わったのは私の財産だ。
今回一緒したTさんとその仲間との山行はとりわけ印象深かった。その後彼女らはすぐに結婚し子育ての
日々を送ることになって山から遠ざかっていたが、いつの日か連れて行ってくれと何度か言われていた。
今春、Tさん母子とやっと山に行けることになった。保育園の年長さんから4年生の姉妹は元気いっぱいで
2時間以上の山道を登り切って驚いた。紅葉の山にも行きたいと、爺さんに付き合ってくれた。今回は
もう一組の母子も一緒。よちよち歩きの子はおんぶしたことがあったが、4年生、すっかり少年になって
しっかりした口ぶりがちょっぴりさびしい。
少年少女と70代のジジババと落ち葉を踏んで、どんぐりを拾ったりアケビやムカゴを採ったり、ホコリタケを
押さえて煙が出るのに驚いたりほとんど倍の時間をかけて山を楽しんだ。
低い山にも紅葉が
何か見つけた