2014年11月 第3回土佐市議会臨時会

2023-06-09 12:49:41 | ニールマーレ、南風、
平成26年2014年11月 第3回土佐市議会臨時会

議案第2号
新居地区観光交流施設及び避難施設新築工事請負契約について



続きまして、議案第2号の審議に入ります。
  これより、質疑を許します。
  質疑はありませんか。
  (「はい」と、森本耕吉議員述ぶ)
  森本耕吉君。

◆12番議員(森本耕吉君) 三つ聞きます。まず、この工事の実施設計金額が一つ。入札に応募した業者の数が二つ目。三つ目は、実施設計の金額の何パーセントで落札されたか、この三つをお願いします。

○議長(中田勝利君) 有藤建設課波介川・水資源対策担当参事。
  暫時休憩します。
      休憩 午前10時22分
      正場 午前10時22分

○議長(中田勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  有藤建設課波介川・水資源対策担当参事。

◎建設課波介川・水資源対策担当参事(有藤芳生君) おはようございます。先程の森本議員に対するご質問についてお答えしますが、実施設計金額につきましては、ちょっと公表してない分がありますので、ご了承お願いします。落札率におきましては、99.9パーセント。参加団体といたしまして、共同企業体となっておりまので、2共同団体という形になっております。
  以上です。
  (「はい」と、野村昌枝議員述ぶ)

○議長(中田勝利君) 野村昌枝さん。

◆5番議員(野村昌枝君) ちょっと不勉強で分かりませんけれど、その入札された業者、それはちょっと教えてください。もう落札されているから、別にかまんでしょ。
  (「わしの質問によ、応募した業者の数を、はいっちょったけんど、それを聞いてない」と、森本耕吉議員述ぶ)
  そうそう抜けてる。それは言わないかん、みんなの前で。
  (「応募した業者の数もきいちょったはずや。二つ目に」と、森本耕吉議員述ぶ)

○議長(中田勝利君) 有藤建設課波介川・水資源対策担当参事。

◎建設課波介川・水資源対策担当参事(有藤芳生君) 入札の参加団体といたしましては、一般競争入札、それに申込みとして提出された団体としましては、2共同企業体という形となっております。
  以上です。
  (「議長、議長、議長」と、森本耕吉議員述ぶ)

○議長(中田勝利君) はい、森本耕吉君。

◆12番議員(森本耕吉君) どこまで言われんことか、どこまで言うてかまんことか、最近はいよいよ分からんなったがね。この問題に関してのみじゃないけども、たまたまこの問題が今浮上してきちゅうけん、この問題を取り上げちゅうけど、もう既に私たち議会がこれを承認するかしないかという段階まできてるんですよ。事業が。そしたら、今まで経過を知らん限りでは、これに立てれるか、立てれんかということまで影響してくるわけよ。
  例えば、2業者、二つの団体といえば、これにでてない名前の業者をここで発表することは、これはまかりならんことか。それから実施設計の金額ももう既にすんじゅうけん、まあ、聞かんでもかまんことやけど、99.9何パーセント。これは、全くびっくりするような数字でございますが、そんなことでいろんな疑惑が浮上したということではなしに、変な噂が飛び交いゆう、ちまたを。これは、たくさんの関係する、この業界に関係する人々が、すごい金額で落札をしたのうという噂が飛び交いゆう。これは土佐市の恥。だから、そういうことを明らかにしたいので、聞いておるのでありますが、もう一つの団体の名前は言えないのか。そして、たいてなら、土佐市は13も15も業者を並べちょいてやらすが、わざわざこれにはたった二つしか団体が入らなかったか。そういうことが、まあ、問題になっちゅうわけよ。
  あのね、これに文句をつけるつもりじゃないけんど、土佐市のやり方っていうのは、非常におかしい。非常におかしい。これは、世間で取りざたされゆう今回の事業は、どうしてこんなになったがぜよ、という話がでゆうわけよ。それを皆さんにしっちょいてもらいたいきん、あえて質問しゆがじゃが。普通常識で80パーセントとか、85パーセント、悪ければ90パーセント引いて10パーセントじゃ。中には、100円で落としたいう話も過去にはある。それがね99.9パーセントじゃいう話はない。たまたまということは、まず。それをここで徹底的に追求しようか。それとも、さあっとした答弁で済まそうかというふうに考えて、今朝はおりました。しかし、今ここで審議をし、承認をせないかん問題ならば、これは大事な施設ですんで、1日でも早い結果を出したい。ほんで、その気持ちはありますんで、じゃまくるつもりもないし、ただ、もう一つの業者が名前がでてこん。市が設計した金額が、逆算すれば分かること。そういうことをさらりっと言うてくれた方が気持ちようないろうか。あえてずくばるやったらこっちもちっとずくばってみてもおもしろいけんど。いっぱい情報ははいっちゅうがやき。
  ま、ちょっと休憩しいや。休憩したらえいで。

○議長(中田勝利君) 暫時休憩いたします。
      休憩 午前10時29分
      正場 午前10時33分

○議長(中田勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  中内総務課長。

◎総務課長(中内一臣君) 森本議員さんからのご質問に、お答えいたします。
  まず、今回の入札におきましては、土佐市の業者との共同企業体ということで公募いたしました。その中で、参加事業者は二つの共同事業体ということで、入札を実施することになりました。もう一つの事業体でございますが、北村・土佐土建特定建設工事共同企業体でございます。なお、市の入札、また他市町村、県におきましても入札参加者が非常に少ない内容であったり不調があったりということが去年から起こっているという状況もございます。よろしくお願いいたします。

○議長(中田勝利君) 森本耕吉君。

◆12番議員(森本耕吉君) 私がね、一番強調したいのはね、地元業者を保護・育成するという建前のもとにやればこれしかできないと、いうことを皆さんに理解をしてもらいたいが。分かる。たった二つしかできん。土佐市にそれだけの業者しかおらん。だから、企業体というのが幾つもできん。そういうことを理解をしたうえでやらんとね。いかに今度のやり方が地元業者の保護・育成をねろうたか、いうふうに善意に解釈を皆さんにしてもろうたら、済むことよね。そういうことにしょうやいか。了解。私は以上です。

○議長(中田勝利君) ほかに質疑はございませんか。
  野村さんかまんですか。先に挙げちょったの。
  質疑はございませんか。
  (「いや、私、座っていいですかね」と、野村昌枝議員述ぶ)
  野村昌枝さん。

◆5番議員(野村昌枝君) 非常に、私はいつも情報開示を取るんですけど、入札について県庁もこの間、あそこの法人さくらが入札をした状況も黒塗りで絶対出さないがですよ。どうして、公正な入札をみんなに、市民にお知らせするのに黒塗りなんですかって、私は再三白塗りにさせました。皆さんの税金を使って公正な入札をするときに、オープンに、透明にするのが私は行政の責務だと思っています。そのことをお伝えしたい。お願いしたい。

○議長(中田勝利君) 答弁はかまいませんか。

◆5番議員(野村昌枝君) いや。お願いしたいを、じゃ、消しますので、そのことについて一言コメントをください。答弁を。

○議長(中田勝利君) 中内総務課長。

◎総務課長(中内一臣君) 野村議員さんのご質問に、お答えいたします。
  公表できるものにつきましては、全て公表いたしておりますので、よろしくお願いいたします。
  (「はい、是非よろしくお願いします」と、野村昌枝議員述ぶ)

○議長(中田勝利君) 大森陽子さん。

◆2番議員(大森陽子君) 落札率が99.9パーセントいうたら、まあ、これ立てってかまんろうかと思うて心配です。それで、もう一方の業者さんが100パーセントを超えたのか、どうか、落札の価格がね。それでもう一つと。
  もう一つは、これがもし、事業としては必要な事業であっても予算がもし認められなかったらどうなるのか、そこな辺をお答えください。

○議長(中田勝利君) 暫時休憩いたします。
      休憩 午前10時38分
      正場 午前10時42分

○議長(中田勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  中内総務課長。

◎総務課長(中内一臣君) 大森議員さんからのご質問にお答えいたします。
  もう一つの業者の入札金額でございますが、消費税抜きで5億500万ということになっております。
  (「100パーセント超えちゅう。99.9パーセントやなくて、100パーセント超えちゅう」と、大森陽子議員述ぶ)
  はい、上ということですね。落札業者よりは上の金額でございます。
  それと、ここで議決をいただかなかったらというご質問でございますが、現在、仮契約でございますので、契約にならない。仮契約が無効ということになります。

○議長(中田勝利君) 大森陽子さん。

◆2番議員(大森陽子君) ここでちょっとお話があったんですけれど、もし、認められなくって、もし再入札みたいなことになったら、その99.9パーセントの業者さんはそこから排除されるということになりますか。再入札というか。
      (発言する者多し)
  続いて言いますね。森本議員さんの方から地元業者の育成ということ、また諸般の事情から非常に手を挙げる業者も少ないということ、それから必要な施設ということ、なんかを考えたりそれから、そうやらざるをえん状況。もしこれ否決されたら、次が大変になるというお話がここであるんですけれど、そういうふうなことが分かれば99.9パーセントも手を挙げざるを得ないかなあ、と思うけれど、そういう事情が十分分からない中で、私は立てるのはとても躊躇します。そういうふうな、うっちゃけたお話を休会中でもかまいませんので、教えていただければ非常にありがたいです。

○議長(中田勝利君) 暫時休憩いたします。
      休憩 午前10時46分
      正場 午前10時47分

○議長(中田勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  田中副市長。

◎副市長(田中和徳君) 大森議員さんのご質問に、お答えいたします。
  まず排除できるかできないかという部分につきましては、しかるべきそういった排除すべき要件がなければ排除することができないというふうに考えております。
  それともう一点、先程来各議員さんからいろいろとご意見ございましたが、今回の入札結果99.9パーセントという数字をもって、それが不適切であるという根拠にはなかなかならないのではないかなというふうに考えております。
  少しへちの話もしますが、現在の高知県内の入札状況につきましては、建築につきまして、特に、いわゆる入札に参加を辞退をする業者、工事によりましては10社以上入札の指名をしましても、全社が辞退というような事案も土佐市内でも起こっております。そういったことから非常に建築資材、あるいは労務賃の高騰によって建築物の入札には我々も苦慮しておるという状況がございますので、ご理解をいただきたいと存じます。

○議長(中田勝利君) 大森陽子さん。

◆2番議員(大森陽子君) 副市長の答弁で、この業者を排除できるかどうかというふうにおっしゃられましたけど、私は排除してほしいという意味で言うたんじゃないですよ。そのことはご理解ください。排除するべきだという意味ではありませんので、はい。答弁の内容はよく分かりました。

○議長(中田勝利君) ほかに質疑はございませんか。
  村上信夫君。

◆3番議員(村上信夫君) 土佐市の業者との共同企業体というのが条件ということですけれど、その土佐市の業者は何社ぐらい予定をされたんでしょうか。また、その業者の条件ですけれど、ランク、点数によるランクなどを基にしてるんでしょうか。せっかく一般競争入札にしてるんですから、やはり何社かの想定をしてないといけないと思うんですけど、そこをお願いします。

○議長(中田勝利君) 暫時休憩いたします。
      休憩 午前10時51分
      正場 午前10時53分

○議長(中田勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  中内総務課長。

◎総務課長(中内一臣君) 村上議員さんからのご質問に、お答えいたします。
  市内の業者、点数で640点以上の業者で5社を選定しております。市外につきましては900点以上ということで、実施いたしました。以上です。

○議長(中田勝利君) 村上信夫君。

◆3番議員(村上信夫君) 市内で5社ということですけれど、それだったらなぜ指名競争入札にしなかったのか。一般競争入札に、なぜしたのかということを。ま、あの、指名競争入札だったら、確か標準の指名業者数というのがあったと思うんですけれど。それは何社くらいでしょうかね。それを少しお願いします。

○議長(中田勝利君) 暫時休憩します。
      休憩 午前10時55分
      正場 午前11時 5分

○議長(中田勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  中内総務課長。

◎総務課長(中内一臣君) 村上議員さんのご質問に、お答えいたします。
  一般競争入札につきましては、土佐市一般競争入札実施要綱によりまして、設計金額が3億円以上の工事につきまして、一般競争入札で行うということにいたしております。

○議長(中田勝利君) ほかに質疑はございませんか。
      (「なし」と呼ぶ者あり)
  質疑なしと認め、質疑を。
  (「ちょっと待って」と、黒木茂議員述ぶ)
  黒木茂君。

◆1番議員(黒木茂君) ちょっと教えてや。99.9パーセントで4億9,442万4,000円と。消費税が3,662万4,000円になっちゅうわけよね。とこがいんま課長が言うた北村・土佐土建で入札金額が5億500万。これは消費税抜きというて聞いたわね。ということになると、99.9パーセントが消費税を込んだもんというようになっちょらあね。で、4億9,442万4,000円と。ということになると、実際の入札金額は引いたもんやから、3,600万引いたもんやき、4億5,780万ということになるがやけども、そういうことに考えて間違いないろうか。それでよろしいですということになると、5億500万とえらい違いになってくるわね。2社しか来てないのに、片一方は非常に大きいと。差がありすぎると思わん。
  最近、昔の話では、コンピュータ-で300万くらいでよね、全部ばっとやって一発で計算がでるという話になっちょら、今。だから、99.9パーセントは、言えば、そこのことを考えたら間違いない、ことになると。たたきじゃないわけやき。いけるということになると、いうことになると思うがよ。だから、僕は99.9パーセントが非常にひどいなあと思うたけども、片一方では差があるきに、そこなところがまあ、まあまあ、いろいろ考えを巡らすところがあると、いうことになると思います。
  以上です。

○議長(中田勝利君) 答弁はかまいませんか。答弁は求めませんか、黒木茂君。
      (発言する者あり)
  ほかに質疑はございませんか。
  (「はい」と、村上信夫議員述ぶ)
  村上信夫君。

◆3番議員(村上信夫君) すみません。もう一つ参加されたのは土佐土建だけ。土佐土建と北村。
  (「共同事業体よえ」と述ぶ者あり)
  共同事業体。はい、分かりました。
  (「議長、もう何回も何回も、3回以上言うたろ。ちゃんと議長は、そこな整理をしてもらわんとよ、なんぼでも何回も何回もおんなじもんが質問しゆうようになるけよ。もうあんた5・6回になりゃあせんかえ」と、江渕土佐生議員述ぶ)
  (「言うてない」と、大森陽子議員述ぶ)
  (「3回ないことないろう。3回を目安にと言うた」と、江渕土佐生議員述ぶ)

○議長(中田勝利君) じゃ簡潔に。
  (「簡潔です」と、大森陽子議員述ぶ)
  大森陽子さん。

◆2番議員(大森陽子君) 最後に、おおむね私もこういう建設業界の状況は理解しました。最後にひっとつ聞きたいは、この賃金とか社会保険に入っているかという、ありましたよね。国交省いうか。その基準には適合してますか。その賃金の労務労働者、一般労務労働者の賃金を上げなさいという勧告があったと思いますけど、通達が。で、せめてそれはやっていただかんといかんなあということです。
  以上です。

○議長(中田勝利君) 中内総務課長。

◎総務課長(中内一臣君) 大森議員さんのご質問に、お答えいたします。
  積算におきましては、全て含めた積算になっておりますので、よろしくお願いいたします。

○議長(中田勝利君) ほかに質疑はございませんか。
      (「なし」と呼ぶ者あり)
  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
  これより、討論を行います。
  討論はありませんか。
      (「なし」と呼ぶ者あり)
  討論なしと認め、討論を終結いたします。
  これより、採決を行います。
  議案第2号、本案を原案どおり決することに、賛成の方の起立を求めます。
      (賛成者起立)
  起立多数であります。
  よって、議案第2号は、原案どおり可決されました。
 

2015年 12月 土佐市議会 第4回定例会 一般質問  黒木茂  新居地区観光交流施設について(全文) 

2023-06-09 12:35:49 | ニールマーレ、南風、
平成27年 2015年 12月 土佐市議会 第4回定例会
一般質問  黒木茂 
新居地区観光交流施設について(全文)


◆1番議員(黒木茂君) どんじりに控えまして、何とか一生懸命早く済ましたいと思いますので、よろしくお願いします。
  新居地区観光交流施設について、これは9月議会でも質問をいたしましたが、最近、所管で頂いた資料と現在8・9分どおりできあがっている現場を見せてもらいました。そして、幾つか疑問点がありますので、確認のために質問をするところであります。
  9月議会におきまして、久保議員の、この施設を土佐市観光の拠点にすべきとの質問に対して、市長の答弁は、以下のとおりでした。
  当施設は、高知龍馬空港、高知新港、桂浜など海岸線でつながっており位置的に有利であること、奇跡の清流仁淀川と雄大な太平洋に臨み景観的にすばらしく、併設する避難タワーは展望所として開放する予定であり、多くの観光客や市民の憩いの場、土佐市の観光拠点となり得るものと期待をいたしております。現在、NPO法人で検討していただいております内容といたしましては、1階の直販所では地場産品をはじめ、仁淀川流域の町村や友好都市提携を結んでおります江別市にも協力をいただきたいと。2階はフードコートやカフェを中心とした市内外の若者も憩える空間を演出したいと考えているとのことであります。
  また、このエリアには、既に多くのサーファーが訪れておりますが、新たにカヌーやサイクリングなどアウトドアスポーツ、手ぶらで来てもバーベキューが楽しめるようにコンロの貸出しをするなど、誘客に努めたいとも伺っております、と述べております。
  また、私の2階のフロアの活用についての質問には、有藤参事は、交流スペースとして、多目的広場、研修室、厨房があり、延床面積242.46平米あり、客席にすれば、80席程度が収容可能となると。現在、NPO法人新居を元気にする会で検討していただいている内容といたしましては、2階フロア全面を利用したフードコートやカフェを中心にして市内外の若者も憩える空間を演出したいと考えているとのことであります、と答弁をしております。
  この交流施設は、まちづくり交付金の中の地域交流センターと観光交流センターの整備交付金を導入したものですが、所管からもらったまちづくり交付金ハンドブックによりますと、観光交流センターとは、地区を訪れる観光客への観光案内や観光客と地域住民との交流のための施設であると。対象となる施設例は、観光客は随時利用でき、地域住民と観光者の交流の場となる施設。それから、地域の観光情報の提供や地場物産等の紹介を行う観光案内所。上記に付帯して整備される、観光客の休憩スペース、地域の文化・伝統を紹介・体験できるスペース、地元物産を紹介・即売するスペース(原則として、当該施設による収益が維持・管理費程度であることとし、当該施設の収益により施設整備費が回収できる場合は支援の対象外)であると。
  また、観光交流施設とは、地区を訪れる観光客への観光案内や地域住民との交流のための施設であると。対象施設としては、観光客が随時利用でき、地域住民と観光客の交流の場となる施設。地域の観光情報の提供や地場産品の紹介を行う観光案内所。上記に付帯して整備される、観光客の休憩スペース、地域の文化・伝統を紹介・体験できるスペース、地元物産を紹介・即売するスペース(原則として、当該施設による収益が維持・管理費程度であることとし、当該施設の収益により施設整備費が回収できる場合は支援の対象外)ですという内容のもとでの施設っていうことになるわけです。
  これを基にしてつくりあげたのが、地図入りで1階2階の資料を頂いております。1階といたしましては、指定管理者である新居を元気にする会がやるんですけども、1階の直販施設ということで、金額を言いますと、28年度の目標額として、売上げが3,000万で、22%の経費を引いて純利益が660万。かき氷が229万5,000で、純利益として195万。おでんについては636万で、純利益として508万8,000円。焼きそばが300万で、利益が210万。いも天、ポテトが売上げ600万で、利益が360万。おむすびセットで600万の売上げで、利益が360万と。そこでまた、イベントを5回やりましてね、1回イベントで利益が20万で100万。合計が2,393万8,000円ということになっています。
  そこで、これは全部経費を引いて純利益なんですけども、人件費といたしまして、4人で携わった場合が人件費が952万3,200円で、純利益が1,441万4,800円と。5人の場合が人件費が1,190万4,000円で、純利益が1,203万4,000円。6人の場合が人件費が1,428万4,800円で、純利益が965万4,000円というふうな試算があります。これは1階部分の直販を中心にした指定管理者の収入というところで見積書が出てるわけですね。
  そこで、2階の部分です。これが問題だと思いますけども、2階につきましては、ちょっとこれ全部は言えないんですけども、2階が多目的ホールのイメージ図としてグループA、グループBと。それから、地元の任意団体が活用するというところでもって、イメージの表が出ております。これはどういうことか言いましたら、今回の議案第3号で載っておりますような、賃貸しですね。賃貸しというところでもってやっておるわけですけども、2階の多目的ホールというところで研修室が4個、10.5平米が4区画ですね。そこで多目的ホール、これが30平米のものが3カ所と。これを利用者に貸すというふうな企画になっております。で、当然議案3号に載せておりますけども、今回の議案3号といたしまして、「土佐市立新居地区観光交流施設及び避難施設の設置及び管理に関する条例の制定について」というところで、市長が提案をしているところでございます。こういう状況の中で、市長にお聞きをするところです。
  この議案3号が可決された場合に、指定管理者であるNPO法人新居を元気にする会が、以前から私が思っておりますけども、考えております、また先程市長それから有藤参事が答弁がありましたように、2階フロア全面を利用したフードコートやカフェには使用できなくなるんではないかと私は考えるところですけども、市長はどういうお考えでしょうか。お考えを質問いたしまして、1問目といたします。

○議長(中田勝利君) 暫時休憩します。
      休憩 午後 3時23分
      正場 午後 3時24分

○議長(中田勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  板原市長。

◎市長(板原啓文君) 黒木議員さんからいただきました新居観光交流施設に関する御質問に、お答えを申し上げたいと存じます。
  御質問は2階の計画として全面をフードコートという形で利用することもあるということが可能かという御質問があったと思います。交流施設の2階につきましては、地域交流センターという位置づけをしておりまして、地域住民の皆様の相互交流を目的とし、多目的ホール、研修の場、地域の憩いの場等で活用いただけるスペースとなっております。活用いただく団体によって様々な用途で活用できるような空間となっておるわけでございまして、地域食材をPR、提供できる場として、2階には厨房があるわけでございまして、これを活用をいただき、施設を訪れた方が御自身で好きな食べ物を選び、食事をしていただけるいわゆるフードコートのような、全フロアを使った活用も可能でございますので、御理解賜りたいと存じます。

○議長(中田勝利君) 黒木茂君の2回目の質問を許します。

◆1番議員(黒木茂君) これは市長、だから、どういうことです、結局、貸席と言いますか、全部貸すと。それぞれの利用者に貸すということになるわけですよね。
      (発言する者あり)
  それ、なんですか。その、えっと、市長はそう言うけどもよ、この指定管理を受けた新居を元気にする会にも了解のもとなんですか、これ。
  こら、そら、だから僕はその、そのときも伺っておると。有藤氏のこの何もそう、答弁もそう。とのことであります、とも伺っておりますと。だから、僕はそこがおかしいと思うから、ここに力を入れて、議事録のとおりに読んだがですけどもね。
  だから、それはね、しかしね、これ、地元のその新居を代表する組織体が考えておる、指定管理を受けた組織体考えておることと完全に相反するんですよね。そうすると指定管理者は下の直販所では一応利益を上げれるけれども、上では何にもできないと、いうことになるわけですよね。
  ちょっとこれはね、だから結局どういうことかいいましたらね、先程言いました交付金ですか。制度・資金の使い方が間違っておると。これやらざる得ないということになるわけですよね。ところがね、これよう考えてもらわんと、新居にはね、コミセンがあるんですよ。コミセンの役割をね、ね、あるにかかわらず、なんぼなんでもよね、2階に同じようなものをつくると。ここを利用せいでも、新居のコミセンが、ほいで、なんぼでもその類いのものがつくれるんですよね。これはね、総合的に考えてもらわないと困るし、それから、その何ですか、新居を元気にする会はよ、これ何です、納得すると思いますか。
      (発言する者あり)
  納得したからこれやりゆうということですか。
  もう時間がないからなんですけどもやね。
  ええとね、市長ね、僕がね、これ見せてもらったいうのがね、何か言いましたらね、厨房がね、オール電化いうこと聞いてびっくりしたがですよ。だから、なんで、それこそ、うちの取引のある詳しいやつと一緒に見に行ったがですけどもね。そしたら、なんと、数でいきましたら、35種類の厨房機器がずらりと並んでおったと。更に驚いたことは、冷凍冷蔵庫があり、台下の冷蔵庫があり、電気丸型の炊飯器がありですが。これね、1台49万するがですよ。それから、IHのフライヤーがあり、調理器があり、スチームコンベクションオーブン。これすごいがですよ。これ知らんでしょう。僕も初めて見ましたけどもね。電気とガスと両方ありましてね、ほんで温風と水蒸気でやったら万能調理器なんですよ。こんなもんあんまり据えちゅう厨房ない。これね、69万3,000円するがですよ。ほんで、それから、電子ジャーあり、スープジャーがある、スープジャー。それこそバイキングでスープを温めるね、温めて常時置いちょく何ですよ。それがあり、それからもう一つ、台下の冷蔵庫がもう一個あり、更にですよね、自動食器洗浄機あり、消毒保管機あり、更に製氷機あり。最も驚くものがプレハブの冷蔵庫があります。2.25坪。合計してですね、合計してね、1,185万1,000円。こういう施設なんですよ。これを使って何をするかいうたら、先程市長言うたようによね、料理、その地元の人達が地元の食材を提供する料理を作る。バイキングどころの騒ぎじゃないがですよ、こりゃ。これを使いこなす地元の人がどれくらいおるのか。一人もおるわけないですよ。ね。そういうものを、だからこれね、過剰投資なんですよ。
  それからもう一つ言いましたらね、私、調べて、あのね、このガスに代わる器具、丸型の炊飯器とか、フライヤー、調理器、スチームコンベクションオーブン、それから給湯器、これを見ましたら、これだけを合計したら、電気製品が521万4,000円。片一方、ガス器具でやれば、204万なんですよ。317万4,000円の差がある。こういうものを発注してですよ、やっておると。これはね、通常、計算をちょっとでもできる人が考えたらね、こんなことするわけ絶対ない。僕は、いちゃもんつけるがやないですよ。おかあしいということ言いゆう。だから、それはね、けども設備ですから。設備を活用をした施策の展開ができるんですよね。そうするとこの貸席はあるんだから、コミセンが、新居の、まだできた。これへよね、新居を元気にする会が考えておるようなね、そのフードコートはちょっと問題があるがですよ。それはまあさておいて、そういうものを使うと、に活用するということやないとですよ、第一あなた、新居を代表するですよ、新居を代表してですよね、土佐市を代表する土佐市の観光拠点にはならない、そうでしょう。だから、これ、どういうことかいいましたらね、あれをつくるために、ね、こういうがんじがらめの縛りのある予算を導入してつくったということなんですよ
  そうするとですよ、どういうことかいいましたらね、いやいや我々議員にも責任があるがですよ。去年の11月にこの予算を通したんですからね、何にも知らずに。しかし、それは何のためかいいましたらね、新居地域の活性化のため、ひいては波介川導流における新居地域の住民の意に沿うようなものをつくりあげるというところでもって、やったがですよ。だから、議員は誰も文句言うもんはなかった。だから、めくら判を押してこの予算を通したと。結果的にはね、そういうことになっちゅうがですよ。
  だから、僕は、ねえ、これね、これがほんとにどうしてもこれせないかんがやったらね、ええとね、何しろ、避難塔は、避難塔については、また別の何でいけると思いますよね。そうするとですよ、観光交流施設については3億。それで、国からの補助金が1億2,000万。だから、これね、これもう、よっしゃ分かったと。市長がですよ、よし1億2,000万出そうと。これ戻そうと、国へ。これでやろうということ決めてもらったら、OKになるがですよ。そうしないとですよ、新居を元気にする会が納得すると思いますか。僕は思わんと思う。
  それから、もう一つ大事なことはですよ、僕いろいろ考えましたよ。これね、観光拠点にすると、市長は、なると思うちゅうと言いましたね。諸々の条件、ねえ、空港から近い、それから桂浜沿岸へつながっておる。清流がある、太平洋がある。僕はあると思いますよ。ところがですね、問題は、あの2階の部分が一番大事なんですよ。2階の部分をそういうことで使うことによってね、何にもならん。あのね、僕はね、ほんとにね、観光とは何ぞやと辞書で引いてみた、分からんから。そしたらね、他の土地を視察すること。またその風光などを見物することと。拠点とは何であるや。活動のよりどころとなるところと書いております。観光資源とは何だ。これが大事なのよ。多くの観光客を集め、利益をもたらす名勝、遺跡、温泉などと書いてますよ。これなんですよ。だから、どういうことかいいましたらね、展望塔があって、集客施設、下は直販所、上にそういうものがあって、上へ行ったら分かりますけども、非常にきれいな。あそこを活用してですよ、いろんな人、サーフィンの客、いろんな客が来るであろう。その人達を上に導入してですね、利益をもたらす施設をつくらんといかんがです。そうじゃないとね、どうしようもない。投資効果もないでしょう。第一、厨房もあんた、終わりやん。ほんとにね、これすさまじい、一緒に行ったうちの社員もたまげちょったですよね。すごい設備ですねと言うて。僕が生まれて初めて厨房見た中では、ああ、こんなもんかなと思うたですけどね。けど、分からんからよ。知っちゅう人はびっくりするんですよ。こら、あんた、なんで、プレハブの冷蔵庫があるがですからね、2.25坪の。こんな施設はちょいとないし、すさまじいその厨房機器、調理機器がある。だから、これをですね、これを、どうするのか。それから、新居の、その元気にする会、指定管理者達がどう考えてどうするのか。意に沿うようにするのか。それを説得してやめるのか。やめらすのか。どっちかですよね。これは市長がよう考えてもらわんといかんとこやと思いますけども、私は、この5億をね投資をした事業をですよ、事業をぱあにしたくない。宇佐の活性化にもつながると、僕は思うがですよ。だからこれを、どうしても成功ささないかんと思うてます。だから、質問しゆうがです。なんとか市長、あなたの英断でね、戻すなり、かあるなり、このがんじがらめの制約を解いて、これを成り立つような形のものを、本当の観光資源を活用した、ね、観光の根拠にすると。拠点にするということをぜひお願いしたいですが、どうでございましょうか。

○議長(中田勝利君) 板原市長。

◎市長(板原啓文君) 黒木議員さんから再度いただきました御質問に、お答えを申し上げたいと存じます。
  当該施設に対して熱い思いを寄せていただいていること、ほんとにありがたく思っております。当該施設につきましては計画の趣旨、目的や交付金要綱に沿った中で、新居地区観光交流施設として土佐市の新たな観光拠点施設となるように指定管理団体や関係者の皆様方と協力してまいる所存でございます。で、この施設のソフト面の将来像といたしましては、新居地区の皆さんが主体となって地域外からの人材も受入れながら交流施設を拠点にそれぞれの地域の課題やニーズに応じて、生活・福祉・産業・防災・環境保全といった様々な活動に総合的に取り組んでいただき、活性化につなげていただきたいというふうに考えているところでございます。
  この施設の定義といたしまして観光交流施設となっておりまして、食・素材、加工品PRはもとより、施設周辺にある豊かな自然環境を最大にいかす体験滞在型等の観光メニューの提供についても、関係団体と話し合いを進めているところでございます。
  議員御指摘のNPOの考えに反するというふうなお話もございましたが、NPOとも協議を十分に重ねながら進めていっておりますので、御理解を賜っておきたいと思います。
  議員さんにはいろいろと諸種御提言またアドバイスもいただいた内容もございます。一つ一つ運営主体と協議・検討をしていきたいと存じておるところでございますし、また外部の専門家等のアドバイスもいただいてまいる考え方でやっております。
  そして、器具についてのお話も何度か出てまいりました。私が承知・把握しておる範囲におきましても、ガス器具もあるというふうに聞いておりますが、とはいえ、電気器具が確かに多いということは確かである。
  (「いやガス器具ないですよ。何がある」と、黒木茂議員述ぶ)
  いや、あるように聞いておりますが、電気器具が多いということは確かだというふうに承知しております。これもやはり太陽光発電を上へつけておりまして、電気をやはりそういったものに使っていく、いうそういったコンセプトで取り組みが進められてるというふうに理解をいたしておるところでございます。
  いずれにいたしましても、議員さん御指摘のとおり、やはりここを大きな観光の拠点にできるように、頑張っていきたいというふうに思っております。
  以上でございます。

○議長(中田勝利君) 黒木茂君の3回目の質問を許します。

◆1番議員(黒木茂君) 制限時間が後6分しかないがですけどもね。
      (笑 声)
  あのね、市長ね。このね、協議をずっと重ねた言うけども、私の聞いちゅう範囲内は、もう、はっきりいいましてバイキング、ようやくなんとか考えらしてもらったいうだけの問題でね。こらね、あの、何ですよ。それから、ま、そら説得するのはどっちみち市長やないづつ、また副市長が行くことになるろうけどもやね。大変なことになると思いますよ。けどね、ほんとにね、市長ね、こらね、冗談やないですよ。あのね、26年11月のこの請負契約についての何は、波介川河口導流事業における新居地区振興策として整備するものでありますと書いてますね。で、この議案第3号においての設置の目的については、新居地区の振興による市全体の活性化を目的に交流施設を設置すると、ね。こういうて書いちゃう。だからね、どういうことかいうたら、それがそれに値するような内容になららったら、あんた、うそを言うちゅうことになるわけやからね。よっぽど考えてもらわないと、あれやし、ま、いやあ非常に頭のえい、あれですよ。例えば浜田議員の支持者がよ、すっと見たら分かる。こら何な、ありゃと。おまえ、あの議案に賛成したかと。もう、おまえは、その何ぞ、おれはもう、おまえ推さんというて言われるかも分からん。これは浜田議員の命運に関わるかも分からんですよね。
      (笑 声)
  僕の支持者は、こんなのおりますよ。おんしゃ、何をぬかしよりゃ。おんしゃ、ぶち殺すぞ言うがおるがよ。
  だからね、考えないかんことは、もう時間がないから止めますけどね、あのね、考えてくださいや。このね、都市再生の計画の中でもよね、新居を守る会と行政3者が国・県・市とがですよ、一緒になってね、年2回、会をしておるとここに書いてますよね。この中でもですよ、いろいろこれから先、僕はあの難しい男がなんちゃ言わんのが不思議でたまらんけどもよ。
      (笑 声)
  まあ、そこのところがあるからなんですけども、私はそう思います。これをそのまま進めよったらえらいことなる可能性が強い。そのことを警告して、質問を終わります。
      (拍 手)

○議長(中田勝利君) 以上で、1番黒木茂君の質問を終結いたします。
  これをもって、議案に対する質疑並びに一般質問を全部終結いたします。
  議案付託表を配付いたします間、休憩します。
      休憩 午後 3時46分
      正場 午後 3時47分

○議長(中田勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  これより、議案の付託を行います。
  ただいま議題となっております議案第2号から第16号まで、以上15件については、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
  なお、委員会は1日1委員会の開催で、委員会の会場は本議場であります。
  よろしく審査をお願いいたします。
  以上で、本日の日程は、終了いたしました。
  次の本会議は、12月15日、午前10時開議であります。
  定刻の御参集をお願いいたします。
  なお、委員会審査は12月11日までに終了していただきますよう、お願いいたしておきます。
  本日は、これをもって散会いたします。